トレーラーハウス

2020年の抱負「もう、遊びじゃない」

 あけましておめでとうございます。(1月6日現在)もう6日経ちましたが、2019年の振り返りと2020年の抱負を残します。
(タイトルは敬愛するしいたけ先生の2020年上半期牡羊座のテーマです。)

2019年の振り返り

 2019年は怒涛の1年でした。4月〜の振り返りはこちら。

 本当にラスト8ヶ月は怒涛すぎて記憶も曖昧ですが、振り返ると学び多き1年でした。
(やっと冷静に振り返れる。。汗)

振り返り①:GCストーリーで学んだ3つのこと

 8年間在籍したGCストーリーを11月末に退任しました。個人的にはとても大きな出来事でした。

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学び①:人で会社は変わる
学び②:”働きがい”は働くという概念を変える
学び③:組織からコミュニティへ

学び①:人で会社は変わる
 社員数40名程度の2012年に営業として入社し、2013年には売上が危機的状況に。
 そんなタイミングでまさかのプラスアルファで人事総務を預かることになり、採用、制度、評価、研修、労務、(+総務)まで、できることはとことんやりました。その分、営業がおろそかになり、迷惑をかけたりもしましたが。。
 結果として、そのタイミングで採用した2015年新卒は後のV字回復の起爆剤となり、「人で会社は変えられる」と強く思った出来事でした。
(社員数60名で20名近く退職したタイミングではどうなるかと思いましたが。。怖っ)

学び②:”働きがい”は働くという概念を変える
 GCストーリーは家族的で心理的安全性が高く、今までの「働く」という概念が大きく変わっていく8年間でした。
(働きがいのある会社ランキング(100名未満)総合3位、女性1位を受賞できたことは本当に嬉しかった。GCのみんな、ありがとう。)
 「働きがいがある」ということは「働く意味を『自分で』見いだすことができる。」ということです。あまり体感しづらいのですが、働きがいは与えられるものではなく、生み出すもの、そう感じさせてくれる会社。
 一人一人が「貢献のための成長」という考え方を大切にし、それぞれの貢献の形を実現していく。居心地が良くて、『働いている』よりも『生きている』実感の湧く日常でした。 

学び③:組織からコミュニティへ
 最終的には役員として会社を支える立場を頂いた中で組織改変という仕事をさせて頂いたことは自分の社会人人生にとっても大きな糧となりました。
 古き良き日本の家族的ヒエラルキー型の組織がコミュニティに変化していく様は楽しくも苦しくもありましたが、結果としていい方向に向かっていることは嬉しく思います。

 元々、会社における人付き合いは結構苦手で「何考えているかわからない」とか「冷たい」とか言われがちでしたが、GCストーリーで働いたことでハートフルな組織というものを体感し、『人は生かされている』ということをそれこそ初めて認識し、他者との関わり方が変わりました。
 その上で、自分が何をしていきたいか?何のために働いているのか?それをとことん考える8年間だったように思います。

振り返り②:RuGuで学んだ3つのこと

 なんども言いますが、2019年は本当に怒涛の1年でした。経営とはエキサイティングでハードシングスの連続ですね。笑

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学び①:過去の栄光は捨てるべし
学び②:事業は数字で語るべし
学び③:「悪い奴じゃない」は注意すべし

学び①:過去の栄光は捨てるべし
 全部とは言いませんが、過去やってきたことを活かすのは本当に難しい。
 それほどに人間は偏った思考をしています。宮古島だし、宿泊業だし、金融業の側面もあるし、そもそもサービス業でtoCだし、グランピングだし、トレーラーハウスだし、(少し関わってましたが)建築だし、新しいビジネスモデルだし、経営だし・・とそんな環境でもやっぱり今ままでの栄光(と言えるかもわからない)実績を引きずってしまうものです。
 結果として結構なタイムロス、今やり直したら半分でもっといいアウトプット出せたなーと思うことが山ほどあります。
(具体的には割愛します。もちろん、よかったこともたくさんあります。)

