非日常をこの手に( #ADMIXX01セトリ解説)
皆さん、初めましての人はハジメマシテ。
知ってる人はコンニチハ。
福岡でDJをやっていますtakashingです。
自粛期間という終末生活いかがお過ごしでしょうか?
僕はmix作ったり、配信見たり、DTM齧ろうとしております。
今回はタイトルにあります通り、先日提出したA-POPソングの公募企画ADMIXX01 に提出しましたmixの解説していこうと思います。
1.ADMIXX01とは
「今を遊び尽くせ」
(引用:公式ホームページ)
最優秀賞にはギャランティ¥30,000が発生するということで、告知された時にはツイッター上でもザワッとしたのが記憶にあります。
審査員の中に何度かイベントでお世話になったDJのMASAMUNEさんがいて
ちょうどADMIXX01公募企画が発表される前に、僕がたまたま
と呟いた数日後に…
告知ツイートがあり運命的なものを感じて、今回公募することと相成りました。
2.どういうものを作るか
ご存知の方もいるかもしれませんが、僕は公募企画があると大体首を突っ込みます。
今まで公募mixを13回(今回のは除く)出しておりますが、そのうち勝ち取れたのは3件で勝率的には2割ちょいです。
悔しい思いもしましたし歯痒い思いもしましたけど、それでも公募mixを作るのって楽しいんですよね。
選ばれる喜びというのも勿論ありますけど、単純に自己表現として自分のmixを聴いてもらえるというのは本当に嬉しいことです。
さて話が脱線しましたがADMIXX01としてやりたかったこととしては
・インターネットを舞台とする。
・ストーリー性を持たせる。
・自粛期間に感じたこと。
・自分の中でアドくて好きなコンテンツ。
・イベントでDJをやっている空気感をmixで表現。
とこんなイメージで作りました。
では解説していきましょう。
3.mixセットリスト解説
01.
flashback memory plug /origa, benedict delmaestro(攻殻機動隊STA)
インターネットが舞台ということで最初に浮かんだのが「攻殻機動隊」でした。今回1曲目ということもありOPのINNER UNIVERSEではなくアカペラ仕様のflashback memory plugにしました。
以前作った「リアニメーション12 DJ公募」「ANISON COMPLEX 15th GIG MIX」どちらも1曲目はアカペラから始めていて、個人的にもアカペラは何かが始まる雰囲気を出せるので好きなポイントです。
02.
Making of Cyborg (RENKA chan Bootleg)/川井憲次(攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL)
1曲目と同じく攻殻機動隊からです。今回のセットリストの中では唯一のアニリミで、先日ANIMELOGICAさまでDL開放されたコンピから使わせていただきました。実質今回のmixの中でもかなり要の一曲です。
僕は和モノといいますか民族楽器のようなオリエンタルな音が好きで、GHOST IN THE SHELLは今回のインターネットが舞台というコンセプトとマッチしており自分の中で非常にハマりました。
(余談ですが攻殻機動隊を始めて観たのは高校2年生の時で、このあたりから色々拗らせてきました。因みに高校時代一番やりこんだゲームはPS2の「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」です。)
03.
白虎野の娘/平沢進(パプリカ)
3曲目はパプリカから白虎野の乙女です。これは最近Netflixで配信されて視聴した事と今の世相に当てはまると思って入れました。2曲目の和モノの音とも相性が良く。10年ぶりくらいにパプリカ観直しましたけどやっぱりパワーのある作品ですよね本当。
04.
モノノケダンス (Video Edit)/電気グルーヴ(墓場の鬼太郎)
墓場の鬼太郎からモノノケダンスです。まさに今の自粛期間を表現した一曲です。人間さまは踊りたいというのに、踊っているのはウイルスという魑魅魍魎…いやー早くフロアで踊りたいものです。
05.
ビバナミダ/岡村靖幸(スペース☆ダンディ)
ダークな雰囲気から一転ポップなクラブチューンに変わります。まさに歌詞通り憂鬱な日々から脱して好きな人に会いに行ったりクラブで踊ったりしたいものです。ここからクラブミュージックの流れが始まっていきます。
06.
GOLDEN NIGHT -futuremix-/宮野真守
クラブミュージックの流れということもありますが、この曲単純にめっちゃ好きなんですね。ビバナミダ同様これも誰かを好きになった曲という事で相性も良かったです。さぁさ盛り上がっていく夜は続きますよ!
07.
ミラーボール・ラブ (M@STER VERSION)/宮本フレデリカ (高野麻美), 棟方愛海 (藤本彩花), 及川雫 (のぐちゆり), 荒木比奈 (田辺留依), 姫川友紀 (杜野まこ)(THE IDOLM @STER CINDERELLA GIRLS )
はい!2020年キラーチューンのお出ましですね。この流れで使わない理由がないですね(笑)アイドルマスターというコンテンツに対して言葉はいらないでしょう。ここからブラスサウンドも加わっていきます。
08.
Wild Side/ALI(BEASTARS )
前曲サビ終わりから、軽快なピアノとともに参上です。この繋ぎは個人的にも気に入っていてクラブミュージックからブラスミュージックに移ります。フルverだとホットキュー必須なのでホットキュー大好きDJとしては高まる一方です。
さてここから流れが変わります。
09.
Ready to/影森みちる(CV:諸星すみれ)(BNA )
ケモノ繋ぎですね(笑)BNA本当面白いです。イントロとアウトロのキックが最高にかっこいいんでここは絶対聴かせたいようにしました。
10.
