見出し画像

40代のサッカー指導者がカナダのサッカークラブと契約した話-②テキストは突然に。

試運転期間の2ヶ月が過ぎようとした事でした。選手達とも少しづつ、打ち解けてきて、日本の事、Jリーグのことや私の素性などを聞かれたり、話たり出来る関係性が築けてきた矢先・・・。

クラブのTD(テクニカル・ディレクター)からテキストがあり、「もうこのカテゴリーとは関わらないでくれ」と。はじめは、違うカテゴリーに移動かなとテキストをやりとりしているとクラブに関わらないでということ。は??ってなりました・・・。

私としても色々、回想しました。「何か不都合なことしたか?」「汚い言葉を使ったか?」「選手・スタッフの迷惑なことしたか?」と本当に自分を疑いました(悩)しかし、見当たりません。。。本当にショックでした。

そして、次の練習前に選手達にサヨナラ挨拶です、まだ2ヶ月。というか、なんて説明して良い言葉が見つかりませんでしたが、「君たちのの姿勢や取り組んでいることは素晴らしいし、とても嬉しかった」と話しました。すると、選手から「理由は何〜」っとダイレクトで良いなと思いつつ、「This is Adult issues.(大人の問題だよ。)」と私が返したら・・・選手達は、なんだそれって顔して、It's a set-up!(やらせだ〜)と少しは選手たちには寂しさがあってよかったなと(笑)正直、この短い期間で関係性を作れたのは、私にとっても良い経験と確証につながりました。関係づくりの忍法は、巻物としてストックできました📜

そんなこんなで、クラブに関わる・契約するというスタートラインは無くなり実質、Fire🔥。日本だったら笑えない、いやここでも笑えない・・・。

次回は、セレンディピティはあった「③偶然を拾う。」です。

何かのキッカケなnoteであれば幸いです。
新井貴之

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?