ていくすりー

バーテンダーとしての人生を選び、早10余年。毎週水曜日『酒と食のエッセイ─バーテンダーの視(め)』を連載中。お題/コンテストにもしばしば参加しております。 全て毎週17:00に更新。無類のナポリタン好き。

「梅と薔薇咲くウイスキー。」─バーテンダーの視(め)

今ではほとんど飲まなくなってしまったが、昔は梅酒にハマっていた時期があった。専門学生あがりのサラリーマンではなかなか手取りも多くはなく、安くて、飲みやすくて、量...

「ご自慢のピクルス。」─バーテンダーの視(め)

モノづくりの世界にいれば、大なり小なり何かしらのこだわりが自分の中で増えてきて、それが年々複雑に絡み合う事によって他の人から視て一種の奇人と言いますか、バーテン...

「たのしみ方とつづけ方としらせ方」

週末の深夜1時過ぎ。行きつけのBARでは決まって僕は大好物である黒ビールを2杯とその時にオススメのラム酒を1ショット分、同時に出してもらう。日本のビールは冷え過...

「永遠のウイスキー響。」─バーテンダーの視(め)

「響の17年物が手に入りましたぞ」と、数少ない友より緑色の便りが届いた。 「それはそれは、早々にいただきにあがらねばなりませんなぁ。して奥様の御機嫌は如何か? ...

「大阪マティーニ論。」─バーテンダーの視(め)

夏の終わり。新大阪にて、従姉妹の結婚式があった。  今は全国に散っている親族が久しぶりに一同集まり、全員が酒好きであって披露宴は大盛り上がり。予定時間を2時間近...

「令和元年まであと1か月。」

「新しい事を始めようと思うんだ」  飲んでいたウイスキーのグラスを置きながらそう言うと、彼女は軽く鼻で笑って代わりに自分のカクテルに口をつけた。こんな時は大抵の...