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離島で未来を考える

2019年4月〜11月の8ヶ月何をしていたか?

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なんだかんだで8ヶ月ぶりのノートです。
RuGu開業(2019年4月)からの8ヶ月はこんな感じでした。

・施設としての運営が固まるまでの混乱期(4月〜6月)
・ついにやってきためまぐるしい繁忙期(7月〜9月)
・結果として5回の台風を経たダメージ修復(10月〜12月)

何事も初めてのことは予想外だらけです。
ベッドメイクはほぼ達人の領域まで極めました。
そんなこんなで気づいたら今年も終わろうとしています。w

2019年11月末:人事ごった煮会ご来島!

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そんな中、11月29日〜(長い人は)12月2日まで、たくさんの人事仲間が来島してくれました。
数年前から参加させてもらっている「人事ごった煮会」。
移住後に主宰の三浦くんといつかごった煮宮古島でできたらいいよね。
と話していて、意外に早く実現しました。

せっかくの機会なので、島民のゲストもお呼びし、島の現状をパネル形式でお話してもらいました。
その話の中で自分でも多くの気づきがあったので、忘れないように残しておこうと思います。

2拠点生活を1年間続けて見えてきた3つのこと

テーマは「宮古島の「今」「人」「仕事」「これから」」。
これまでnoteで書いてきたような内容をお話ししています。

その中で2拠点生活を1年続けてきて、自分なりにわかったことがいくつかありました。

①宮古島だいぶ好きw
この1年間で宮古島愛がとても強くなりました。
ご来島いただいた皆様を島内のいろいろなところにアテンドしましたが、いやーやっぱりいい島。
「海も空も青い。」
「星が人生で一番綺麗。」
「いるだけで何か自分の気づいていなかった新たな一面が見えてくる。」
1年前自分が感じていたことをみんなが同じように感じてくれていることがとても嬉しかったです。

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星がとにかく信じられないくらいたくさん見えて、ほんとうに綺麗なんです。


②ワーケーションの意味
人事界隈の人が来ていたので、ワーケーションという切り口からも考えてみました。
「都会で疲れた気分をリフレッシュして生産性あげる」
「少しのんびりした空気の中で気持ちを落ち着かせて向き合う」
みたいなことがワーケーションについて言われるような気がするのですが、自分なりにこの1年で感じたのは、

いわゆる『社会課題』に近い

ということです。
どんなに景色が綺麗でも時間の流れがゆっくりでも目の前の仕事に変わりはありません。w
(これは1年働いているから感じるのかも・・ですが。)
ただ、日々、働いている中で生活している中で、目の前の海でサンゴが白化して行ったり、ゴミが漂着してきたり、天然記念物が絶滅しそうになっていたり・・そんな社会課題が目の前にあり、かつ、すぐ行動できる。

サンゴを守るために観光客の方々に現状を知って頂く機会は作れます。
ビーチクリーンは毎週のようにやっています。
絶滅寸前の宮古馬の牧場では常にお手伝いができます。

そんな社会課題への「距離の近さ」みたいなことが自分に与える影響はとても大きいと感じています。
そして翻ってみると今自分が向き合っている「仕事」もどこかで社会課題に繋がっていると実感することができるのです。
そのバランスがもしかしたらワーケーションの意味なのかも・・と思い始めています。

③どの世代から考えるか?
島を好きになり、そこで抱える課題に自分なりの関わり方を見つけると、途方もないことに気づきます。社会課題とはだから社会課題なんですね。
だからこそ、世代を紡いでいく必要があるなと感じるようになりました。

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昨年から縁あって関わらせていただているミャークラボにも引き続き、機会をいただいています。
先日、小中高生の前で「組織とリーダーシップ」について話すという超難易度の高い依頼を受けました。
(話の内容がどうあれ・・汗、)その世代からキャリアについて考える機会を作っていくことの意味は大きくあるなと思います。

だからこそ、(今後は成長支援に変わっていくであろう)教育が重要になってくるなと思います。

そう考えると、島(に限らずローカル)で生きることはSDGsそのものな気がします。
(持続可能性ということについて常に意識せざるを得ない環境でもあるなと思います。)

関係人口が増えて嬉しいという感覚

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今回、離島に20名もの人たちがきっかけはどうあれ来てくれて、みんなが「宮古島のファンになった」と言ってくれました。
地方創生においては「関係人口」を増やすことはとても重要だと位置付けられています。

今まであまりピンと来ていなかったのですが、今回のごった煮を通して、関係人口重要だなと思いました。

自分なりの宮古島との関係性も来島してくれる人が増えることで変化していった気がしますし、何よりサイコーの宮古島にみんな来て欲しいと思います。

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