ブランドが文化を作る必要がある理由

仕事柄、ブランドやサービスなどのファンの方とお会いしたり、ファンの方が集まる場にお邪魔することがあります。

そこで毎回、なぜこのブランドを好きになったのですか?と聞くのですが、結構な頻度で感じるのは「あ。この人はこのブランドではなくジャンルそのものを愛してるんだな」ということです。

何より知識がすごい。「やばい…ついていけない」と焦ることもしばしば。そのジャンルのプロとしてやっているのにも関わらず恥ずかしい限りです。

でも考えてみれば当たり前ですよね。自分の趣味や好きなことに凝りだして、いくつもの種類のプロダクトを試し、すべてを知った上でそのブランドにたどりつき、わざわざファンが集まる場に来ているわけですから。

コアなファンは実は一番のマーケッターでもあるわけです。

そのファンに向けてできることはなんでしょう?他社商品と比較して「ここが優位なんです!」と打ち出すことでしょうか?そのファンだけに「特別な」サービスを施すことでしょうか?

もちろんそれを喜ぶ人もいると思います。でも、僕が実際にそういったファンの方たちと話して感じるのは(それも強烈に)、僕らブランド側やサービス提供側の「次の理想を聞きたい」もしくは「一緒に考えてみたい」ということです。

だから、僕らがせっせとやるべきことは、(いささか突飛ですが)そのジャンルの「文化を作る」ことなのではないだろうかと思うわけです。
※もちろん新しいユーザーを獲得するための施策も並行しながらです。

個人的な感覚でざっくり言ってしまえば、文化は「思想×共振」が雪だるま的に大きくなっていく様そのものだと思っています。

まずはブランド側が目指す未来や「こうありたい」の思想を指し示すこと。そしてその思想をワクワクしながら待ち、彼らもそのことについて「語り出す」こと。これらを繰り返すこと。

今のSNS時代においては、よりこの共振が可視化されやすくなっていると思っていますし、そんな姿勢を示すことをコツコツとていねいにやっているブランドは外から見ていて「ちょっと覗いてみたいな」と思うもの。

そういうブランド作りをしてみたい。

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ありがとうございます。 サポートって言葉、良いですね。応援でもあって救済でもある。いただいたサポートは、誰かを引き立てたたり護ったりすることにつながるモノ・コトに費やしていきます。そしてまたnoteでそのことについて書いていければと。

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平山高敏

本業はドリンクメーカーのデジタルマーケティング。元ことりっぷwebプロデューサー。メディアとマーケティングを行ったり来たり。メディアのこと、コミュニティのこと、働くということ、その他諸々よもやま話。

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日々暮らしの中で感じる違和感や悩みなどを、自分なりの解釈を加えて備忘録として残しておく試み。みなさんにも「#平日の備忘録」で投稿いただきながら、対話をするような、往復書簡するような、そんな場になれば幸いです。
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