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向上心なき者は去れ、とは言った

おはようございます!
 
向上心なき者は去れ。
 
昔、よくこのフレーズを口にしたものです。
会社は創業まもなくで、
この言葉が仲間にも響いていました。
 
ただ、しばらくすると
違和感を持つようになりました。
 
それは、同じ巻き尺の上で、
人より向上しようとすることが
気になってきたのです。
 
簡単に言えば、
偏差値で育った世代ですから、
売上が人より良いと向上した気になり、
利益率がよいと満足したりするのです。
 
会社を比べるときも、
上場会社の〇〇ランキングは
よく目にします。
 
ある特定の評価軸を取り上げて、
その順番を競うやつで、わかりやすく、
私もよく参考にします。
 

 
悪いことではないのですが、
評価の軸にユニークさがなく、
私はなじめなくなってきました。
 
自分の幸せは、自分の評価軸で図りたい。
そう思うようになりました。
 
同じ軸の上での向上心を競うのではなく、
評価軸のユニークさで向上心を競いたい。
 
そこから棲み分けの考えかた
にシフトしていくことになります。
 
比べようのない自分になりたい
そう思うようになりました。
 

 
ただ、
他の人と評価軸を共有しないことは、
孤独に耐えることでもあります。
 
孤独に耐えたうえでの、
協調や調和と言ったらよいでしょうか。
 
淋しくなると、すぐに、
他の人と同じ評価軸に
乗りたくなってしまいます。
 
孤独に耐えながら、
自分の道を歩んでいる人に
私は共感を覚えます。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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