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G1 高松宮記念:最終見解(G2日経賞・G3毎日杯・G3マーチS最終予想おまけ)

皆さんこんにちは。
バークレーでございます。
いよいよ高松宮記念の枠順が発表されました。
今年初の芝G1!非常に難解なレースがここから続いていきますが、それでもしっかり最後まで考察し切ってレースに臨みたいと思います。なお、来週大阪杯の中間考察に関しては、月曜日の公開となりますことをお許しください。職場で日曜日に花見がありましてwww さて、今回は高松宮記念以外の重賞も3つほどあります。特に土曜2重賞は日曜の資金を稼ぐ意味でも非常に重要なレースになってくるのではないでしょうか?私はあまり土曜日の収支が日曜に関係するタイプではないのですが、何とか的中させて皆様のお役に立ちたいと思っています。なお、今週はG1ということですので、YouTubeにて最終予想動画を公開していきます。印馬と簡単な見解については、そちらでも見られます。あくまでも最終見解については、枠順発表後の並びから最終的な展開を予想していくものとなります。詳しい見解を読んでみたいっ方のみご購入いただければと思います。よろしくお願いいたします。では早速最終見解を始めていきましょう!

G1 高松宮記念:最終見解

G1 高松宮記念:中京芝1200m左回り
◎ ⑥ルガル
○ ⑯ウインマーベル
▲ 
トウシンマカオ
△ ③ナムラクレア
★ ②マッドクール
紐 ①⑭

※馬場によっては印馬を変更する可能性があります。最終決定したらXにてポストしますので確認してください。
買い目(私のです)
馬連…◎→○▲△★(4点)
ワイド…◎→○▲★(3点)
3連複…◎→○▲△★→○▲△★紐紐(14点)
それでは早速、金曜日に発表された枠順から見ていくことにいたしましょう。

2024年G1高松宮記念:枠順

こちらが枠順となりました。
私が中間考察にて逃げ馬に想定したのはアサカラキングだったのですが、残念ながら除外対象でしたので出走はかないませんでした。テン速さ比較において次点に来ていた馬はウインカーネリアンだったのですが、マイルを主戦場にしてきたこと、そして枠順の並びから考えて逃げを打つにはしんどい枠となった印象があります。ウインカーネリアンは13番ということですが、そのすぐ外側には同じくテンの速いママコチャ、内側にもシャンパンカラーやテイエムスパーダ、並びから考えると前に行かざるを得なくなったトウシンマカオ、そしてマッドクールあたりも先団につけていないと話になりません。こういう前で競馬をするしかない馬たちが多く内側にもそぐ外側にも入ったことで、楽に前にいける環境ではなくなってしまったのではないかと考えます。それはママコチャにも同じようなことが言えます。そして同じく最近スタートが改善されたウインマーベルあたりも逃げるというのは厳しいでしょうか。そもそもスタートで失敗したら厳しい馬になるので、プランとして逃げというのは想定しているとは思えません。そうなると、現実的にハナを狙いそうな馬となれば…やはりテイエムスパーダとなるのでしょうか。

テイエムスパーダが腹を括って前に出ようとした場合、内の馬にも外の馬にも影響を与えます。まずはスタート直後の隊列予想を見ながら展開を考えていきたいと思います。

G1高松宮記念:隊列予想➊

ちょっと丁寧に述べていくことにします。
まずテイエムスパーダが逃げた場合、内側の馬にどんな影響を与えるのでしょうか。ビックシーザーやマッドクール、そしてトウシンマカオあたりは正直前に出るしかないと考えるでしょう。トウシンマカオはとにかく包まれたくない。マッドクールは前で競馬ができないと最後何も見せ場を作ることができない可能性があります。当日は重馬場でしょうから、ビックシーザーも内側でひっそりと脚を溜めるといっても内ラチ沿いはかなり道悪で、ビックシーザーが道悪巧者かどうかは未知数です。ある程度前に出つつ効率の良い走りをするために少しでも良い馬場を走らせておきたい。そうなるとこの3頭はある程度前を選択するしかなくなるわけです。そこにウインカーネリアンもしくはママコチャが外から被せてくる形になるのではないかと思います。

