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【SEO】Twitterで拡散したら、キーワードの順位が62位→18位になった話

先日、こんな記事を書きました。

地味 & 割と「まあ、そうだよね」ってSEO施策ではあったのですが、それなりに反響をもらえたので新しい施策について書いていきます。

今回の施策はTwitterのSEO効果検証です。

TwitterとSEOの効果については様々なところで議論されており、Googleのジョン・ミュラー(SEOの有名なおじさん)は「Twitterが直接的にSEOに寄与することはない」と述べています。

いや、待て本当か!!?

基本的にTwitterがSEO効果がないと言われてる前提として、Twitterの被リンクが効果がないって意味なんですよね。

なぜならnofollowがついてしまうから。

でも、2018年8月のYMYL系アップデートからTwitterの拡散効果が強まってる感覚がありました。

E-A-Tと呼ばれる要素がランクシグナルとして強まったと言われているため、Twitterの効果が高まってもおかしくありません。

いわゆる誰がその情報を発信しているのかが重要視されるようになったってアップデートです。

そこで今回は「TwitterがどれくらいSEOに寄与するのか」を確かめてみました。

結論

施策を打ったページの対策キーワードで62位→18位になりました。

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記事内容の変更もなしでこの結果ですので、Twitterの効果があるとしか思えない結果になりました。

ちなみにモニタリングはもちろんGRCを利用しました。

まだ使ってないなんて方がいたらぜひ下記の記事を参考にしてみてください。愛を込めてGRCについて解説しています。

前提

今回の施策を打った記事と前提は以下です。

・キーワード:「英語 年収」
・検索ボリューム:520回/月(すくねえ)
・SEO難易度:21(そんなにむずくない)

やったこと

Twitterでほんのちょっとだけ拡散しました。

このTweetへのエンゲージメントを見てみると、

・リツイート:4
・記事へのアクセス:120

しょっぱいけど、トラフィックが120流せたのはきっと大きいはず。

その次の日にGRCを回してみると、冒頭に述べた通り62位→18位になりました。

考察

Twitterの拡散はSEO効果があると思います。

でも、Googleが公式に発表しているように被リンクによる効果はないでしょ?nofollowだし。。。

て思いますよね?

でも、よくよく調べたらマット・カッツ(元GoogleのSEOおじさん)はTwitterやFacebookのリンクをランクシグナルに使ってるって言ってる...!!

英語で見るのめんどいと思うので、大事なとこのスクショ↓

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TwitterとFacebookのリンクをランク要素として使ってるよ

いや、Twitterのリンク、ランク要素として使ってんのかい!!!!!!!!

ただ、このビデオが2010/12/18に公開されており、ジョン・ミュラーがnofollowだから直接的効果はないよって言ってたのがもっと最近なので何を信じたらいいかがわかりませんよね。

てことで、僕の実験結果を信じてください。

そして皆さんも試してみて、TwitterがSEO寄与することを立証するのを手伝ってください。

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記事内容変えてないのに、Twitterで拡散されただけで順位がまあまあ上がってるんですよ。

つまり、Twitterの拡散が寄与した以外、順位が上がる要素がありません。

僕は、Twitterの拡散がSEOに寄与する理由としては次の二つがあるのかなと考えています。

・信頼できるアカウントからRTされること(被リンクがつくこと)
・多くのトラフィックがURLに流れること

たとえnofollowがついていたとしても、Googleがランクシグナルに使っている可能性は大いにあります。

最近重要だって言われてる「サイテーション」だってまずリンク辿れてないし。誰がサイテーションしたのかが重要なのであって、サイテーションの際にそれがリンクであろうとなかろうといいんですよ。

つまり、Twitterのリツイート(拡散)も、それがたとえnofollowだとしても、「誰が」拡散したのかがサイテーション的なノリで大切なんだと思います。

今回の記事でいうと、英語系の発信をメインとしているフォロワー23,000人超えのイシコさんにRTされたのが大きい気がします。

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英語系の発信→関連性が高い
フォロワーが多い→信頼性が高い

Word2VecなんかPythonでちょちょちょってやったことがある人ならわかると思うんですが、Googleからしてみたら関連性とか出すの秒殺なんですよね。

だからこそ、関連性が高く、信頼性の高い人(フォロワーの多い)からリツイートされることがSEO効果として大きく乗ってくるのではないかと思いました。

そう考えると、motoさんの転職アンテナがどうしてあそこまで強いのかも頷ける気がします。

トラフィックが多く流れることで順位が上がると考えている理由は、Googleが使っているとされるユーザー行動指標シグナルに起因しています。

例えば、直帰率をシグナルと使っているとしても、あまりにもトラフィックが少ないと他のページとユーザー行動指標シグナルで比較した時に統計的優位差をつけて勝ち負けを判定できません。

そこである程度の閾値をもうけて、一定以上であればそのシグナルの点数を加味するなどをしていてもおかしくないなと思っています。

まあ、妄想なんですけど。

まとめると僕がTwitterがSEOに寄与していると考える理由は、「質の高い被リンク」と「トラフィックが流れること」です。

ぜひ皆さんの意見も聞かせてください。

まとめ

TwitterのリンクはSEO効果が(きっと)あるので、なんとかソーシャルで拡散されるようにするのも大切でしょう。

僕のようにTwitterのフォロワーが少ない人はなかなか打ちづらい施策ではありますが、ぜひインフルエンサー的な人に拾ってもらいながらTwitterの拡散がSEOに効くんだってことを実感値として試してみてください。

そしてこの仮説を立証するのを手伝ってください!

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記事のネタもなくなってきたので、いろんな人のブログを読んでSEO診断をしていきたいです。ぜひご連絡ください!

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