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それっぽいテーブルフォトを撮るコツ

こんにちは。高田です。

有難いことにX(Twitter)にてこう撮るとこうなるシリーズに多くの反響をいただきました。


3ヶ月ちょっとで17,000人以上の方にフォローいただきました。ありがとうございます!
今回は撮り方に興味ある方が多いようなので初心者向けにできるだけ用語を使わずにそれっぽい料理写真を撮るコツを書いていきます。


①機材は何がいい?

「カメラは何を使っていますか?」「初心者におすすめの機材はなんですか?」こちらの質問をめっちゃいただきました。仕事の方向けではなく趣味向けの方への結論してはマジでなんでもいい派です。10万円以内の予算ならiPhoneがむしろ良いまであります。今の機材は初心者向けでもどれも優秀なので見た目や操作性で気に入ったものがあればそれでよいと思います!

以下の写真はiPhone12proを使っています。こちらの写真を見てスペック的に劣るな…と感じた人はカメラを買えばいいと思いますし、何がどうなのかかわからない人は今あるスマホで撮ることからはじめてもよいかもしれません。

最近のスマホはほんとすごいですよね。
はじめに優先すべきはスペックよりも撮影の機会損失をいかに減らすかだと思いっています。
せっかくカメラ買ったけど3ヶ月後には持ち運ばない…となるのが1番もったいないです。
カメラって意外と重くてかさばるんですよね…
それで徐々に持ち運ばずに撮らなくなるくらいならスマホで良くねと思うわけです。

旅行などではなく日常で出かける時にも持っていくレベルのものが最終的に使い続ける機材だと思います。

あんまり参考にならないですが僕は近所のカフェだろうがほぼ毎回canon eosR6かGRⅡとスマホを持って撮っています。重いめんどくさいよりもなんで今日持って来なかったんだ…!!という後悔が嫌すぎて毎回持ってきます。笑

逆にスマホよりもカメラを買った方がいい理由も書いておきましょう。
①今後本格的に沼る気配がある
②LEDライトよりもストロボを使いたい
③レンズを交換してあらゆる場面でも撮りたい
④超大量に撮るので写真をパソコンで管理したい
⑤見た目がカッコいい
⑥カタチから入りたい

特に②③④はカメラ買うメリット大きいですね〜
①⑤⑥の方もぜひこちら側へ…沼は楽しいぞ…

何買おうかな〜って悩んでる時めっちゃ楽しいのでこれから買おうと思うから存分に悩んでください!笑


②光が1番大切

先ほども言いましたが今の機材はどれも優秀です!なので機材よりも大切なのは光です。
上記で載せた写真は自然光やライトが当たっているので陰影が出ていてそれっぽい写真になっています。
光が当たっていない写真は素人感が出やすいです。王道は斜め45度くらいから光があたっているとそれっぽくなります。
改めて上の写真の光がどの角度から入っているか改めて確認してみてください!


また、カフェの暖色系の照明は写真を撮る上では非常に避けたい色です。

肉眼で見ている時は綺麗な店内に見えていますが撮ってみると何故か色味が肉眼で見てる時よりオレンジ見える!なんて経験ないですか?
あれはカメラの方が正しくて僕らが間違っているかもしれません。人間の脳はとても優秀で、白皿がオレンジ色の照明にあたってオレンジ色になっていても脳内で「これオレンジに見えてるけど本来は白色だ!」と自動補正してくれています。そのおかげで違和感なく見えているだけです。
改めて暖色系の光の前で白いものを見てください。確かにオレンジ色なはずです。人間てすごい。

このオレンジは編集すればある程度綺麗になるのですがそれでも素人感が残ってしまいます。
さらに窓辺の自然光と暖色の照明が混ざってしまうと更に違和感が残ってしまいます。さらに自然光から出る影と店内照明の影が混ざって違和感を生んでしまいます。

色が違う光が混ざっている場合、カメラは人間が思う正確な色味を出してくれません。高級なカメラ使っても状況が同じなら同じような写真になります。これらを編集でできる限り直してみるとこんな感じです。

綺麗に直すことはできませんでした…やはり撮影時の光は写真のクオリティに直結しますね。
これの打開策は「窓辺の席かテラス席で撮る」です。窓辺に行けばいくほど自然光の光量が店内の照明よりも多くなるのでオレンジ色がなくなります。テラス席ならば確実ですね。不思議なことにほんの数十cmでもだいぶ変わるので試してみてください!

③編集=お化粧

先ほどから当然のように編集と言っていますが撮った写真の加工はしたほうが良いです。
撮ったままの状態はスッピンみたいなものなのでお出かけ用にお化粧してあげましょう。かなりそれっぽくなります。
おすすめのアプリはVSCOとLightroomです。
VCSOは優秀なプリセットがたくさんあるので初心者にとてもおすすめです。細かい設定はほぼしなくて良いです。
Lightroomは細かい編集や一括で複数の写真を編集、管理したい人におすすめです。基本的には自分で細かく編集していくので初心者向けではありません。ただ、プロの方がLightroom用のプリセットを販売している場合があります。憧れの人と同じ色味にしたい人はプリセットを購入してLightroomを使えば1クリックで憧れの人と同じ色味になります!


写真の語源は「光の絵」です。
モノクロフィルム時代から写真の加工は当たり前でした。
正解はないのがとても飽きないポイントです。
情報を正確に伝えるツールとしても写真は使われていますがこれまでもこれからも表現をする手段として多くの方に愛されるツールだと思っています。
みなさんもぜひ日常にある一コマを写真で表現してみてはいかがでしょうか!

不定期ですがまた更新します!
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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