ゲームオブスローンズ感想②

ネタバレとかあれな人は読まないでください。

シーズン4を見終わって、シーズン5エピソード2の途中まで見ました。
話を重ねる毎に面白くなっていきますね。
そして、色んな話が交差してきました。
シーズン1~4の中盤までが物語の1段階目、準備期間だったのかもなって思います。そのぐらいシーズン4の中盤以降は物語が交差し始めて面白い。
てか、ずっと面白いから面白い×面白い=面白い。
今回はその物語の重なることについて、ではなくティリオンについて書きます。
そもそも、このGOTを見ている人って誰に感情移入をしているんだろうっていうのが全くわからない。
それもそのはずで沢山のキャラクター、家の主観的な話が多いので色んなキャラクターを好きになる可能性があると思う。
僕はかなり王道に(たぶん…)、ティリオンとアリアスタークを応援してる。
他はどうでもいいというわけではないけど、この2グループの先が気になってしょうがなかった。
そして、シーズン4ではこの2グループに大きく変革をもたらしたシーズンだった。
今回はティリオンが好きだな~っていう事を書くので、ティリオンは最高だよな~って思う人が読んでくれると僕の自己肯定感が高まるのでティリオン派の人に読んでもらいたい。

「この体に生まれて有罪です。」
「お前らが思うような怪物になりたい。」

裁判の時に話していたこれらの台詞はティリオンの全てがつまった台詞だと思う。
彼は自虐はしても、本気で自分の体について言及することはなかった。
そして、この台詞はその場にいる誰にも理解されないのに言ってしまった。

彼は自分自身の存在のことについて、有罪だと話した。
これは自分の出生の時の話や普段周りの人から蔑まれていることを指す。
そして、小鬼などよく言われていたが、彼がそのような怪物になれたらもっと楽な人生を歩めた。
(恐らくどこかで殺されているが。)
怪物というのはジョフリーのような人間であり、皮肉なことに「虫を殺し続ける理由を求めてしまう」優しいティリオンは見た目で怪物と思われてしまっている。
寓話とかで鬼が人々に優しくしても結局蔑まれ殺されてしまう話とかあった気がするがまさにそれなのだ。
物語の構造的には物凄く単純なのかもしれないけど、とてもティリオンへ感情移入してしまっている。

今後のティリオンの予測。
予測も何もゲームオブスローンズはもう終わっているから観れば良いだけだけど、まだ観れてないので。
ティリオンは自由都市へ向かった。まあ、デナーリスのいるミーリーンに行くことになるんだけども。
第二のジョフリーとなりかけている、デナーリスとアリアスタークの二人と接触する可能性があるのかなって思っている。
アリアスタークはサンダー・クレゲイン,a.k.a.ハウンド,a.k.a.ピッコロに感化されていそう。あと、メタ的な推測だけど、死んだ姿が映ってないキャラクターは生きていると僕は基本的に考えているのでハウンドは生きているんだろうなって思ってる。
̶ま̶あ̶、̶ナ̶メ̶ッ̶ク̶星̶人̶な̶の̶で̶。̶

そんな感じで傍観してます。
で、一番書きたいことはサンサ、リークの章を見ていて苦しいなぁーー。リトルフィンガーへ感情移入できれば良いんだけど、できねぇからかな。
あと、ブランスタークだけ全く別次元の話を進めているのが面白いし、ジョンスノウは格好良いな。その辺りも楽しみながらみてます。
ポドリックとティリオンは再会しなさそうだけど、ポドリックとブライエニーの凸凹コンビも好き。
ゲームオブスローンズめちゃ面白いから見終わりたくないなぁ…。
以上です。

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