この前も書いたんだけど、わたしが運営しているサイトで、やりたいことがわからない、ってみんなやってくるわけですよ。

それはもうせつないくらいに悩んでいるんだろうなというのが、アクセス解析の結果から見えてくるわけですが、今日の他の方のnote見て一つ気づいた。

ああ、そうか、って。

やりたいことってのは、どんどん変わるんだなって。

だから、30代や40代でも自分がやりたいこと、わからなくなっちゃうこと、あるんだ。なるほど、って。

自分のことを振り返ってみると、わかった。

二十代は懸賞マニア

二十代のころは、懸賞にはまってました。懸賞マニアというやつですな。

はがきでも、雑誌でもネットでも結構当たってた。自分なりに当たるテクニックとか調べたり考えたりして。確定申告するほどまではいかなかったけどね。

でも、ある時むなしくなった。

懸賞はがきに書くテキストがむだに消費されていくような気がした。

懸賞はがきにコメント書いたら当たるという実感は確かにあって、まあ、実際にそうなのかどうかは謎だけど、だから一生懸命はがきにコメント書くわけ。

でも、だんだんそれが辛くなってきたのよ。

で、自分が書いたテキストをむだにしたくなくて、サイト運営を始めた。

三十代～四十代はサイト運営

最初は懸賞関係のサイトやってたけど、だんだん商品レビューにはまっちゃって。

2005年から十年以上、今までひたすら商品レビューのサイト運営をしてきました。

モノとヒトとの素敵な出逢いをプロデュースする、ってミッションを考えたりしてね。

ずっと楽しかったし、わたしはずっとそうやって生きていくんだと思ってた。

そういう世界がずっと続くと思ってた。

次の扉が開いた

でもね。だんだんもやもやしてきてね、ついに次の扉が開いちゃった。

まじかよ！　って話ですよ。

ちなみに、わたし40代ラストステージですからね。

今から新しいことやるの……え、そうなの？　って話ですよ。

ひゃー、まじか……

この年で新しいこと始めるのか、きっついな、って思うよね、普通は。

もう超省力でできるようになったサイト運営から、そこへ行きますか？　って話です。

でもわたしはやることにした。

まあ、これやらないと、多分人生の最後の瞬間に後悔するからね。やればよかったって。

それはいやだ。だからやる。

アンチエイジング

で、実際に新しいことやってみると……

アンチエイジングやわ、これww

十年も同じことやってたら、脳みそがさびついてたようです……

いやあもう、すみません、すみません、といろいろあっちへぶつかり、こっちへぶつかり、恥ずかしすぎる感じでやっておりますが。

実にいろいろ新しい体験がww

脳みそが活性化しているのが、自分でもわかります。

むっちゃ考えるのさぼってたかも……

しょっちゅう失敗してるけど、新しいことを覚えるのが、もはや快感w

成功法則には共通点がある

そして、違う世界へ足を踏み入れてわかったのは……

成功法則には共通点があるんじゃないか、ということ。

十年間、サイト運営をやって身につけたことが、確実にプラスになっている。

インターネット業界で、すごい人を間近に見てこれた、というのはすごいラッキーなことだったんだな、と思います。

多分、こう動いたらこうなるよね、というのが感覚的にわかる。

自分が教える立場から、教わる立場になった時に、それがすごくわかるわけ。

なので、必死こいて、それを応用しているわけですが。

やりたいことは変わっていく

だからね。やりたいことが見つかるまでは、今いるところで、つかむだけつかんでおけばいいよ。

そして、やりたいことは変わることもある。

っていうか、変わるだろう。

わたしは十年単位で変わってきた。

とりあえず、新しく見つけたことに十年は没頭してみようと思います。

まあ、うまく行かなかったら5年くらいで切り上げるかもしれんが。

十年先のことはまたその時考える。

続けることで、開く扉もあるって、今回わかったから。

だから、年齢の節目節目で悩み惑うことは、よくあることなんだよ。おかしなことじゃない。みんな悩んでる。

人生はきっと、そうやって続いていくんだ。

だけどね、せっかくの人生だ。

人生の最後の瞬間に、後悔だけはしたくないと思う。

30代、40代で、あれ？　わたしどうしたいんだろう、と思った時に、そういったことを思い出してもらうと、ちょっと楽になれるのかなと思って、つらつらと書いてみたよ。

おしまい。

（2016/02/06　更新）