テイエムスパーダの基礎スピードを考えると、中間考察で想定した前3ハロン33秒フラットくらいのペースは刻めないのではないかと考えます。テイエムスパーダが前を狙うことによって内側の馬は先団の位置にこだわることになる、そして先団の位置に数頭がこだわることによってテンは速くなります。結果として前3ハロンのペースは平均値33.5秒よりは速くなるものの、33.3~33.4秒くらいに収まるのではないかと考えました。「おいおい重馬場でそんなにタイムが出るのかよ」と思われるかもしれませんが、全体的にタイム自体はもう少し遅くなるかもしれませんね。ただ感覚的には「良馬場33.3秒で走って重馬場34秒くらい」というところでしょうか。スピードが遅くても馬にかかる負担は変わりません。あくまでも良馬場のタイムで考えていきます。その方が分かり易いですからね。そうなるとどの部分で競馬をした馬に展開利が向くことになるのでしょうか。

グループについて
まずこちらのグループから考えます。トウシンマカオとマッドクールについては自身のもつ基礎スピードよりは速いペースで推移することになります。ただ、2頭とも1400mもしっかりこなしてきた馬ということになるのでスタミナに関しては問題ありません。多少無理してでもついてくるでしょうし、ペース的には問題ありません。問題があるとするならばウインカーネリアンがどれだけ突っかかってくるのかというところでしょうか。ハナを切らなければ持ち味が出せない馬であることは間違いありません。ポイントはどこの位置で追走するかです。テイエムスパーダのすぐ後ろくらいまで前に張るようなことがあればトウシンマカオにとっては楽な追走ということになるでしょうか。基本的には勝手に2頭でやってくれて的な感じになるわけえですから。一方ウインカーネリアンの行き脚が中途半端なものになる可能性も十分にあります。トウシンマカオにとっては外から被されるのは嫌ですね。自分のペースに持ち込めない時のトウシンマカオは若干のもろさがあります。それでもルメール騎手が上手く乗るとは思うのですがリスクがあることは間違いありません。マッドクールに関してはあまり影響を受けずに気持ちよく走ることができるかもしれません。このグループから選ぶとするならばトウシンマカオとマッドクールですが、展開利という面ではマッドクールに分があるとみてよいでしょう。

グループについて
このグループについては、ルガルがスタートからの約300mをどこで走るかに寄ります。ルガルはテン速さ自体はそうでもないものの、スペースで話があったようにダートでもハナを切る先行力があります。よっぽどスタートに失敗しなければ十分に前で競馬ができる可能性があるということです。今回出走する騎手たちの頭の中にはやはりナムラクレアの存在は強く意識されているでしょう。スプリンターズS勝ち馬のママコチャも同様です。ここでルガルがあえて内ラチから数頭空けたところ、いわゆるトウシンマカオの真後ろくらいで外に張りながら追走したとすると、自動的にママコチャ、ウインマーベルあたりの外枠から前に進出したい馬たちが外を回されることになります。1200mというスプリント戦、そしてG1という大舞台です。ほんの少しでも距離ロスを生み出されてしまうのは避けたいところでしょう。そういう「細かな布石」というものを西村淳騎手が打てるかどうか。結果的に普通に内ラチ沿いを走ることになるのかもしれませんが、ここは「トウシンマカオの後ろを西村淳騎手が選択する」と私は考えます。思うような隊列になるのであればこのグループ内評価においては「ルガル>ウインマーベル>ママコチャ」となるでしょうか。

