エンジニア修行を開始してから100日経ったので、これからプログラミングの勉強を始める人にアドバイスしてみる

どーもこんにちは。気が付いたら修行を開始してから100日経ってたので書きます。
自分自身はまだまだだと思ってますが、100日終了試験と思って書きます。

対象は
・勉強を始めたいと思っているけど具体的なアクションは起こしてない人
・勉強を始めて間もない人
です。

ちなみにエンジニアっていろいろだと思うんですが、深く突っ込まないでください。

1、具体的なアクションの起こし方

始めようかどうしようか、みたいなモヤモヤしてる人。自分で自分にけじめをつけると思って「始めました」宣言しましょう。宣言も「修行やります」でもいいんですが、できれば「エンジニア(or プログラマー)の卵になりました」みたいな感じで言い切りましょう。

言うのはタダ。そして誰も咎めない。

でも何故か湧いてくる責任感。

2、勉強の進め方

ここはいろいろな意見があると思いますが、私の意見として言うと、オンライン学習サイトを利用するのがいいです。自分はProgate派ですが、ドットインストールでもいいと思います。海外の学習サイトでもいいと思います。

理由はやっぱり短期間で複数の言語の基礎を効率よく学べるから。

自分はProgateで
・Git
・HTML
・CSS
・JavaScript(ES5, ES6)
・jQuery
・PHP
を一気に勉強しました。大体1か月ぐらいです。これで1000円はヤバい(笑)

ただし、何周もして完璧に覚えきろうとすることは無意味です。1周では頭に入ってこなかったという人は2周してもいいですが、「この機能は、あのコースのあの部分のコードを参考にすれば実装できるな」という感覚があれば十分です。学習サイトはすべてをカバーしているわけではありません。

※と、こんな感じで私はオンライン学習サイト推しなんですが、次以降のアドバイスではスクールに通っている場合や入門本で勉強している場合も含めて書いています。

3、勉強内容のメモの取り方

人間の脳みそってそんなに記憶力は良くありません。ましてや今まで馴染みのなかった分野を勉強するわけですから、大体のことはすぐ忘れます。だから勉強内容はメモを取りましょう。

後で見返したくなったとき、もう一度話を聞いたり動画を見たりするより、文字を読むほうが圧倒的に速いです。Progateや入門本は文字媒体ですが、必要な情報にアクセスする手間を短縮するという意味で、やはりメモを取る方がいいです。

その上で、効率のいいメモの取り方ですが、

〇〇をするときは
〇〇というコードを書く
ソースは〇〇

という取り方です。

内容の全てをメモに取るのはダメです。それだったら直接原典を見に行く方がいいです。
じゃあどんな情報を残すかですが、何かを説明するときって

こんなときは→こうすればよい
 +細かい用語の説明
 +「なぜ」の説明
 +失敗例
 +・・・

というような構成になっていることが多いです。初めて学ぶときは+αの情報は非常に重要なので飛ばしてはいけません。でも一度理解してしまえば大丈夫。

そして、見返すときは「あれってどうやるんだっけ?」と思って見返すことが多いので、その時に必要な情報は残しておきましょう。もっと情報が欲しいときは原典に戻りましょう。

ちなみにこの記事の内容をメモるとしたら、見出しと太字とこの記事のURLです。

4、メモはメモアプリで

上記の3のアドバイスと関連しますが、通常は手書きでメモは取りません。よっぽど図解が必要なときは手書きで情報を整理しますが。

メモアプリはスマホ連携が必須です。通勤・通学中の電車の中でもスマホで情報収集をし、ひと段落付けばPCを立ち上げて作業、ということができます。PCでメモを取り、スマホで復習ということも可能。私はGoogleのKeepというメモアプリを使っています。スマホだけでなく、Chromeとも連携できて楽です。同期に難ありなんですが随分情報を溜め込んでしまって、もう移行が面倒です。DropboxやEvernoteってどうなんでしょう。

5、ググり方のコツ① 検索ワード

新しいことをググるときは新しいタブを開きます。1ページ1タブ。まあこの辺は個人の好みだと思いますが。

で、検索のかけ方ですが、大体は「(調べたいキーワード)とは」とか、エラーメッセージを直接検索かけるとかで十分なんですが、なかなか思った検索結果が得られなかったり、まずどんなキーワードで調べたらいいのかが分からないようなときは、自分の欲しい情報が載っているページにはどんな言葉が書かれているかを想像して検索しましょう。

例えば最近の私の例で言うと、アプリを公開するサーバーを構築しているとき、あるフォルダの中身を定期的に削除する必要がありました。どうやってやるのか調べるときにもやもやと想像しました。

「Linuxサーバーでフォルダの中身を自動的かつ定期的に削除する方法」みたいなタイトルのページがあるはず。

ということで、「Linux ファイル削除 自動」と検索すると、想像とはちょっと違ったけど目的のページにたどり着きました。

この例はちょっと簡単だったかな?
でも言いたいのは、ググり方が分からないなんて言ってはダメで、必ず目的のページがあるということです。知恵を絞って探し当てましょう。

6、ググり方のコツ② 複数のページを確認

今度は検索した後のコツですが、まず複数のページをざっと流し読みしてどんなことが書かれているか確認してから読むページを決めましょう。

ネットの情報は玉石混交で、古い情報や新しい情報、説明の無い雑な情報から逆に不必要に詳しすぎる情報までたくさんあります。新しい情報は参考になりやすいですが、古い情報にも良いものはあります。それらを探したり、組み合わせたりして自分に必要な情報を得るようにしましょう。

これが書籍には無いネットの魅力です。入門書は体系的に書かれているのでありがたいのですが、著者の考え方を押し付けられているような気がします。ネットだと同じことについて書かれた記事でも、著者ごとに色々な視点や説明があるので、理解はしやすいですね。

7、もくもく会や勉強会

Twitterを見ていたらもくもく会や勉強会のお知らせなんかが流れてくると思います。見逃してはいけません。予定が空いてたら飛び込みましょう。

ただ、以下のようなイベントは避けた方がいいです。
・予定が不明瞭(「詳細は後日決めます」とか)
・場所がオープンなところではない(貸会議室ならいいですが、ネットで検索しても出てこないようなところは怖い)
・2人でもくもく会(ナンパ・勧誘目的?その人とすでに人間関係ができているならその限りではありませんが)

また、人と知り合えるのが醍醐味ではあるんですが、懇親会ではないのであくまでも黙々と自分で勉強するようにしましょう。

8、何かを作るアイディア

「勉強ばっかりじゃなくて何かを作れ」という声をよく聞くような気がします。確かに自分で考えて作るときの方がよっぽど勉強になったりします。フロントエンドはHTML・CSS・jQueryで模写コーディング、バックエンドはPHPで掲示板やブログシステムとかどうでしょう。ググればやり方は出てくると思います。

ここら辺は私もまだまだ修行中です。アドバイスなんて偉そうなことは言えません。ただ、私はどちらもやり、そしてとても勉強になりました。

最後に

続けること。甘えないこと。楽しむこと。

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