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一夫多妻制と一夫一婦制【進化心理学】

男性は一夫多妻制に憧れる。これは進化心理学のから説明ができる。

しかし、現代で一夫多妻制を行うと普通の男性では惨めな思いをすることになるだろう。


子孫繁栄の面を考えると一夫多妻の方が優秀な遺伝子を残すことができる。

普通の男性と優秀な男性がいたらどうだろう?

優秀な男性の方が良いという女性は多いはずだ。普通の男性の普通の遺伝子を受け継ぐより、優秀な遺伝子を残したいと思うのは本能であろう。

しかし、一夫一婦制であれば優秀な男性を独占できる女性は1人。そうなると余った男性でも女性を配偶者にできる確率は広がる。つまり自分の遺伝子を残すことができるのだ。

人類として考えると、一夫多妻制の方が優秀な遺伝子を後世に残すことができる。

すると多くの女性が優秀な遺伝子を求めるだろう。そして雪だるま方式に優秀な子孫が増えていく。


経済面で見てみよう。

普通の男性、生涯年収が2億と仮定する。すると1人の女性と結婚して2億円の資産を共有することになる。

方や生涯年収100億円の男性が10人の妻を持ったとする。それでも妻1人あたり10億円の資産を共有することになる。


「一夫多妻制に憧れる」などと言う男性は多いと思うが、もし本当に一夫多妻制となれば優秀な男性は多くの妻を持ち、普通以下の男性は妻を得る事ができない。

普通の男性は辛い人生を送ることになるだろう。

皆様のお役に立てるnoteになれば幸いです。