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コーチングを学びはじめて5ヶ月の私が、スキルを盗みに体験コーチングへ行ったら、全てバレて返り討ちにあった話【きのこさんのコーチング】

テレワークをしていたとある木曜日

仕事に行った奥さんから「蒲田の鳥久のお弁当予約しようとしたら、今は宅配してないって言われてがっかりした。食べたかったー」とLINEが入る

自宅から3分のところにある鳥久へ行き、夕飯用にお弁当2つを買ってきました。帰宅した奥さんがお弁当を見て「蒲田ってたまにはいいところあるんだね!」と言われて、"きょとん"とした私です。

「治安が悪いこと以外はいい街だよ」は完全に火に油を注ぎました。

鳥久のお弁当

二人で美味しくお弁当を食べました。

どうも、たけです。

社内向けの企画部門に勤めながら、コーチとして活動してます。

さて「コーチングを学びはじめて5ヶ月の私が、スキルを盗みに体験コーチングへ行ったら、全てバレて返り討ちにあった話【きのこさんのコーチング】」です。

<想定している読者>
・コーチを学び始めてスキルを一つでも多く手に入れたい方
・相手のスキルをこっそり盗もうとしている方
・「きのこさん」のコーチングに興味を持った方

に届くと幸いです。


はじめに

2021年12月17日(金)15時30分後に始まる「きのこさん」との体験セッションに向け、机をセッティングをしていた。体験セッションで、きのこさんのスキルを一つでも多く盗むつもりだ。

セッション後、あんなこと言われるとは知らずに・・・。

「たけちゃん、うしろうしろ」

きのこさんを知ったきっかけ

コーチ活動を広げるため、HPを作ろうとしていた。「HPページって好みがあるよね」コーチ仲間との言葉から他のコーチはどのようなHPを作っているのか調べていた。

Twitterでプロフィールに"コーチ"と入れている方のHPは・・・と

調べている途中、気になるツイートを見つける


きのこさん

私が引っかかったのは2つだ

①ベトナム ホーチミン在住なのでは・・・?
きのこさんのHPを前見たときに”ホーチミン在住”と記載があったはず

(きのこさんのHP Q&Aより)


②林健太郎さんと直接会ってる!?
「24時間コーチング2021」というYoutube配信を見て、エンタメとしてコーチングを発信していることに感動していた。その主催者の林健太郎さんが会いに行くきのこさんって何者。




きのこさんのTwitterのプロフィールにあるリンクをクリックする

<きのこさんのリンク集>


もうリンク集からわかりやすい・・・。

HPやLINEのリンクだけでなく、最初に知りたいプロフィール、値段、お客さまの声などがすぐに見れるようになっている。

公式サイトのボタンを押す。

どこに何があるか一目でわかりで読みやすい。

<きのこさんの公式HP>


「このきのこさんに会ってみたい」私の中で体験セッションを受けることを決めていた

<受けてみたい理由>
・HPが綺麗な理由を聞きたかった(パクる気 参考にする気満々)
・「きのこさん」に単純に興味が湧いた
・THE COACH Academy以外の方のコーチングを体感したかった
 
 *私は THE COACH Academyでコーチングを学んでいます。
コーチングを学びたい方は下記から

<THE COACH AcademyのHP>


すぐにきのこさんの公式LINEから問い合わせを行った

「botか?」

公式LINEのきのこさんはすぐに返信が返ってくる。スムーズに日程調整・振込を行い、パソコンを閉じた。

体験セッションを楽しみにPCを閉じる


コーチングスキルを盗みに体験セッションへ

12月17日(金)15:30@蒲田の自宅

体験セッションのため、Zoomで接続する

きのこさんがいる(当たり前だろ)

「はじめまして」の感覚はこちらにはない。私の「ホームページ綺麗ですね」に苦笑いのきのこさんを見ながらアイスブレイクを進める(きのこさんはリアクション薄い人なのか・・・?と感じたことはもちろん口には出さない)

その後、コーチングの流れについて説明が始まる

<きのこさんのコーチングの進め方>
(1)自己紹介
(2)コーチングの説明
(3)体験セッション
(4)今後について

きのこさんの説明

きの:コーチングは初めてですか?

たけ:いえ、コーチング受けたことありますし、コーチもやっています

きの:そしたらコーチングの説明は割愛しますか?

たけ:いえ、説明お願いします!

きの:そうですか!わかりました!


導入資料をZoom上で共有しながら、説明を続けるきのこさん

どの説明資料もシンプルな絵で記載してあり、しっかりと伝わってくる

必死にメモとる私_φ(・_・ 
(やっぱり導入の説明はわかりやすいなー)

_φ(・_・ 

_φ(・_・ 

_φ(・_・ 

ふと、コーチングの説明が止まる


きの:ところでコーチング中、私にどういう関わりしてほしいですか?

たけ:どう・・・?

きの:コーチング中の私へのリクエストを聞いておきたくて

たけ:そしたらI messageを最後に欲しいです。無責任でも良いので、きのこさんがセッション中に感じたことを伝えてほしいです。

きの:わかりました!最後に必ずお伝えますね。

きの:あと、コーチングを継続する場合、いつまでにどうなりたいですか?

たけ:え?

きの:コーチングはセッション中だけではなく、セッションとセッションの間が大切ですよ。なので、継続するとしたらいつまでにどうなりたいですか?

たけ:・・・。

きの:・・・。

たけ:(継続するつもりない・・・どうする俺)

きの:どうですか?