学び②:事業は数字で語るべし
 マーケティングに携わっていた身としては、本来物事は数字で語りたい派なのですが、あら不思議。本当に切羽詰まっているとほぼ感覚値で意思決定をしてしまいます。
 これは大きな反省ですが、初期の初期でしっかりと採算や事業遂行値を把握可能な仕組みを構築するべきでした。GCストーリーではアメーバ経営を実践し、日々採算意識を持って事業を運営していたはずなのですが・・繁忙期という大きな波がきてすっかり抜けてしまいました。
 今更ながら仕組み化に手をつけることができ、後悔の日々。。事業は何が何でも数字で語らねばなりません。

学び③:「悪い奴じゃない」は注意すべし
 人は資本です。当たり前のことですが、時に間違うこともある。そんな1年でした。信じては裏切られ信じては裏切られ・・人事をやっていたので、そんな人関連の悩みには慣れたつもりでしが、そんなことは全くありませんでした。笑
 やはり、サイバーさんに代表される「素直でいい奴」が最強です。これに勝るシンプルさはありません。そこで注意すべきは「悪い奴じゃない」は「いい奴」に該当しないということです。
 あくまで個人的な見解ですが、基準を「素直でいい奴」に置くならば、「悪い奴じゃないんだけどなぁ」という言葉が思い浮かんだ時点で何かが違う、というアラートが必要だなと感じました。
 ・・そんな悩みはありつつも総じて素敵なメンバーに囲まれて働かせてもらっています。感謝。

振り返り③:ダブルワークで学んだこと

 ダブルワークについては、以前noteで書いています。

 『ダブルワークに限らずですが、「働く」って、没頭することだな、と最近感じています。
 没頭の対象が「好きなこと」でもいいと思うし、「歯を食いしばってでも成し遂げたいこと」でもいいと思うし、「誰かに喜んでもらえること」でも「自分が納得するスキルを得ること」でもいいと思います。

 だからこそ、その「働く」ことの「どこ(何)にコミットするか?」が重要です。』

 まさに上記を実践した1年。10月、11月はご縁をいただき、3社で仕事をしている状態でした。それぞれの会社にそれぞれの思いがあるので、没頭できる環境が3つもあるなんてとても幸せです。
 一方で誰かの役に立つためには、時間管理や納期、アウトプットなど実務的な側面をしっかりとカバーするキャパシティは必要なので、ただ「好き」なだけでは飯は食えないなと改めて感じました。

2020年に向けて

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 だーいぶ長くなりましたが、2019年を振り返るとこんな感じでした。そんな2019年を経て、2020年に向けて、以下3つを進めていこうと思います。

抱負①:サービス作る

 間も無く、『RuGu Glamping Resort』開業から1年が経ちます。たくさんのお客様に訪れて頂き、実際に運営することで色々なことが見えてきました。それらの知見を生かして、サービスを構築する予定です。
 まだまだシードの段階ですが、なんとなく輪郭は見えてきているので、とことん考え抜いて形にします。

抱負②:個人事業本格化

 ダブルワークも継続します。縁あって現在は人事制度構築、広報業務支援を行っています。
 今後は「人がありのまま生きられる場づくり」という自身のパーソナルミッションを体現すべく、組織開発・文化作り・広報的発信にも没頭していきたいと思います。

抱負③:自分は何者か?「もう、遊びじゃない」

 ここで冒頭のしいたけ先生に戻りますが、以下が2020年上半期の牡羊座。

『2020年上半期の牡羊座からは「応援する力。応援される力」の赤が出ています。2020年のあなたは、これまでの10年ぐらいのなかでもかなり「予測ができない年」になっていきます。』

 宮古島に移住した2018年から結構勝負どころだなぁ、と思ってましたが、本番は2019年でもなく今年のようでした。汗

 「もう、遊びじゃない」
 30代最後の1年。自分は何者か?模索しつつ走り続けようと思います。

 今年も皆様にとって良い年になりますように。

2020年1月吉日 安部孝之

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