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【完全オーダーメイド着物】理想の色無地制作に向けて!

完全オーダーメイド着物をモニター制作していただけるお二人と共にこれから始まる数ヶ月間の制作過程をドキュメンタリーでお届けします。
(お二人ともに許可を得ています)

まず、ご縁のきっかけは、3月の東京キモノショーでした。(キモノショーでて良かったー😂)雨降りの中ありがとうございました!!

そして、今回は打ち合わせの1回目の話です。
オーダーの方には新宿区高田馬場にある、ふじや染工房(ふじやせんこうぼう)に来てもらい打ち合わせをします。(安心•安全の為です)

まずは、工房内のご案内からしました。染色の歴史、染色が新宿区の地場産業である話、色づくり、引き染め、蒸し、水元(みずもと)などなど。。
着物制作の現場を体験していただきながら、
引き染め職人である私が日々の仕事の中で考えていることをお話しします。

次に和室に移動して、これからの進め方をお話しします。
ざっくりとした流れは、
各種ヒアリング→生地を選び•色を選び→染まった色がイメージ通りかの確認→仕立て上がり納品 の流れです。

続いて、生地のイメージをお聞きします。
今回は単衣(ひとえ)のオーダーです。
生地の地紋については、サンプル生地や白生地、画像をみながら、
どの様なイメージかを話し合い、形にしていきます。
次回の打ち合わせまでにイメージに合いそうな反物を見立ててご用意します。

色については、次回パーソナルカラーの先生も交えて選んでいくことになりました。その際には、お手持ちの着物•帯の写真や実物があるとより具体的な話が出来ます。
好きな色、欲しい色、似合う色などなど。。

•M様
桐竹鳳凰柄(pic2)

pic2 白生地に桐竹鳳凰柄が織ってある

を見て素敵と気に入っていた。
細かい全体柄
直線の柄が入っていない方が良い。
花系ではない。
立涌系のデザインではない。

•T様
桐竹鳳凰柄(pic2)を見て素敵と気に入っていた。
細かい全体柄曲線系(pic3)

pic3

がかわいい。
花系ではない。
立涌系のデザインではない。

この情報で白生地を見立てます。

次回は、見立てた反物を見ていただき、パーソナルカラーの先生と一緒に色について理解を深めます。
では第2回に、また!

ふじや染工房
完全オーダーメイド着物


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