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旅行記『大阪』

みなさん、こんばんは。
鷹斗です。

先日出張で大阪に行く機会があり、土曜日を利用して大阪観光を行いました。
出張ついでの観光は往復運賃が浮くので良いですね。
東京から大阪まで新幹線だと往復で3万くらいかかるので。

元々僕は旅行嫌いだったのですが、最近Die with zeroという本を読み、少しは旅に出ようとマインドが変わりました。
尚僕の旅行のコンセプトは、「自分の知らない世界を見る」というものです。
その為今回は有名な通天閣のところや京都には行っていません。(トップの画像はネットの拾い画です。)

① 西成あいりん地区

西成あいりん地区とは大阪市西成区に位置する日雇い労働者、生活保護受給者が多く生活する地域です。
また例えばホームレスの生活保護費を暴力団員がピンハネする等、いわゆる貧困ビジネスが横行している地域としても知られています。(ちなみにあくまで噂に過ぎませんが、この貧困ビジネスの闇を暴こうして消された女医さんがいます。)

今回西成あいりん地区に行ってみて、言葉を選ばずに言うと正直拍子抜けしました。
(ちなみに有名な三角公園や四角公園と呼ばれる辺りにも行きました。三角公園では炊き出しをしていました。)
何に拍子抜けしたのかと言うと、セブと比べてしまうとやはり思った以上に治安が良いこと。
(僕が行ったのが午前10時頃だったので、夜に行けばもう少し変わるのかもしれませんが。。)
小便の臭いが至るところでする上、異常な歩きタバコ率ではありましたが。
ですがまず信号がちゃんと機能している時点で、普通だと思ってしまいました。

話が逸れますが僕は大学時代に少しだけセブ島に留学していました。
学校は日本人が行くようなセブのリゾート地ではなく、普通の街中にありました。
信号は一応あったのですが、留学生はもちろん現地の人間も信号の意味を理解していないようで、毎回クラクションを鳴らされながら道路を横断していました。
現地のフィリピン人たちは皆ボロボロの服を着ていて、背が高く(フィリピンの成人男性の身長は150-160cm程)まともな服を着て道路を渡る僕たちを、いつも宇宙人を見るかの如く奇妙そうに見ていました。

セブ島にいた時にもっとも衝撃を受けたのは、学校の友人たちと繁華街に遊びに行った時です。
その日はいつものように暑く30度は軽く超えていたと思いますが、繁華街の多くの人が行き交う交差点の真ん中で、10歳くらいの盲目の少女が地面の上に直に座っていました。
猛暑日でしたがその少女は恐らく何時間も何も飲んでいないようで、また何週間も風呂に入っていないようでした。
何故少女はそこに座っていたのかと言うと、見せ物として小銭を貰うためです。
ある通行人がその少女にぶつかり、少女が持っていた小銭入れから、小銭が地面に落ちました。
盲目の為何も見えない中、その少女が手さぐりで必死になって落ちた小銭を探す様は、あまりに衝撃的で今でも鮮明に記憶に残っています。

今学生の人は一ヶ月だけでも、セブ島に留学してみてはいかがでしょうか。
日本という国に生まれたことがどれだけ恵まれているか、また勤勉で誠実な日本人の良さが改めて分かります。

大阪観光から話が逸れましたが、あいりん地区に行く前に動物公園前駅の前にある商店街も歩いてみました。
激安スーパーとして有名な玉出に行ってみましたが、価格は確かに少し安いですが売っているものが普通のスーパーと全く変わらず、少し拍子抜けしました。(あいりん地区近くの激安スーパーということで、もっとヤバいものが売っていると期待していました笑)

② 飛田新地

ずっと一度行ってみたかったので行ってみました。
通りの両脇にお店があり、店の真ん中には可愛く見えるように照明を当てられ満面の笑みの女の子、その横に50代くらいのおばさんが座っています。
女の子は何も喋りませんが、おばさんが「この子に決めてあげてよ!」等と煽ってきます。
おばちゃんたちはクスリをやってそうとかそういうかんじでは全くなく、大阪によくいるコミュ力の高いおばちゃんってかんじ。
どうでも良いですが女の子が自分で声かけすれば良いので、おばちゃん要らなくね?って思いました。
人件費の無駄。
そして噂には聞いていましたが女の子がかなり可愛くてびっくりしました。(特に可愛い子は、例えるならAV女優の橋本ありなみたいな顔。全員整形しているとは思いますが。)
もちろんお店に入ることはなく、一通りの通りを歩いた後帰りました。


いかがだったでしょうか。
上記以外だとあとは新卒の時に関西に住んでいたので、自分の住んでた地域に行ってみて懐かしさを感じて帰ったくらいです。(当時は興味がなくあいりん地区や飛田新地に行きませんでした)
「自分の知らない世界を見る」という僕のコンセプトだと、関西で行く場所はやっぱり西成あいりん地区と飛田新地くらいなのかなと思いました。

おしまい


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