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宮古島日記:宮古島な生活(移住3ヶ月でわかった3つのこと③移住して安部が感じた宮古島の「今」)

①宮古島はバブルです、②島の人が「今」思うこと、で書いてきた宮古島の現状ですが、ここでは安部なりに感じたことを書こうと思います。

一番感じるのは、「人の縁」です。
「離島」という特殊な環境、そこに根付く文化(神事も含む)によって作られた縁があります。

そのなかでも特に特徴的な慣習?が、「モアイ(もやい)」と「オトーリ」です。

モアイ(もやい)は、近しい仲間でお金を共同で積み立てる仕組みで、毎月親が決まりその親に一定額を渡し、飲み会を行います。

毎月あって近況を報告する、その集まりが相互扶助を前提にしている。
繋がりの濃さが伺えます。

そして、「オトーリ」。

要するに回し一気飲みです。w
しかも全人数分全員が一気するという・・。
これも、この独特の仕組みを通して親が全員と話す、その親を回すことで全員が全員と話す機会をもつ、という流れを作っています。
(ちなみに昔は結構強制感あったそうですが、今は断ることもできます。)

移住して3ヶ月程度たって、こういった慣習の背景にある「人の繋がり」、というものがなんとなく分かってきました。
古来からお互いの近況を常に知ることで、助け合えるような関係性を築いてきた宮古島ならではの文化基盤なのかもな、と感じています。

2月、RuGuはモニター期間として、100人近くのお客様にご来場いただいています。
そのうち半分程度は島民の方で、有難い限りです。
地縁を強くして、島の人と一緒にこの島の守るべきものを守っていきたいなと思います。

①外部環境(バブル)
②島民構成(島の人、出戻りの人、移住した人)
③人と人の縁(文化)

この3つが「今」の宮古島を成している状況のようです。
(きっと数ヶ月後には変わっているかもしれません。)

次回からは、少しビジネスよりの視点で、『南の島で考える』編(組織、リモートワーク、ダブルワーク)をお送りします!

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