闘魂! ケモナーマスク/NoB with ケモナーマスク (小西克幸)(旗揚!けものみち)
ケモノ繋ぎその2ですね(笑)思いついた時は爆笑しました。
昨年末に、僕が所属しているデルタポップで「怒りの獣神」→「闘魂! ケモナーマスク」に繋いだことをヒントに生まれたやつです。
ここからど直球のアニソンが続いていきます。
11.
HEAVEN'S RAVE/AXiS(Tokyo 7th シスターズ)
ナナシスよりHEAVEN'S RAVEもはや説明不要ですね。ここから天国へ連れてってくれるような流れが続きます。
12.
Burst The Gravity/Altima(アクセル・ワールド)
加速していきますBPM150。アクセル・ワールドは曲全部好きです。
ここらへんから「中盤です。まだまだ盛り上がっていきましょー!!」ってMCを入れる自分が目に見えます(笑)
13.
final phase/fripSide(とある科学の超電磁砲T)
もう大好きです。常に最高を更新をしていく「とある科学の超電磁砲T」OPです。この曲ラスサビまで飛ばすのが最高に気持ちいんですけどアウトロが短いんです。そこからmixしていくのは結構楽しかったです。カットインで流れを止めたくなかったので。
14.
タチアガレ!/Wake Up, Girls!(Wake Up, Girls!)
final phaseラスサビを超えてタチアガレ!です。ここが今回のmixで一番の中心部です。
もっともっと想い伝えたい
どれだけ傷ついても譲れないものがある
聴いて 聴いて 必死に歌うから
嗤われてもいい負けはしない
タチアガレ!
(出典:タチアガレ!作詞:辛矢凡/作曲・編曲:神前暁(MONACA))
恥ずかしながらwake up girls !自体ちゃんと視聴したのが去年の夏で、コンテンツに触れたのが遅かったのですが本当に素晴らしいコンテンツです。
15.
トリカゴ/XX:me (戸松遥, 市ノ瀬加那, 山下七海, 早見沙織, 石上静香)(ダーリンインザフランキス)
ここから流れが変わります。少女たち→少女たちという点では変わりませんがストリングスが入ります。しかしタチアガレ!→トリカゴって、夢を叶えるために頑張っているWUGに対してのアンサーが「夢を見せたくせに叶えられる力を与えてくれないなんて」ってかなりエグいな…
16.
愛がなくちゃ戦えない (Misty Honey ver.)/ミスティーハニー (田村ゆかり)(Cutie Honey Universe)
個人的な前曲へのアンサーソングです。本家A応Pよりも田村ゆかりさんのミスティハニーverの方が好きです。
17.
純潔パラドックス/水樹奈々(BLOOD-C)
ここら辺から終盤です。ずっと使いたかったんですけど今回やっとmixに入れることができました。前々曲のストリングスと前曲のキックを合わせたイメージで選曲してます。また次曲の流れに繋がる和モノの音も入っていてまさに終盤一曲目にふさわしい曲です。
関係ないけど、この頃の福圓美里さんBLOOD-Cとかanothertとかで本当精神的にやられる役多くてシンドかったですよね…(スマイルプリキュアの落差が輪をかけて相まって)
18.
灯火のまにまに/東山奈央(かくりよの宿飯)
戻ってきました和モノサウンド。この曲は割と序盤から使うことは決まってました。切っ掛けとしては東山奈央さんのGWにやった「おうちでなおぼう!ライブ鑑賞会」が感情的に訴えてきてヤバかったからです(笑)
本当は2番後の間奏に飛ばして東山奈央さんのコブシにいきたかったのですが尺の関係上泣く泣くカットとなりました…
19.
凛として咲く花の如く/虹色リトマス(pop'n music)
mixも佳境です。ニコニコ動画初期から会員だったアラサーにこの曲は最高の和モノサウンドです。音ゲー曲でありながらインターネットミュージックでもある(あくまで個人の主観です)曲の長さとしてはフルサイズではなく音madとして使われていた長さでやっています。
20.
拍手喝采歌合/supercell(刀語)
クライマックスです。凛咲くのアウトロの余韻から刀語Aメロにそのまま進行します。EGOISTの「咲かせや咲かせ」かで迷いましたがBPMをここで落としたくなかったのでこのままBPM170のまま行きます。
アウトロのピアノとボーカルの掛け合いが最後の曲へと繋いで行きます。
21.
竈門炭治郎のうた/椎名 豪 featuring 中川奈美(鬼滅の刃)
前曲のテンポを落としたピアノから竈門炭治郎のうたです。
アニメも最高だったし、作ってる最中に新刊が出たということもあり、この曲で締めました。壮大なサウンドで締めるっていう今までのmixではやったことないラストでした。
(余談ですが竈門炭治郎のうた→隣に→約束。なんていう壮大に締めることも考えましたけど尺の都合上…以下略)
とまぁセトリ解説としては以上になります。冒頭にも述べた通り
・インターネットを舞台とする。
・ストーリー性を持たせる。
・自粛期間に感じたこと。
・自分の中でアドくて好きなコンテンツ。
・イベントでDJをやっている空気感をmixで表現。
以上を考えて作った次第です!(若干の矛盾点はご愛嬌…)
年々mix作っていくにあたって思いいれが強くなり、今回のようにnoteまで書くようになってしまいました。
ここまで読んでくれた人がどれだけいるか分かりませんが、これを読んで気になった人はもう一度聴いていただけると幸いです。またハッシュタグ#ADMIXX01 を付けて感想など呟いていただけますと心からサンキューです!
また何か書きたいことがあったらnoteに書いていくと思います。最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。
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