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こういう姿勢でユーザーと向き合えたら、幸せだと思う

何かサービスや商品を提供する時には、必ず「ユーザー」がいる。企業によっても、個人個人によってもユーザーとの向き合い方、ユーザーへの想いには違いがあると思うが、さのさんのnote「cotree運営の一人である僕はユーザーさんのことをどう思っているのか。」を読んで、「こういう姿勢でユーザーと向き合えたら、幸せだな」と思った。

さのさんの、ユーザーへの想い

さのさんがインターンしている会社・cotreeは、オンラインカウンセリングサービスを提供している。

noteには、こう書いてある。

結論としては、自分はユーザーさんのことを「尊敬している」という表現が当てはまるかなと思っています。

さのさんのnoteより

「すてきだな」と思った。
直接顔を見ることもなかなかできず、一対一で話す機会もないであろう相手のことを尊敬するのは、案外難しい。

見えないものは、つい忘れてしまう。どれだけ大切に思っていても、ついつい、仕事に追われたりプライベートで落ち込んだりすると、視界の端にあったソレはするすると落ちていってしまう。

カウンセリングというどれだけ説明をされても実際に受けてみないと実態が完全にはわからない商品を購入する、という意思決定をしたこと、カウンセラーさんに自分の気持ちを打ち明けること、そういったことはとても勇気や決断をもった行動だと考えています。(そういった勇気とかの気持ちを必要とすることの是非は別として、です)

さのさんのnoteより

こういう真摯な態度で、実直に向き合ってくれる人がいてくれることは、ユーザーの一人としても本当に嬉しい。必要になった時はここを選ぼうと思えるし、応援したくなる。周りに必要としている人がいたら「こんなのがあるよ」って声をかけたくなる。

(わたし個人の考えやこのイメージの是非は別として)いまの一般的なイメージとして、やっぱりカウンセリングは「心が弱っている人が受けるサービス」になっているのかなと思う。「カウンセリングルームに入るのを見られるのが怖くて受けられない」という人もいるくらいだ。
だから、「カウンセリングを受けました」と言うことには大なり小なり勇気を必要とするし、言ったら言ったで「え、どうしたの!何かあったの?!」と過剰に反応されることもある。

でも、Twitterで「cotree カウンセリング」と検索すると、たくさんの人がカウンセリングの感想を述べていることが分かる。周りに表明をしにくいタイプのものに対して、これだけ多くの声が集まっているのは、本当にすごいことだと思う。

そしてその源は、ユーザーさんへの想いを”尊敬”と表現したさのさんのような、すてきな方々がcotreeの運営をしている、というところに尽きるのではないだろうか。(もちろん、誰かのカウンセリングを受けた感想を見て、別の誰かが感想を書くことも多分にある。ただ、それでもやっぱり、その最初の最初は、チームcotreeの一人ひとりの素晴らしさなのではないかと思う。)

運営のユーザーへの姿勢は、ユーザーの運営への姿勢に繋がる

カウンセリングというサービスの説明は、難しい。何か画一的な流れがあるわけではなく、ユーザーの持っている悩みや課題、ステージ、性格などによってアプローチの方法は変わってくるだろうし、カウンセラーさんそれぞれでも違いがあるはずだ。

実はわたし自身、先日cotreeのオンラインカウンセリングを初めて受けて、たくさんの学びがあったし、「受けてみて良かった」と思った。
でも、正直カウンセリングを受けるまではいろいろな疑問点、不安があったし、実際、数年前にカウンセリングを検討した時は、受けないことを選んだ。

それでも今回cotreeのカウンセリングを受けることを選んだのは、運営の方々のnoteやツイート、日々の発信を拝見していて、「こんなにすてきな皆さんが一生懸命取り組んでいるのだから、サービスもすてきなのだろう」と思えたからだ。

担当してもらったカウンセラーさんとはまるっきり初めましてだったし、その方の想いや背景を知っているわけではなかったけど、チームcotreeの一員なら、間違いないと思った。チームcotreeへの信頼感が、わたしの背中を押した。最初の一歩のきっかけになってくれた。

運営がユーザーを「尊敬」して接していれば、ユーザーは運営のことを「尊敬」できると思う。
運営がユーザーを大切にすれば、ユーザーもまた運営を大切にしたくなる。
そういう循環が、世の中にはあるのかもしれない。

だから、cotreeのオンラインカウンセリングをおすすめしたくなるのかもしれない。

わたしはユーザーにどう向き合っているだろう

わたしにとっての「ユーザー」は、例えばフリースクールに通っている子やその保護者の方、悩みを抱えた中高生たちになるわけだけど、その一人ひとりにどう向き合っているのだろう。

カウンセリングとフリースクールは似ていると思う。
どれだけサイトで説明しても、来てもらうまでは実態が完全には分からない。サービスを受ける前にまずは自分の中にある暗い部分やつらいことを受け止めなければいけない(サービスを受けること自体をネガティブに受け取る人もいる)。自分から一歩踏み出さなければならない。

なるべく分かりやすい情報を届けられるように努めているし、足を運んでくれた方にとってその一日が「行ってみて良かった」と思える日になれるよう力を尽くしたい。フリースクールなどの形に囚われずに、その子やその保護者の方が少しでも笑顔になれる道を一緒に探したい。

その根本にあるのは、さとさんと同じように「尊敬」なのかな、と思った。
どんな空間か分からない場所へ行く勇気。自分のことを話す勇気。わたしはそれができなくて閉じこもってしまったから、本当にすごいと思う。尊敬する。

だからこそ、より行動しやすくなるように、行動して良かったと思えるように、日々努めていきたいと思っている。

さのさんの言葉は、シンプルで、大切なことがスッと入ってくる気がする。
どのnoteにも一貫した「芯」が見えて、気持ち良い。芯があるからこそ、あれこれ付け加えなくても、味わい深いnoteができあがるんだろうなぁ。すごいなぁ。

大好きな企画「私のお気に入り #cotree_advent_note 」に寄せて。

cotree advent note はどれもすき。カジュアルなものも、真剣なものも、良い。↓からどうぞ。

全部すきなので全部紹介すると決めた、
takaren advent note 18日目。



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