見出し画像

レクリエーション

 4月。中1の3回目の授業で画用紙を使ったレクリエーションを。班ごとに六切サイズの画用紙2枚を使って高さのあるものを作り、その高さを競うゲーム。使っていいのはハサミとカッター、30cm定規のみ。テープやのりは使用不可。
 他県で美術の非常勤講師をしている友人(5年目)に教えてもらったこちらを実施するのは、私にとって初めての試みだった。果たして生徒はやる気になって取り組むのか?不安もあったが、そこはまだまだ無邪気な中学1年生、皆夢中になって楽しんでいた。
 紙を細く切って、筒状にした紙を留める。それを繋ぎ合わせて立てる。
 紙を縦半分に折ったものを2枚作り、重ねる。
 自立させるために土台作りに取り組む。
などなど、自分たちなりに制限時間まで試行錯誤していた。また、協力し合う姿も微笑ましかった。
 全班の作品の高さを測り、何を考えて制作したかを聞いた。純粋なランキングもつけたが、それぞれアイディア賞や最後まで諦めなかった賞など賞をつけると喜んでいた。
 最後のまとめでは素材の特性を考えて制作する事を体験して欲しかった、と最もらしい事を言って終わった。
 私にとっても楽しい時間となり、やってよかったと思える内容だった。
 ただ、自立させないといけないというルールはあるのか?と言う質問に「ある」と答えたのが適切だったのか疑問。
 今度実施する時は友人に確認してから行おうと思う。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?