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今年よく聞いた音楽。2019年をふりかえって 3

たまに、昔聴いてた音楽とかをCDとか、音楽再生ソフト(昔のiTunesとか)の古いプレイリストとかで発見して、それを聴いていた時のことを思い出したりしてしまうのは、嫌いじゃない。
音楽を買うのは嫌じゃなかったし、高音質の音源しか聞きたくなかったし、アルゴリズムで打ち出された音楽だけを突きつけられる感じからずっと避けていたんだけど、去年からついに音楽のサブスクリプションサービスを使い出してしまって、ありとあらゆる音楽を気軽に聴ける様になったものの、やっぱりよく聞く音楽は限られてきます。そして、新しい音楽を発見したかったら、やはり一手間かかります。Spotifyとかじゃなくて、マイナーだけど、Tidalっていうの使ってます。

このブログをけっこう長い事つづけたと想定して、あるとき、ふとこの記事を読み返してみるのが、密かな楽しみにしたくて、とりあえずメモメモ。

なにはともあれ、今年の大発見というか、初めて知って大好きになったのが、崎山蒼志という現役高校生のシンガーソングライター。「並む踊り」というアルバムが出たタイミングで知って、もうなんとも言えない蒼さにグッときました。

1997年とか98年とかに、くるりとかスーパーカーを聴き出して感じてた、なんとも言えない時代的な興奮を思い出す。ちょうど、女の子のシンガーとデュエット?っぽい曲とかもあって、それが、スーパーカーのミキちゃんが歌で参加してる、くるりの「ばらの花」と自分の中でなんかかぶるとこがあったりして。曲はまったく似てるとかじゃないんだけど。

なんか周りにいるプロデューサーとか?の大人たちが自分と同年代とかなのかなぁ?どうも曲のプロダクションが20年前くらいの匂いを醸し出してて、逆に自分世代に向けて作られてるのか?って思うくらい。

リピートでいっぱい聴くアルバムは最近では本当にすくなくなりましたが、これは久々にヘビロテ。(もしかしたら死語とかかもしれないけど、もう歳も歳だから。)

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あとはJames BlakeAssume Formもよく聞きました。
彼も鬱?だったのか、そんな音楽の印象だったけど、これはそこから上がってきた感がよい。

ヘビロテといえば、Alva Noto & Ryuichi Sakamotoの一連の作品のライブ版が出たので、それもけっこうよく聴いた。(Alva Noto & Ryuichi Sakamoto, Two)
今年にでたとはいえ新作感はないけど、やっぱり知的で美しくて、何度聴いても、やっぱりいいなぁ。

同じ様な感じで高木正勝さんの Marginalia IIもよく聞きましたが、これはどちらかというとクリエイティブな作業中に流しておくと、ピアノの美しい音色でなんかインピレーションがビビーってきていい感じです。彼のピュアな魂を感じます。

他は、
Angela Bofill, Angel Of The Night 
これは1979年の作品らしいんだけど、友達が聴いてて知って、気に入ってよく聞きました。昔の音楽は変に凝ってなくて気持ちいい。

Bibio, Ribbons
牧歌的で落ち着きます。

Danny Brown, uknowhatimsayin¿
都会的な気分な時。

Tyler The Creator, IGOR
都会的な気分な時に。

羊文学 「きらめき」
これは日本の友達がラインでYouTubeビデオ送ってきてて、いいなぁと思ったバンドでした。

Hansu Jot, I AM I AM
クンダリーニヨガ系の音楽では、これが今時のポップって感じではあるけど、いろんなマントラをポップに唱えたり出来て、気に入ってよく聴きました。

大物系では、
Thom Yorke, ANIMA
これはトームヨークだから良いだろうな、と思って聴いたらやっぱり良かったんだけど、あまり頻繁にはきかなかった。

Frank Ocean, In My Room
これだけアルバムじゃないけど、フランクオーシャンも同じ様な感じで、話題の人の話題作だからきいてみたら、良かったと思ったけど、この作品が良かったというより、フランクオーシャンの良さを知るきっかけになったという感じでした。

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いつも思うことだが、やはりこうやって人の心を動かす作品を作る人達には、尊敬の念をいだきます。今年もいろんな素敵な音楽を楽しめたことに感謝です。

そして、音楽をやっている身ではないけど、やはり、いちクリエイターとしても、ヒーラーとしても、目指すところはそういう、何かしら人々に感じさせたりインスピレーションを与えるような事をする事だなぁと感じます。

今日もどうもありがとう!

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