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売れていないお店・企業の悪い口癖

こんにちは!
店舗ビジネスコンサルタント福島孝志です。
小売・サービス・飲食店などの店舗を構えているお店に対して、売上・収益・教育・マネジメント・業務改善・経営のサポートなどのお仕事をさせていただいております。

今回は「売れていないお店・企業の悪い口癖」というテーマでお話ししていきます。
昨日、インスタグラムのリールにも投稿をさせていただきました。

①:時間がない(忙しい)
②:お金がない
③:落ち着いたら・・
いかがでしょうか?

①から解説していきますね。
【時間がない(忙しい)】

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時間がない?
売れてないのに何故時間がないのでしょうか?
そんなことありませんよね。
逆に時間しかないですよね。
そういう企業ほど忙しいと言ってくる傾向にあります。
例えば打ち合わせの日程を決める際もなかなか決まらないことがほとんどです。
売れてなければ時間はたくさんあるし、売れるために色々と周りとの情報交換などが必要なはずです。
トップがこういう考え方であればいつになっても会社は良くなりませんね。

逆に業績の良い企業やお店はどうかというと、連絡のレスポンスも早いですし相手に迷惑を掛けないような行動を取っています。
だから売れているんだ。と納得させられますよね。
売れている企業は売れるような行動を取り、売れていない企業は売れないような行動を取るということになりますね。

次に②の【お金がない】

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確かにお金はないでしょう。
売れてないんですから。
しかし、商品の割引するお金はあるんですよ。
本当にお金がないなら値引きすら出来ないはずです。
値引きするお金があるならしっかり社員教育して値引きしなくても売れる環境を作ることが何より大切だと思いますけどね。
割引が悪い訳ではないですし、私自身も割引されているから買ったという経験は何度もあります。
購入に対するオファーとしてはとても大切な考えですが、

「割引が前提」
「割引がないと買ってもらえない」

社員がこういう考えになることが多いので気を付けないといけません。
売れていない企業さんほど値引き傾向にあります。
薄利多売でどんどんスタッフは疲弊し、正しい販売方法を忘れ、お客様の喜びのために入った入社履歴すら忘れ、お客様を金だと思い買ってくれないと不機嫌になるようなスタッフになってしまいます。
あなたの企業は大丈夫でしょうか?

正しい考え方を学び、正しく販売することでいちいち割引しなくても買っていただけるようになります。
「価格」で売らず「価値」で売れる人材育成をしっかりと時間とお金を掛けていくべきです。
そうすれば「お金がない」ということにはなりません。
目の前のお金はなくても社員教育や正しい評価制度、採用がされていれば売上はしっかりと上がるのでキャッシュは問題ないでしょう。

少し話がズレてしまいましたね。
話を戻しましょう。

今、業績が悪くお金がないのであれば売上改善・仕組み改善・業務改善に時間とお金をしっかりと掛けるべきです。
「自分たちで頑張る」という企業様もいらっしゃいますが、自分たちで今までやれてこなかったから今の状態なのでは?
とつくづく感じることがあります。
事業撤退になってからでは遅いです。
その前に掛けるべき経費はしっかりと掛けて業績改善をしていくべきです。
そのために私のようなコンサルタントが日本にたくさんいるんです。
掛けるべき箇所をミスせず大切な部分に投資していきましょう。

③は【落ち着いたら・・】です。

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結構こういう風に仰る方いらっしゃいますよね。
いつになったら落ち着くんでしょうか?
何が今忙しいんでしょうか?
朝から夜遅くまで接客に励んでいる現場スタッフが言うなら本当でしょうね。
しかし、現場から下がっている経営者や役員、部長、マネージャーがこの言葉を言うなら少しおかしい話ですよね。
こういう企業に限って井の中の蛙です。
周りの会社のことを知らないため、現在地がどうなっているかさえ把握できてないことが多いです。
私も前職では部長を務めていましたが、完全に井の中の蛙でした。
部長という役職は凄いでしょうが、上場企業の部長のレベルで仕事が出来ていたか?
というと完全に自分目線での意見となります。
周りを知らないと自分の成長もストップしてしまいます。
どんなに忙しくても忙しくしない。
こういうマインドセットがとても大切で、更には相手を優先的に時間を使えるようになることも大切です。
「時間は作るもの」ですから、

①:忙しいのは自分の能力が低いため。
②:相手を優先していない自分勝手なため

だと思ってください。
相手を優先することで人生が変わることだってあります。
悪い口癖から脱出し、繁盛店を目指していきましょう!!

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