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DX化が進まない理由

おはようございます!

治療の値段が今年も決まりました。

日本では、
病院やクリニックで行う治療などの値段は
国が決めます。

診療報酬改定というもので、
今年の4月から新しい値段に代わりました。

これはとても複雑なもので、
値段表は厚さ10センチもある
電話帳のようなものです。

がんの治療でも、
胃がん、大腸がんなど色々あります。
胃がんでも、
薬物治療、外科治療、放射線治療などがあり、
進行ステージによっても
治療の難しさは違うので値段も違います。

医療関係者は文字通り
値段表の「解読」に必死です。

この値段表を作るために、厚生労働省は、
病院から様々なデータを吸い上げます。
このレベルの病院は全国に何か所あって、
毎月何病の患者さんが何人来ているかなど
かなり細かな情報を吸い上げます。

その気になれば、
ある地域のどの病気で
どの病院がマーケットシェアを
いくらとっているか
分析できます。

健康保険証があるので、
特定の人がどのような治療をうけ、
どのような薬を飲んでいるのかも
手に取るようにわかります。

かなりDX化が進みつつあります。

それでも、国際比較をすると
DX化が遅れているので
それを加速させようとした動きがあり、
私も賛成です。

ただ、
内閣府や厚生労働省や総務省などが
DX化と高らかにうたうのはよいのですが、
自分たちのDX化や透明性は
どうなのでしょうか。

黒塗りの公文書や、議事録のない会議が多く、
何を根拠に決めているのかが分かりません。

コロナ政策などは
何時か検証されるのでしょうか?

「DX化しましょう!(皆さんはね)」では
DX化はサボタージュにあいかねません。

昔の人は言いました「まず隗より始めよ」と。

今日もよろしくお願いします。

安島

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