人やグループとの出会いは稀なものだ。自分でコントロールできるものではないし、相手にコントロールされるものではない。
思ってもいないようなタイミングで、それこそ運命の糸のようなものがあるのかと思えるくらい、偶然に出会う時もある。そこから繋がりを持つかどうかは若干の意思を含むけれど、それだって完璧に管理できるわけじゃない。

＊

Takahiro Matsuiさんのnote「cotreeな方々との出会いや学び、そしてこれから #わたしとcotree 」への感想ノート。

出会いと繋がりのタイミング

Matsuiさんは、cotree代表の櫻本さんのインタビュー記事をきっかけとして、cotreeに興味を持ちコンタクトを取ったのだと言う。

六本木のカフェでお話する時間をいただき、cotreeの話や、当時悩んでいた自分の発達特性の話など、いろいろな話をしたことを、今でも覚えています。

Takahiro Matsuiさんのnoteより

そして、昨年7月の「takk! space!オープニングパーティー」への参加を通じて、cotreeとの関わり方が変わってきたそうだ。

個人としては「純粋に熱量がすごかった」のと、「こういった優しい空気感の人がこれだけ集まれば、社会は変わるんだろうなあ」と感じられた、とても印象的な日でした。

Takahiro Matsuiさんのnoteより

その後もtakk!のタイムラインを眺めたり、定期的にtakk! space!を訪れたりと、cotreeとの繋がりが続いているMatsuiさん。
（実はわたしも上述のパーティに参加していて、Matsuiさんともちょっとだけお話しした。また会いたいな～）

Matsuiさんとcotreeの繋がりがずっと続いているのは、様々な要因があると思う。
Matsuiさんがcotreeやtakk!に共感していること。cotreeがオープンな場を作っていること。定期的に魅力的なイベントが開催していること。そもそも、Matsuiさんと櫻本さんの間で繋がりが生まれたこと。

Matsuiさんが言うように、タイミングもあると思う。
予定が空いているタイミングでイベントが開催される。ふと行きたいなと思うタイミングで場が開かれている。

出会いにも、繋がりにも、タイミングがある。もちろん、お互いに惹かれあうことや行動を起こすことは必須なんだけれど、それだけじゃない。どうしたって繋がりが保てない時もあるし、何も意識していないのになんとなく縁が続く時もあるし、一度切れたと思っていたのになぜかまた繋がる時だってある。

出会うべくして出会っているし、繋がるべくして繋がっている。
だからこそ、今ある出会いや繋がりは大切にしたいな、と思っている。

繋がりはコントロールしきれない。でも、工夫はできる

ある人の発言で、ハッとしたことがある。

縁はあるものじゃなくて作るものだと思っているので、ご飯行きましょう！

この方とは何度もご飯に行かせていただいて、良き友人であり、良き相談相手であり、良き飲み友達でもある（とわたしは思ってる。片思いじゃないといいけど(笑)）。

当時わたしは「ご縁があったらまたお願いします～」「タイミング合ったらぜひご飯行きましょう～」みたいなフレーズをなんとなく選んでしまっていて、実際にアポを取ることは稀だった。

上の言葉をいただいてから、「縁はあるものじゃなくて作るもの」と意識している。

＊

繋がりを自分だけでコントロールすることはできない。相手の気持ちや行動も必要だし、環境や時期に左右されることもある。

でも、行動なくして繋がりが維持されることはない。
Matsuiさんが櫻本さんにコンタクトを取らなければcotreeとの繋がりは生まれなかった。オープニングパーティに行かなかったら関わり方の変化も生まれなかったかもしれない。週に3回takk! space!を訪ねることもなかっただろう。

「この人との出会いは大切にしたいな」「今度また一緒に話したいな」と思った時、それを行動に移すのは難しい。断られるかもしれないし、思うような繋がり方になるとは限らないし、曖昧なまま終わる可能性もある。

だからこそ、「この人とまた会いたい」「この場所にまた来たい」と思ったら、その気持ちを大切にしたい。行動を起こすことを恐れないようにしたい。
だって自分だったら、相手から「また話したい」って思ってもらえるって嬉しいもの。タイミングが合わないこともあるかもしれないけど、「行けない≠迷惑」だ。
ひとまず、takk! space!にまた遊びに行ってみたいな。

＊

takaren advent note 41日目

cotree advent note のノートをひとつずつ紹介する。