たけ:あ、今お願いしているコーチがいまして。なのですみません、今は継続考えてないですよね(満面の笑顔)

きの:わかりました!


表情ときのこさんが発した「わかりました!」にギャップを感じとった。ただ、その「ギャップが何か」聞くことはできない。

「継続するつもりはないのだから、そこまで踏み込んではいけない」

自分に言い聞かせた。

コーチングの体験セッション開始

<私のメモしたポイント>

・問いの立て方
 考えが広がる問いを立ててくれる。「XXXってたけちゃんにとってどういうものですか?」「大切にしたいと言ってましたが、本当に大切ですか?」

・丁寧に聞く姿勢
 こちらが思考しているときは遮らない。丁寧に頷きながらこちらの様子を見ている。こちらが話していることを笑いさせても基本コーチング中は愛想笑い(声のトーンが本心で笑っていないと直感で思った、私の主観です)で、落ち着いて聞いている

・思考の枠を外す方法
 自分一人では、枠を作って考えが止まってしまう。その枠をそっと外してくれる。「XXXがみんなに好評だとしたら、YYYはどうなっていますか」「もし・・・だとしたらどうですか」

どれも勉強になるスキルたち
*ちなみにクライアントに夢中になっており、ほとんどメモが残っていない・・・。

体験セッション後に返り討ちは始まる

(イメージ)私ときのこさんの差

セッションの最後


きの:あ、たけちゃんから依頼のあったI messageお伝えしますね!

たけ:覚えていてくれたんですね

きの:「内省力が強い」、「事実と解釈がしっかり分けて話している」この2つは素敵でした

たけ:ありがとうございます!

きの:ではコーチング終わりますねー!

たけ:はい!



「色々と勉強になること多く、しかもI messageまできっちり出してくれる。きのこさんにお願いしてよかった」

そう心で呟きながらコーチングは終わっていった。

そして雑談が始まる

「お店を出たところで店員に「ちょっといいかなー」と肩を叩かれる」状況」を想像して読んでください


きの:あ、そういえば継続の説明いらないですよね?

たけ:え?

きの:継続の意思がないって言っていたので

たけ:そうですねー。(ちょっと興味あるけど言い出せない)

きの:というか、たけちゃんコーチングスキル盗みにきてますよね笑

たけ:え(ん???ん???)

きの:最初から一生懸命メモ取っているので、多分コーチングスキルを勉強しにきたんだんだろうなーって思ってました

たけ:・・・(ん???)

きの:最初から気付いてますよー笑。「継続するつもりない」と言われた時点で確信持ってました笑

たけ:最初から全部バレてたんですね・・・。

きの:はい。こちらも気づいていたことを、伝えないで終わろうかと思ってました。ただ、たけちゃんなら、大丈夫だと思って話してみました笑



万引き犯だとスーパー入った時点で雰囲気からわかったけど、しっかり犯行して店を出た時点で捕まえた”状況です


きの:でも継続しないですよね笑

たけ:しないです笑

きの:ではまたー。

たけ:ありがとうございましたー。


Zoomをそっと退出する私。マウスを握る手が汗ばんでいることに気づくと共に本音で話せたことに心地よさも感じていた。

全部バレていた。その上できのこさんは受け止めてくれた。
しかも怒ることもなく、帰してくれた(当たり前だろ、ノート消してもらえますかっていう人がどこにいる)


その一方、きのこさんと本音で話したことで自分の中に気づいた感情もある。

「もっとコーチングスキルを上げたい」

そんなことを考えて15分が過ぎた頃、LINEの通知音が鳴る

きのこさんからのLINE

こんな"盗人"にフィードバックのLINEをくれるきのこさん・・・。(やっぱり盗んだ感覚あったんだなお前)

きのこさんのLINEを2回読み直して感情を味わう。

ふとプロコーチの方が言われていた言葉が自分を包み込む。

「私2名のプロコーチつけてるよ、1名しかコーチをつけてはいけないルールなんてないよね」

固定概念で自分に枠を作っている。きのこさんにお願いする理由が、本当にあるのか手元のノートに整理していた

・本音で話せる人
・思考の枠の外し方が丁寧で新しかったこと
・THE COACH Academyではないことで、気づきがあったこと
・自分自身とタイプが全く違うこと
・きのこさん自身が積極的に新しいことにチャレンジされていること
・HPも説明用資料もきれい/わかりやすく勉強になることが多いこと

自分でまとめたメモ


「お願いする理論付けを必死に作っている。自分がこのモードになったらやるまで後悔するパターン」

と自分の感情と向き合っていた


次の日の朝

一晩寝ても同じ感情があることを確認し、きのこさんにLINEを送っていた

私からきのこさんへのLINE


最後に

今、きのこさんの継続コーチをお願いしております。
本音を言えるパートナーシップの中でコーチをしてくれています。



きのこさんが気になった方は、ぜひHPより問い合わせしてみてください。

*追記
きのこさんを表すルミナ・スパークです。
まさにこんな方です。


*追記2
きのこさんはずっと愛想笑いではないです。本当に笑っているときは声のトーンが上がるので、「伝わってる!!」と感じます。(私の主観なのであっているか、間違っているかはぜひセッションを受けて感じてみてください)


私は「徹底的に自分のことだけを考える」コーチングを行っております。
興味がある方は下記noteをご確認ください!

またお会いしましょう。

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