見出し画像

機材、テクニック、ディレクション

最近では、淡くて雰囲気のある写真を撮れるようになりたい、というのもあり、日々試行錯誤しています。

淡い写真は、例えば以下の様にして作る方法があります。

・オールドレンズで撮影する
・レタッチで後から加工する

ただし、それぞれにメリットデメリットがあって、例えばオールドレンズで撮影するなら、写真のタッチは全て同じになる。後加工するなら、写真点数によっては随分手間もかかるし、アクション機能を使って自動化もできるけど細かい調整は結局手作業になる。(自分はオールドレンズを持ち合わせていないので今回レタッチで調整しました)

後工程のことを考えると、事前にこういったことを決めておくことが重要です。仕事レベルで考えるなら「そもそも淡い写真が必要とされているか」を確認する必要もあります。

なので、機材、テクニックで解決できることとあわせて、
ディレクションが本当に大事だと思います。

現場でカメラマンにお任せ、という話は少なく無いと思いますが、案件によって何をどうやって撮影すればいいのかが全く違う。

もしクライアントから具体的な話がないのであれば、積極的にコミュニケーションをとって方針を作っておく必要があります。

時には、記録として残せば良い、全体がくっきり写っていれば良いなど、さほどこだわりを必要としないケースもあると思います。このようなポイントを理解しておくことも立派なディレクションです。わざわざ寄りの構図を入れたり、露出を絞ったカットを入れる必要はありません。

また、撮影が終わったあとのレタッチはどうするのか、媒体はどういったもので、どういう使い方をするのか等もしっかり取り決めておくと、チームとしての作業もスムーズです。結果、クライアントにも良い結果を残せます。

カメラのスペックに関しては、詳しく語れるほどの知識を持ち合わせていないのですが、最近のスマホ搭載カメラはびっくりするほど優秀ですし、使い方によっては十分だと思います。Pixel3本当欲しい。

必要とする写真に見合った機材やテクニックを持ち合わせておくことも大事ですが、そこにディレクション力を持つことも忘れない様にしていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?