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AIと将棋

おはようございます!
 
藤井聡太さんの棋戦が
気になっています。
 
 
羽生さんとの王将戦、
渡辺さんとの棋王戦。
 
どちらも藤井さんの相手を
応援しています。
 
素人の私がみても、
凄い勝負で思わず、
速報でみてしまいます。
 
気になるのは
AIの予測と
実際の将棋の違いです。
 
AIの読みどおりに打っていたのでは、
読みどおりの決まりきった将棋に
なってしまうからでしょう。
 
どこかの局面で、
AIの読みとは違う手を打ちます。
そして、相手を
未知であろう世界に誘い込んで
勝負をしているように
私にはみえます。
 
AIの読みと違う手を打つときが
とても面白いのです。
 
決まりきったAIの手を離れることは
リスクを伴います。
負ける確率が高くなるのですから。
 
しかし、
それを想定して日々研鑽を積み、
相手が研鑽を積んでいない
であろう世界に
誘い込むのです。
 
しびれます。
 
そして、最後は体力勝負に見えます。
 
昨日の棋王戦では、
最終版に藤井さんが
あと10数手で確実に勝てる
ところまで来たのですが、
何故か、他の手を打ち
負けてしまいました。
 
インタビューでは、
「最後は少しチャンスがあったのですが、
そこは少し残念」
と話していましたが、
心中はいかばかりでしょうか。
 
素人には大失態に見えますが、
朝からずーっと
集中し続けているのですから、
そういうこともあるのでしょう。
 
格闘技でも、
詰めのラッシュに行くとき、
ここを耐えられたら、
体力が続かず
今度はこちらがやられる
という局面は普通にあります。
 
そんな有限性も
AIにはない面白さです。
 
AIか人間かという問いの設定を
忘れてしまうほどの
良い勝負が続いています。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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