―あらすじ――――――――――――――――――――――
風は緑を揺らし、土埃を巻き上げ、空の彼方に消えてゆく。
風は私を揺らすけれども、心のよどみまでは、吹き飛ばしてくれない。 ―――――――――――――――――――――――――――

※note未掲載作品です※
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たまに詩のようなものも書いています。
普段わりと現実逃避しておかしな方面に逃げがちなのですが、ふとした拍子に奥の方に引っ込めているものが顔を出すんですよね…。
バッチリみっちり文字にしてしまうと取り返しのつかない不愉快な物語になってしまうので、なんていうんでしょうか…重苦しいものの上澄みをそっと掬っては見栄えのいい感じにまとめていたりします。

このお話は、騒めく胸の内を風にのせて吹き飛ばしたくて書きました。

わりと真面目な話をすると、胸の内が騒めくと本当にいろんな文字列を読み漁るタイプです。手当たり次第に文字を目玉で追って、頭の中を窮屈にして、嫌な鼓動を気にかけないでいい状況を生み出して安心するという‥‥‥（すごく不健全