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深圳で見たり考えた、ふわっとしたこと

自分の中で整理がついてまとめたものは、何かしら記事やレポートにするけど、「まとまるまえのものや小ネタをすぐ見たい」という要望を聞いて、フォトレポートを始めることにしました。 例… もっと読む
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2019年7月の記事一覧

阿片戦争博物館:帝国主義の惨禍を伝える圧倒的なエモさ

阿片戦争博物館は、先ほどの虎門海戦博物館と異なり、歴史的な状況に大きく展示が割かれている。 当時の清で外国貿易は認可制で、かつ阿片取引は禁止されていたが、イギリス商人が広東の商人に賄賂を渡して密貿易を始めるところから阿片取引はスタートし、やがて最大の輸入品目になるに至った。 当時の清は今の中国を思わせる巨大な官僚国家で、自由な商人が外国と結びついて自己を発展させる様は、少し今の深圳を思い起こされる。当時の広州の豊かな街並みは外国貿易の魅力をアピールする。 外国貿易の魅力

虎門海戦博物館:欧米に負けた中国(清朝)の戦力差・テクノロジーの差を詳細に解説する展示

東莞にある虎門海戦博物館は、2年にわたる阿片戦争の記録のうち、広州沖合を中心にした海での戦いを記録した博物館だ。 「中国からお茶の輸出をする代わりに同量のアヘンを輸入する」など、現在では考えられないむき出しの帝国主義が現れてから、まだ200年も経っていない。 この虎門海戦博物館では、出来事を歴史の中でなく、今に繋がる出来事として、戦力差などを詳細に展示している。 その「欧米先進国からの侵略」は、今でも中国政府の考え方に影響を及ぼしていると思う。 英軍2000人に対し5倍の1

深センフォトレポート:Didiで移動中に交通事故。あわてて道路上で別のタクシーを捕まえ、コールセンターから返金されるまで。(中国での交通事故は4回目)

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深圳フォトレポート:先進国並みの治安と雰囲気 マニラのボニファシオ地区

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深圳フォトレポート:マニラミニメイカーフェア、民芸品とスタートアップ

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