グループについて
このグループには今回で引退となるメイケイエールがいます。外からの追走となりますが、この馬は結局最後までじゃじゃ馬でした。そこが魅力ではあるものの、池添騎手が完璧にコントロールできているかというとそうではないと思っています。前進気質は最後までなくならず前へ前へという走りを見せるでしょう。ナムラクレアのテン速さから考えても本当はもう少し後ろからの競馬になる可能性が高いと思っているのですが、意外に内側の枠を引いたことで他の有力馬が前のめりに、そしてそうはいっても極端な前のめりのなラップにはならないだろうことから、ナムラクレアに関しても腹を括ってある程度の位置を取らないとならなくなりました。しかしメイケイエールと近い位置では競馬はしたくないと思われるのでこの位置での競馬であると予想しました。正直この辺で競馬ができたとすると、最後前には追いつく距離と言えるでしょう。前の馬は垂れないでしょうし進路はある程度空いた状態で直線急坂を迎えられそうです。ただそれはビックシーザーも同じことが言えます。枠順の妙でビックシーザーがこの位置を取れたとするならばナムラとビックは同じくらいの展開利と見ます。ただ地力がある分「ナムラクレア>ビックシーザー>メイケイ」と見るべきでしょうか。

G1高松宮記念:隊列予想➋

最後の直線の隊列予想です。テイエムスパーダを速いタイミングでトウシンマカオが捕まえます。前半がそこまでスローではないのでカーネリアンも粘りこそすれ垂れてはくるもののそれがルガルとってはスペースを生む要因となってプラスに働くでしょう。今回私が考えた展開利が最も向くのはトウシンマカオとルガルの2頭です。しかし、先述の通り道悪想定だとするとトウシンマカオはやはり割引です。とするならばやはり最も今回有力なのはルガルということにはならないでしょうか。トウシンマカオが重馬場を苦ともせず好走するならばマッドクールやビックシーザーにも展開は向きます。もしもトウシンマカオが飛んでしまうようであればマッドクールとビックシーザーにもスペースをこじ開けるのに時間がかかります。スペースでもお話が出ましたが、ともに好走するかともに凡走するかセットで考えます。ただマッドクールはトウシンマカオのすぐ後ろに位置しているという想定なので前にいる分影響は少ないでしょうか。位置的にはママコチャも良い位置を走ることになりますが、外外を回されると終いの脚が緩くなるのではないかと考えました。したがって紐に留まるという評価です。

G2 日経賞:最終予想

G2 日経賞:中山芝2500m右回り
◎ ⑨ボッケリーニ
○ ⑤マイネルウィルトス
▲ ⑩クロミナンス
△ 
ヒートオンビート
★ ⑥シュトルーヴェ
買い目(私のです)
馬連…◎→○▲△★(4点)超厚め
3連複…◎→○→▲△★(3点)超厚め

G3 毎日杯:最終予想

G3 毎日杯:阪神芝1800m右外回り
◎ ②ルシフェル
○ ⑨サトノシュトラーセ
▲ 
ノーブルロジャー
△ 
メイショウタバル
★ ⑩ニュージーズ
買い目(私のです)
馬連…◎→○▲△★(4点)軽め
ワイド…◎→○▲△★(4点)厚め
3連複…◎○▲→◎○▲→◎○▲△★(7点)

G3 マーチS:最終予想

G3 マーチS:中山ダ1800m右回り
◎ ⑫ブライアンセンス
○ ②キタノリューオー
▲ ⑦ゴールドハイアー
△ 
ウェルカムニュース
★ ⑤ニューモニュメント
紐 

買い目(私のです)
馬連…◎→○▲△★(4点)厚め
3連複…◎→○▲△→○▲△★紐(9点)

今回はこの形で行きたいと思います。
なかなか難しいですね。何とか一つでも多く的中させていきたいところです。今回は本当に本当に頭を働かせて予想を決めました。これで外れるならばもう仕方ありません。

予想には一切妥協しません!独自の指数データを日々改善させて的中率をあげていきます!