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カメの水替えで気づいた、2つの教訓

カメの水替えをしたら
・使命感がひとを動かす
・「やりたいから、やる」が大切

ということを再確認したお話。


ひっさびさにカメの水替えをした。
めんどくさい、しんどい、さむい、明日やる、、、
とか言い続けて今日を迎えてしまった。

夏場は2週に一度は水替えしないと、水槽から魔女の釜茹でみたいな異臭が漂ってくる。魔女の釜茹嗅いだことないけどな。
けど、冬場はエサもあまり食べなくなって、1カ月に1回くらいの水替えでもOK。OKなのか?

なんだけど、今回は2カ月くらいは過ぎてる気が・・・。

2月に入るとさすがに外での作業は厳しいので、日差しのあるときにやってしまおう!と、水替えを始めた。

教訓1

使命感がひとを動かす

言い方はなんだか大げさだけど、生き物を飼っていると
「自分が世話をしなきゃ、生き物が死ぬ」という重大な事実に直面する。
「めんどくさいから死んでしまえ」と思える剛の者は、この先読まないでほしい。

生き物飼ってると、年齢性別にかかわらず使命感が芽生えると思う。
だって飼い主がなんにもしないと、死んじゃうんだから。やれ。

今日も「あ~くっそ寒い。なんでオレは冷めてぇ水を手にかけながら、ヘドロ的なものをたわしでゴシゴシしてるんだ?」

とか言いながら、しっかり「水槽」という名の衣装ケースを洗い切って
「あ、ぶくぶくのフィルター買わなきゃ。ついでにエサも買っておくか」
などとメモを取る始末だ。

犬の散歩をする人も、似たようなもんではなかろうか?

そうやって、なんだかんだ用事が済んでしまえば・・
寒くて、割としんどいはずなんだけど、そうでもない。
「やらなきゃ」という気持ちは心も体も強くする。

教訓2

「やりたいから、やる」が大切

「やりたいから、やる」なんて、あたりまえではあるんだけれども、結構ないがしろにされている「やりたいという気持ち」。
でも、これがないと、なにかのせいにする病が発動しやすい。
これは、カメ太を洗い終わったら説明しよう。

水槽を洗い終わって、
風呂場で待機しているカメ太を洗い始めた。

毎度のことなんだけど、こうらをたわしでゴシゴシしようとすると、ダッシュでどこかに行こうとする。
遊びたいのだ。そりゃそうだ。

普段、とんでもなく狭い水槽の中で、外でのびの~びしてやがる人間どもを見ているのだから、気持ちはよくわかる。当然だ。

しかーし!

オレは貴様をきれいに洗いたいのだ!
お前は、遊びたい。
オレは、洗いたい。
それで結構!

そのままで行こうじゃないか、話し合いは必要ない。
でか、できん。

そうして、カメ太の逃亡を阻止しながら背中をゴシゴシしまっくて
「フッ、きれいにしてやったぜ。」と満足する。
めっちゃ清々しい。
それでいい。

これが、
「カメのため」とか言ってカメのせいにすると
「なんでお前のためにこんなに頑張ってるのに、お前は・・・・。」
とか、なるんじゃないだろうか?

こどものため
親のため
友達のため
恋人のため
上司のため
部下のため
会社のため

なにかのせいにすると、だいたいしんどくなる。

そんなのどうでもいいから
「やりたいから、やってる」
ってのがやっぱり大事なんだな、と。

くっそさむい空を眺めながら、おじさんは2つの教訓を得たのだった。

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