義務教育を変えて我が子に幸せを!戦争から教育を考える。
義務教育はダメですか?
結論から言うと戦時中・高度経済成長期では義務教育はメリットがありました。
しかし、物が飽和した時代・人工知能などテクノロジーの時代には淘汰される教育と考えます。新しいものを創造する時代に義務教育は日本を衰退させる誘因となるでしょう。
議論する前に、まずは義務教育について考えてみます。
*あくまで私の考えです。いろいろな意見があると思うので、みなさまの考えをコメントでいただけたら嬉しいです。
義務教育は明治5年にできました。国が日本国民の教育を義務化したのです。言い換えれば強制的に教育を受けさせる制度です。
何故でしょう?
理由は明治期のスローガンにあります。
それは・・
富国強兵
黒船来航以来、日本は欧米からの圧力を懸念していました。小さな島国です、いつ他国から侵略されるかわかりません。そのため強い国にする必要があったのです。
欧米諸国に対抗するための国策が富国強兵だったのです。
富国
国家の経済発展。軍事力強化には資本が必要になりす。資本家は労働者を雇って経済を発展させる必要がありました。何でも言うことを聞く忠実な労働者が必要だったのです。(現在ではロボットなど自動化となる動きが加速しています)
強兵
軍事力強化。徴兵制によって国民から兵士を集めました。戦争をするには長官の命令を何でも聞く忠治な兵士が必要になります。
皆さんは「特攻」を知っていますか?
第二次世界大戦では「特攻」と言ってゼロ戦(戦闘機)で敵の空母に体当たりをする作戦がありました。ミサイルがなくなった日本軍は兵士に自爆してこいと言っていたのです。ここでも忠実に命令を聞く人間が必要だったのです。これを洗脳教育と言わなければ、なんと表現するのでしょうか?
何が言いたいかとい、「富国強兵」のために国の言うことを何でも聞く人間が必要だったのです。
それが義務教育制度です。
そのためには
・団体で同じ教室で過ごす
・チャイムの音が鳴ったら席につく(同じ行動をとらせる)
・先生(指揮官)の言うことを聞く
・全員が同じ時間割にそって行動する
・他人と違う行動をする者を異端児とする(みんな一緒主義)
・同じ学区で過ごす
・同じ学生服とカバン(軍服です)
・部活動、さらに坊主(戦時中の概念です)
このように団体行動をとる、輪を乱す者を悪とする、指示に従う教育が義務教育です。忠実なロボット製造教育だと感じています。
今に置き換えると、会社の言うなり(社畜)となるサラリーマン養成教育となりました。
熱くなりすぎて、ちょっと言いすぎたかもしれません。
しかし、戦時中は兵士を使うだけ使って、捨て駒のように扱っていたのは否定できない事実です。
そして日本は敗戦しました。
時は過ぎ、物があふれ情報過多の時代となりました。テクノロジーの発展で既存の概念では通用しない時代です。今までの常識が非常識になることもあります。
しかし、日本は教育だけがアップデートされていないのが現状です。自分では考えられない子供、親の言いなりになる子供・・
これからは忠実に指示に従うのではなく、新しいものを創造できる教育が必要です。
話を戻しますが、義務教育は正解主義となっています。決められた答えを覚えて解答するスタイルです。これでは新しいものが創造できません。怖い事に学校教育は明治から現在まで変わっていないのです。
この結果は顕著に出ていると思います。
自分で行動をとれない指示待ち人間。主体性もなく不平不満口泣き言を言い続けながら会社に属する寄生虫。
周りに合わせ、誰かがやらなければ動かない。しかし、指示があれば動き出す、まさに戦争にはもってこいの人材です。
結果、日本はどんどん周回遅れになります。
タイのバンコクでは銀座より寿司屋の客単価が高く、富裕層も日本人を越しています。ちなみに今後日本はナイジェリアにも抜かれるとの分析もあります。
世界からおいてけぼりの日本。
こんなことを偉そうに言っている私ですが、今まで「おかしい」と思わずここまで来てしまいました。
気づけば40代です。
しかし、今からでも遅くはない。やれることはやりたいと思います。
そして、カワイイ我が子にも質の高い教育を、そして人間らしい創造力が身につく教育を受けて欲しいとの願いがあります。
大切な日本をアップデート!
そのためにまずは教育改革
そして親ブロックを解き放つ!
次回はなぜ義務教育が答えを暗記する正解主義教育と化したのかについて議論したいと思います。
*ダイバーシティを大切にしたいので、コメントいただけると嬉しいです。
皆様のお役に立てるnoteになれば幸いです。