見出し画像

借金完済に向けてのマインド

借金にまみれた、20代前半は相当ノイローゼ気味な日々だった。


ポストには請求書や督促状

役所からの税金未納の通知

消費者金融から毎日かかってくる電話

加え、父の介護費用がかさんだ時には朝ベットから起きたくなくなったほどだ。


明日食う飯に困るほど、追い詰められてるわけではなかったが

働いても、働いて稼いでも、返済にほとんど消えていく。

ようやくひとつのローンを完済したと思ったら大抵なにかのトラブルで出費があった。



なぜ借金持ちは借金が増えていき

なぜお金持ちはお金が増えていくのか



それは単純でフォーカスが違うからだ。


お金持ちは”あるもの”にフォーカスを向けるのに対し、借金持ちは”ないもの”にフォーカスを向ける。


お金がない、時間がない、自由がない、仕事がない、生き甲斐がない、希望がない、報われない



口を開けば愚痴、不満のオンパレードだ。


これはコーチング的に最悪の口ぐせだ。


こういうマインド面に関して、ある調査があった。

自称私が運があるという人と、自称私は運がないという人を集い

ゲームと称してに新聞に隠されたキーワードを探してくださいという実験をおこなった。


仕掛け人は、その新聞にこっそりとわかりやすい仕掛けを入れた。

とある一面に、大きく

【このページを見つけられたら、お金をあげます】

と印字させた紙面を挟んだ。

それは全く隠しておらず、堂々と大きく一面に印字されたものである。


結果はどうだったのかというと、当初の予測以上の結果だった。

自称運があるというグループのほとんどがその紙面を見つけることができ、お金を手にした。

自称運がないという人のほとんどがその紙面を見つけることが出来ず、お金を手にすることが出来なかったのである。



なにが言いたいのかというと、ないという口ぐせばかり言っていると実際にそれがなくなっていくのである。

正確には実際には”あるのに見えなくなる”だ。


だから、もし昔の自分に言えることがあるのならこう言ってやりたい。

”感謝にフォーカスを当てろ”と。


仕事があるじゃないか、健康じゃないか、友達がいるじゃないか、情熱を持って打ち込めるものがあるじゃないか、住む家もあるじゃないか



おそらくそう考えていたのなら、あの借金生活から抜け出すのもずっと早かっただろう。



感謝の気持ちを持ち続けることが、経済的裕福への第一歩だ。


日々物書きとして修行中の身です。記事が読みものとして評価に値するならサポート頂けると大変嬉しいです。 ご支援頂いたものはより良いものが書けるよう自己投資に使わせて頂きます。