レターポットは自分を試すリトマス試験紙

...アイツがやってくる。またアイツが姿を現すんだ...アイツが...

レターポットを理解しようとする度にアイツがやってくるんだ...

アイツの呪縛から解き放たれたい...でも姿を現すんだ...アイツが...

アイツとは何か?

それは「Takeの精神」です。

レターポットというサービスが開始され、使い方もよく分からず、文字をお金で買うことにも「?」マークしかつかず、しばらくはただ登録しただけでした。でも何か気になるしレターポットの話題もどんどん増えるし、とりあえず使っている人の動きを見て分析してみることにしました。

分析の結果、誰でも他者貢献欲求を満たせるツールという理解に至りました。

たいして使いもせずに、分析して分かった気になる。これ最悪のパターンです。評価経済社会で1番やってはいけないやーつです。こんな奴がいたら我ながら気持ち悪いこと極まりないです。

俺、気持ち悪っ!ってなったので、実際に動き出してみることにしました。

レターポットを何となく理解できるようになるまでの道のり

1.もらったレターを送ってみた

2.文字を買ってレターを送ってみた

3.何かを与えてレターをもらう企画を考えてみた

4.レターポットのことは一旦忘れ、とにかくGIVEすることにしてみた


1.もらったレターを送ってみた

まずは知人が送ってくれたレターを誰かに送ってみることにしました。

誰に送ろうか考えていると、ついに、アイツが姿を現したのです!!

その時の自分の脳内会話。

「誰に送ったら将来的にプラスになるかなぁ〜」

「あの人に送ったら自分に何か返ってくるかなぁ〜」

「この人は送っても何も見返りがなさそうだなぁ〜」

.....

アイツだ...紛れもなくアイツだ...どこからどう見てもアイツだ...

そうです「Takeの精神」です。

アイツ、マジで強敵です。暗闇の中どこからともなくやってきて、いきなり目の前に現れて、こちらが抵抗する暇もなく、いきなりドヤ顔で思い通りに行動され、気がついた頃には時すでに遅し、去って行ってしまう。

完全に、露出狂おじさんです。敵いません。為す術なしです。

これではダメだと思い、露出狂おじさんとの戦いはやめ、別の方法でアイツを倒しに行くことにしました。


2.文字を買ってレターを送ってみた

次に自分のお金で文字を購入して誰かに送ってみることにしました。

露出狂おじさんに完敗したので、今度こそアイツに負けるもんかという意気込みで臨みました。手にお金を握りしめ、露出狂おじさんが現れたらお金をバラ撒いて気を引いている隙に逃げられるよう準備はバッチリです。

が、しかし.....

誰に送ろうか考えていると、またしてもアイツが姿を現してしまいました!!

その時の自分の脳内会話。

「お金使ったし最大限有益に使おう!」

「自分のお金だし何かプラスに変えたいなぁ〜」

「いや、いかんいかん、露出狂おじさんに負けてはいかん、でも、この人に送ると何かになって返って来そうだなぁ〜」

.....

またやられた...アイツだ...絶対負けないはずだったのに...

アイツだ...アイツが姿を変えてやって来やがった...

そうです「Takeの精神」です。

アイツ、姿も変えられるんです。強すぎます。強敵を越えてもはや神です。ゴットアイツです。四方八方を見渡し、万全の防御をして挑んだにも関わらず、わずかに残っていたウィークポイントを見抜いて、ピンポイントで急所を一撃で付いてくる。

完全に、スナイパーです。ゴルゴ13です。いや、露出狂13です。勝てる気がしません。もはやお手上げです。

折れそうになる心を奮い立たせ、なにクソと思い立ち、露出狂13との決闘は諦め、別の方法で今度こそアイツを倒すことを誓いました。


3.何かを与えてレターをもらう企画を考えてみた

次こそはと思い、何か自分が与えられる物を与えてその対価としてレターをもらえるような取り組みをしてみることにしました。

簡単に言えば、自分が読み終わった本を欲しい人にプレゼントし、その対価としてレターを下さいという企画です。

露出狂おじさんや露出狂13に対して戦おうという姿勢ではなく、まずは彼らが欲しいであろうエロ本をプレゼントし、その代わり攻撃しないでねという作戦です。これでもう完璧です!!

が、しかし.....

エロ本を渡そうとすると、またまたアイツが姿を現したのです!!!!

その時の自分の脳内会話。

「うん、まずはGIVEですよGIVE」

「与える人にレターは集まるんだぜ知ってるか?」

「これで対価としてレターがもらえるぜヒッヒッヒッ」

.....

うわっ...アイツだ...なんでなんだ...俺は与えようとしたのに...

アイツだ...アイツついに透明人間になってやって来やがった...

