5127回の失敗|ダイソンに学ぶ伝わるコピーのルール
93|大村さん5,127回の失敗
たかびんです(@free_takabin)
最近うちの事務所で「ダイソンの掃除機」を買いました。
ダイソンの掃除機めっちゃいい。
ちょっと掃除しただけでビックリするくらいホコリ取れる。吸引力も凄いのでダイソン製品すげーと質の高さに関心していました。
ダイソンの掃除といえば、
「吸引力の変わらない、ただ1つの掃除機」
のキャッチコピーで有名ですよね?
実は、それだけでなくダイソンの箱に書いてる理念がメチャかっこいいって知ってましたか?
それがコチラ。
失敗を重ねても挑戦し続けること。
これがダイソンの発明と問題解決の源です。
ジェームス ダイソンは、
5年の歳月と5,127台の試作品を
経てサイクロン技術を開発しました。
めちゃかっこよくないですか?
失敗を重ねても挑戦し続ける精神。ストーリー性がすごく伝わってきます。
「この製品にかけた情熱と圧倒的な自信が凄い」
「ここまで言い切れるなら凄い製品に違いない」
と思えてきます。そして興味深いのが伝える順番。
「失敗を重ねても挑戦し続ける」というダイソンが大事にしている理念から話している。
もしこれが、
ジェームス ダイソンは、
5年の歳月と5,127台の試作品を
経てサイクロン技術を開発しました。
これがダイソンの発明と問題解決の源です。
失敗を重ねても挑戦し続けること、
(これを大切にしています。)
というと、確かにいい話だし伝わるは伝わるんだけど、「ふーん、なるほどね」というくらいでそこまで心動かされません。
少なくとも欲しい!と思ったり、一緒にダイソンさんと仕事がしたい、ダイソンさんが作った商品を買いたいということにはならないはず。
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①本来の順番
失敗を重ねても挑戦し続けること。
これがダイソンの発明と問題解決の源です。
ジェームス ダイソンは、
5年の歳月と5,127台の試作品を
経てサイクロン技術を開発しました。
_____________
②逆にしたバージョン
ジェームス ダイソンは、
5年の歳月と5,127台の試作品を
経てサイクロン技術を開発しました。
これがダイソンの発明と問題解決の源です。
失敗を重ねても挑戦し続けること、
(これを大切にしています。)
________________
同じ内容のはずなのにこれほどまで印象が変わる。
これは、サイモンシネック氏の著書「Whyから始めよ」の
Why「理念・志・なぜ」
↓
HOW「手法、どうやって」
↓
WHAT「どんな行動を起こすのか?」
というゴールデンサークル理論に沿って書かれているんじゃないかなーと思いました。
伝わる順番を変えるだけで、順番を意識するだけでこれほどインパクトが変わるというのは驚きです。
WHYから始めよ、という本はぜひ読んでみるといいです。
【今日のまとめ】
ヒット商品の作り方
「失敗を重ねても挑戦し続けること」
Whyから始めよ。
伝える順番によって
言葉の印象は驚くほど変わる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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