やがて別れの時がくる。
当然とは思えど、心苦しくなる。
心も知れ、情熱き人々に会った事が、今となっては罪の如くに感じられる。
知れば知る程、時がたてばたつ程、別れは辛いものとなる。
それを知らない者がどこにいよう。
そしてこんな別れを好む者がどこにいるものか。
しかし、決心しなければならない。
まだやりかけた事が残されている限り。
情に流されてはならない。
今こそ鞭打つ時なのだ。
未来へと心新たにまた苦しみにむかって行く。
自分で創った自分の為の苦しみを乗り越えるのだ。
また次の苦しみを創る為にも。