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コーヒーカップを片手にデータを眺めながら好きなことをつぶやくnote

はじめまして。私は、デジタルマーケティングの会社でSNS運用をしている自称マーケターです。好きなのは、おいしい食べ物、ゴシップも含めたニュース。本を読むこと、色々なデータを眺めること。

このnoteではコーヒーカップを片手に、マーケティングの仕事で大事にしていることや、データを眺めて思ったことを自由につぶやいていきたいと思います。まず初回は、日々の仕事で私が大事にしている言葉を2つ紹介します。

1.「自分の財布を基準に判断しない」

私のキャリアのスタートはスーパーの販売員でした。新入社員のときは、1着1,000円とか1,900円のジーンズのお直しをするため、レジ横のミシンで1日中ジーンズの裾上げをしていました。その後転職した通信販売会社では、ジュエリー、化粧品、アパレル、ファッショングッズや食品、ホームグッズなどの販売プランを考える仕事に長年携わっていました。

その通信販売会社で働いていたある日のことです。メーカーさんとの打合せで、ジュラルミンケースから取り出されたダイヤモンドのサンプルを目の前にしたとき、思わず「すごくきれい…でも、高~い!」と叫んでしまいました。

自分の年収以上の高額なダイヤモンドリングを指にはめ、心臓がバクバクして汗が出そうになっていたその時、

「自分の財布を基準に判断しちゃダメだね~」

数々の宝石を輸入しているメーカーの方にピシリといわれた一言です。
「この商品の価値がわかるお客様は、この値段を高いとは思わない。安いと思うはず。もっと宝石と市場を勉強しないとジュエリーは販売できないよ。」

実際、そのダイヤモンドのジュエリーは、飛ぶように売れました。

マーケティングの仕事をするのであれば、自分の基準で分析したり判断したりしせず、お客様の基準で考えなくてはいけないんだ、ということに気がついた出来事でした。

2.「一次データと、公開されている官公庁の統計データをもとに分析せよ」

こちらは、スーパーの商品企画室で、プライベートブランドの商品企画をしていたときの上司の言葉です。商品開発をするときには必ず事前に市場分析をします。その際に、1次データや、すでに官公庁が公開している統計データの2次データをもとに分析するようにしていました。3次データは、加工した人の意図がはいってしまっている可能性があるからです。

1次データは自社や自分で調査したデータのことです。二次データは、官公庁や調査機関などにより既に調査された結果をしめす統計データ。すでにあるデータをもとに、更に見やすく加工したデータを3次データと呼んでいます。

実は、同じような言葉をスパイ小説の中でも見かけたことがあります。「分析」しようとすると、なにか特別な事象やデータを探して「分析」しなくては、と思いがちですが、実際は、簡単に自分がアクセスできる公開データだけでも、多くのことを分析できるのですね。

おわりに

最近は仕事がら、SNSの媒体ツールで抽出できるデータを分析することが多く、公開されている一般データに触れる機会が少なくなってしまいました。

そこで、このnoteでは一般公開されている情報やデータを眺めながら、自由気ままに思ったことをつぶやいていきたいと思います。テーマは気のおもむくままに、そして、たびたび脱線する予定。

次回は、「平均値だけでなく、中央値も見ることが大事」と実感した話を予定しています。もしご興味があればアカウントをフォローして、ぜひ次回もお読みくださいね!


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