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高須の読書録やレビュー

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読書録やガジェットレビューなどで、長くなってブログにしたものをここに。読んだ本すべてはブクログ https://booklog.jp/users/takasubooklog にあ… もっと読む
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#読書感想文

「現時点で儲かってないことをどうフカすか」がスタートアップの資本主義 『未来を実…

献本御礼。 昨日のオンラインカンファレンスで聞いた、ドワンゴ川上会長の講演内容を思い出し…

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中国メイカーキャンペーン全盛時の貴重な記録「テンセントが起こすインターネット+世…

献本ありがとうございます。訳者の永井さん、監修者の岡野さんと10月19日にオンラインイベント…

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わかったようなわからないような....人間活動における理性 (既存の邦題は「意思決定と…

ありがたいことに山形浩生さんが訳しなおしたバージョンが無料で公開されている。かつイチオシ…

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1ヶ月ごとに別のダイエット法を試したランダム化比較試験マンガ「やせましょう」(小…

昨日、パナジー&デュフロ「貧乏人の経済学」の感想文を書いていて、このマンガを思い出した。…

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今の日本に最も必要な科学的思考、社会へのエンジニアリングのかたまり 「貧乏人の経…

行動経済学についての多くの思い込み「人間は損得だけで動かず、好き嫌いや思い込みを反映して…

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「21世紀の啓蒙」(スティーブン・ピンカー)未来に希望が持てて社会進化の過程がわか…

僕は心理学がどこからどこまでを範囲にしているのかよくわかっていない。通っていた大学でいく…

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読書録:精密への果てなき道 シリンダーからナノメートルEUVチップへ (サイモン・ウィンチェスター) 物語形式で、精密さの進化が社会を変えてきたことを説明する

技術書ではなく、精密さがなぜ必要とされ、それが社会をどう変えてきたかをストーリー形式で伝えてくれる面白い本。山形浩生さんにおススメされて読んだ。 たとえば火縄銃が発明されたばかりのヨーロッパでは、工作精度が低いため「互換品」というものが存在せず、引き金や火口といった火縄銃のそれぞれの部品は、現場合わせの一品物として作られていた。 そのころのあらゆる機会がそうで、図面などはあるが、規格品の互換品をあらかじめ多めに作っておくというのは考えたとしてそもそも成立しなかった...とい

#分解のススメ 「揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ」(秋田純一)はデジタルと…

秋田純一教授 @akita11 の新刊「揚げて炙ってわかるコンピュータの仕組み」、Amazonで発売日1…

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誰にとってもオススメな経済学の民主化本:ケンブリッジ式経済学ユーザーズガイド ハ…

文句なしでオススメ。ちょっと長いけど、文章も図もわかりやすくて変なストレスがない。Kindle…

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読書録:ロック魂に満ちあふれた、山寨のレポート「中国モノマネ工場」

連休中に積ん読を消化。 「コンサルタントのビジネスモデルと茶道のそれは似ている。主に実質…

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仕組みの見えるScratchで遺伝的アルゴリズムを作る面白さ。「Scratchではじめる機械学…

献本御礼。 僕は前職でテキストマイニングやレコメンドエンジンを使ったサービス構築をしてい…

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「プログラミング教育の最前線」はしょーもなくも生々しいエピソードでいっぱい。これ…

だてに「プログラミング教育の最前線」というタイトルになっていない。最前線はエキサイティン…

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「何が"Don`t be Evil"だよ!」で笑える人に。 ライトノベル:転生したらGoogleスプ…

Googleスプレッドシートの世界に異世界転生異世界転生モノライトノベル。 「Googleスプレッド…

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イノベーションはいつも辺境から起こる。日本から世界は変えられる。「ミライをつくろう! VRで紡ぐバーチャル創世記」 GOROman著 西田宗千佳編集 #ミライをつくろう

この本はアメリカ製のVRデバイスにハマったGOROmanさんが、そのとき自分にできることをすべて(勝手に)つぎ込んでVRのソフトウェアを開発し、仲間達を巻き込んでコミュニティを盛り上げることでオキュラス・ジャパンの成立に繋げ、その後もVRの普及に邁進する様子がまとめられた書籍だ。 様々な読み方ができる本でもある。 ・エンジニアでもあり、これまで多くの会社を転職し、一時はFacebookにも所属しつつ、今では自分の会社XVIを経営しているGOROmanさんの立場から見える、会社