オクトパストラベラー手記④

今週は上手くやる時間を作ることが出来てなくて今一進められていない。
と、書きながらも3人のキャラクターの3章が終わってはいる。
今回はオクトパストラベラーの、文章にすると陳腐に思えるのに素晴らしいストーリーについて書きます。

オクトパストラベラーはオムニバス形式のゲームでいわゆるJRPGっていうジャンルだと思う。
以前の手記にも書いたけど、魔王を倒したり、世界を救うゲームではない。
8人の旅人を操作し、色んな人を病気から救うためであったり、復讐のためであったり、秘宝を求めていたりとそれぞれ個人的な目的や思想のために旅している。言ってしまえば自分探しの旅をしている。
丁度3章が終わった薬師は悪人の怪我を治してしまったが故に他の村人が被害を被ってしまった。人を救うというのは悪人や善人と選択が必要なのか、といった問題に当たっていたりする。恐らく4章が最後の章になると思われるため、次章で彼の結論が出るのがとても楽しみ。

このように様々な葛藤を抱えるキャラクターのストーリーをぼんやりと眺めながら進めるゲームがオクトパストラベラーである。

さてさて、最近やっていて思ったのは『このゲーム王道ゲームなのに小っ恥ずかしさがない。』ということ。先程書いた、薬師の目の前で大ケガしている悪人を救って良いのかといった葛藤についてなんて文章にすると王道だったりありきたりのように思えてくる。このように、このゲームは文章にしてしまうと陳腐でありがちなストーリーのように思えてしまう。
でも、プレイしてる時は全くそんなことは考えない。
それはなぜなのだろうか。

彼ら、彼女らは旅人

旅人というのは基本的に目的はそこまでちゃんとしていない(たぶん)。8人の中には明確な目的を持ってる人もいるが、基本的には何となく世界を旅している。
このゲームは色んな国(街)での文化に触れたり、色んな人と話すゲームなんです。
なんとなく恥ずかしさを感じてしまうゲームはキャラクターへ没入するゲームだと僕は思っています。
このゲームはオムニバス形式なので物語を摘まみ摘まみ読んでるような感覚になります。
逆に考えるとキャラクターへの没入感は凄く薄いゲームです。
だからこそキャラクターの熱い行動やええって思うような選択に対してもどこか俯瞰で見ていられます。何より突っ込みを他の旅人がするんです。
お前はそうするのか!的な感じで。
それぞれのキャラクターは価値観が全く違う。でも、理解は出来る。
そんな人たち同士で一緒にいられるのは旅だから。
そんな感じのゲームなんですね。
キャラクターの選択に対して俯瞰でいられるのが凄く良いです。

因みに今回のこの手記を書き始めたのは木曜日で今は月曜日。
何を書きたかったのかすっかり覚えてないので今回はこれで終わりです。

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