「時間よ止まれ」大好きな矢沢永吉の歌が流れる昭和の時代、小学生、中学生の夏休みはいつもここで過ごしていました。

　歩いて25分位で、海水浴場が大のお気に入りでした。毎日のように行っては潮風の香りを吸い込んでいました。トンビが鳴いて、遠くには漁船がかすかに見えて、サザエも近隣の海では取ることもでき、それだけでワクワクしました。

　有名な朝市は、昭和には沢山の店であふれ、新鮮な魚が並び、わらの手工芸品等買ってもらったりしました。えがら饅頭がお気に入りで、いつもそこで買ってもらい、家に戻ると近くのユースホステルから、9時を知らせる音がすると、ゆったりとした時の流れを感じていました。