そうです「Takeの精神」です。

結果、この企画で本が欲しいという人は現れませんでした。当然ですね。見返りを求めているのですから。

アイツ、まさかの姿も消せるんです。無敵です。無敵というか魔法です。魔法使いアイツです。そもそも勝負を捨て、Love&Peaceで、完全にGIVEの精神で望んだにも関わらず、透明になって心の奥底を見透かして、1ミリの急所をザクっと刺してくる。

完全に、魔法使いです。プリキュアです。プリキュアイツです。意味不明です。もう戦意喪失です。

最後の力を振り絞って立ち上がり、もう最後は、露出狂おじさん、露出狂13、プリキュアイツたちの幸せをただただ願うことにしました。


4.レターポットのことは一旦忘れ、とにかくGIVEすることにしてみた

もう最後の手段として、レターポット云々ではなく、とにかく誰かが喜ぶことをしてみることにしました。

露出狂おじさん、露出狂13、プリキュアイツたちが純粋に喜ぶ顔が見たい。その一心で何ができるか考えてみました。

自分が読み終わった本を欲しい人に無料でプレゼントするという企画です。(対価としてレターを下さいではなく、単純にプレゼントしたい)

露出狂おじさんや露出狂13やプリキュアイツたちに喜んで欲しいという一心です。作戦もクソもない作戦です。

すると.....

なんと!!アイツが来ないじゃあーりませんか!!!!!!

その時の自分の脳内会話。

「もう作戦とかクソめんどくせー」

「とにかく誰かが喜んでくれることをしてみよう」

「人の喜びはお金とかレターで買えるもんちゃう!」

.....

現れません。アイツたちが。

歴史に残る名勝負を繰り広げた戦友「露出狂おじさん」も

お金で買収しようと試みた「露出狂13」も

伝家の宝刀エロ本で友達になろうとした「プリキュアイツ」も

誰も現れません。アイツたちが完全に姿を消しました!!!!

そうです、ついに「Takeの精神」から解放されたのです!!!

結果、本を欲しいという方が現れ、2名の方に本を贈りました。送料も僕負担の完全無料のプレゼントです!すると、本を贈った方から「ありがとうございます!読むの楽しみです!」とメッセージもらったり、Twitterに贈った本の写真と共にツイートしてくれたり。

誰かが喜んでくれる姿って、すごく嬉しい気分になりますね!

そしてさらに驚いたことに、本を贈った方ではない方からもレターポットでレターが届きました!

本のプレゼント企画を見て贈って頂いたのかどうかは正直分かりませんが、面識ない方からレターが届いて嬉しかったです!

一連の行動を通して、レターポットというサービスがようやく何となくわかってきた気がします。

レターポットは

使う人の心を表すリトマス試験紙

だということです。

TAKEの精神を持った状態で使うと、見事にその結果が返ってきます。露出狂おじさんやプリキュアイツの餌食になります。

TAKEの精神から解放された状態で使うと、その結果が返ってきます。ありがとう!などの言葉を得ることができます。

Takeの精神って資本主義的な考え方のクセなんだろうなと思います。お金と何かを交換する交換経済の中で長年過ごしてきたために、知らない間に癖づいてしまった考え方なんでしょう。

レターポットの目指している世界は、交換経済ではなく贈与経済ですね。価値を提供する代わりに何か見返りを求めるのではなく、誰かが喜んでくれることをしたら、その結果としてレターが届く"場合もある"です。

これは、決して聖人君子になれという話ではなく、人の喜ぶ姿を見ることで自分が嬉しくなるという構造です。ある人のブログではこれを「感情報酬」という名で表現していました。

これはなにもレターポットありきの考え方ではなく、レターポット抜きにして考えると、

・何か与える→対価としてお金を受け取る

ではなく、

・見返りを求めずにとにかくGIVEする

でもなく、

お金じゃなくていいし別に無くてもいいけど将来どこかのタイミングで何かの形でお返ししてくれたらラッキー

と自分の心の中で割り切ることだと思います。

利他的(ただ何の見返りも求めずに人のために)ではなく、

利己的(人が喜ぶ姿を見て自分が嬉しくなるために)なのです。

(お返しはいつか何かあればラッキー)

自分が提供できる価値を使って、人が喜ぶ姿という「自分の心の喜び」を得る。それは、

「評価経済社会における新たな消費の形」

と言えるかもしれません。

資本主義社会のみだった世の中から、評価経済社会のような形が生まれつつあり、自分に適した生き方が選択できるような世の中にちょうど移行しているのが現在だと思います。そんな中で、ついついTakeを求めてしまうという資本主義社会でのクセをどうにか変えようとしている人もたくさんいると思います。

クセを変えるのはなかなか難しいものです。そんな中で、レターポットは僕自身の思考をアップデートしてくれました。おそらくレターポットを使っている人の中には、僕と同じように、

使っているうちに思考がアップデートされた

という人が多いのではないでしょうか。それこそがレターポットというサービスの本当の価値なのかもしれません。

レターポットを使っている人たちというのは、今後訪れるかもしれないGIVE&GIVEの社会、評価経済社会に向けて

"頑張って思考のアップデートに取り組んでいる人たち"

"思考のアップデートが完了している人たち"

と言い換えることができるかもしれません。

西野さんはレターポットというサービスを通して、未来の生き方や考え方をいち早く身につける人を増やしてくれているのかもしれません。


露出狂おじさんや露出狂13やプリキュアイツたちに会ったことあるあるという方たちが、僕の経験やレターポットというサービスを通して、Takeの精神から解放されるきっかけになってくれたら嬉しいなと思っています。

そんな僕が今大事にしていること。

人が喜ぶ姿、という"次世代の高級嗜好品"をたくさん手に入れていきましょう!!

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ヤッター(^o^)ありがとうございます!
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武内 宏伸

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