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「仕事を楽しめる人になるための方程式」

1月もすでに半分終わったのにほとんど休みだったので、あんまり実感がないですね。今週の週報です。

「仕事を楽しめる人になるための方程式」の話

仕事を楽しめている人は、どういう人か。今日はそれがテーマです。
せっかくなら、楽しめなきゃ意味ない!!ということで、
書こうと決めた所存です。ちなみに、結構長いです。

僕の好きなラッパーのANARCHYさんも同意見みたいです。

あなたの周りの仕事人達はいかがでしょうか?

案外、『やらされていて、上司のご機嫌を伺いながら仕事をしている人』 が多いのではないでしょうか?

これでは最悪です。
給料をもらうためだけに自分の大事な人生の時間と労力を消費していると言わざるを得ません。

じゃあどうやって、仕事を楽しくすればいいのか。
今日はそれを分解して、方程式に整理できればと思っています。

これを読んで、
「今の自分はここが足りないかも」とか
「次はこのフェーズだな」とか
そういうヒントを得てもらって、

『選択してこの仕事をしている』という人が
一人でも増えることを想って綴っています。

仕事を楽しむための「方程式」

では、仕事を楽しそうにしている人とは、どういうことでしょうか?

なんとなく、社長や子会社の社長はつらそうだけど楽しそうだ、とか、
スタートアップの創業期は楽しそうだとか、
あそこの会社はリモートメインでナウい感じで楽しそうだとか、
好きなことを仕事にして楽しそうだな、とか、

「楽しそう」の定義も様々あると思います。

が、ここでは、「仕事を楽しむ」を、

「キツくても充実している」と定義したいと思います。

キツくても楽しかった部活みたいなもんでしょうか。

余談ですが、
好きなことを仕事にする系の議論は、僕は嫌いです。
ある意味、 「好きなことハラスメント」 だからです。
好きなことって、音楽を聞くとか、バスケをするとか、議題が趣味に徹される事が多いです。このケースのことを指しています。

これを仕事に出来てる人はもちろん素敵だと思います。

が、仕事生活を充実させるために必要なことは、「好きなことをやる」だけではありません。

それなのにもかかわらず、「好きなことを仕事にできている」人は、それをいいことに、ややマウンティング的にその論調を押し付けてくるのです。

これでは、世の大多数の人が報われません。

そのような人たちのために、この週報を書いています。


もし、好きなことが仕事にできたとしても、
僕が今から書くことが満たされていないと、きっとその仕事はつまんないです。

そして、僕は、
広告自体が"趣味的に"好きだと思ったことは一度もありません。
週末に暇があればおやつを食べながら広告を見る、なんてことは絶対にしません。笑

それでも、広告がつくるエコノミクスは必要だと感じるし、
自分自身に使命感を感じているし、
皆とともに広告の仕事をするのは楽しいです。

今日はそういう話をします。

結論:仕事を楽しむ方程式

さて、それを僕は、以下の方程式で定義します。

 『(持論の理想+自分の決断+時間コントロール)✕達成感=楽しい』



では、それぞれを分解していこうと思います。

持論の理想

まず、「持論の理想」とはなんでしょうか?

それは、書いて名の通り、 自分が強烈に信じている未来 のことです。

理想を信じるから、使命感がもてるのであって、
自分の存在価値を感じることができるのであって、
人を巻き込めるのであって、
世の中に影響の与えられる仕事ができるというものだと思います。

理想を持たず、使命は持てません。
こうあるべきだ、という強烈な持論があるから、
自分しかやる人はいない!と考え始めるのだと思います。
(そういう状況になっても動かない人は、きっと他のものが足りてないはずですが長くなりそうなので割愛します。)

では、理想を持つためにはどうすればいいのでしょうか?

これにも答えがあります。

それは、
「その仕事の歴史に精通すること」 だと思います。

歴史を知り、今を知ることで、未来を予想できるようになると思います。
(そのため、入社前後に、皆さんにデジタル広告の歴史をお伝えしてます)

つまり、歴史を知れば、
未来のあるべき姿を逆算できる人間になれるということです。

今の仕事に使命感を持ててない人は、
まずは今の担当商材や業界や顧客やユーザーなどの歴史に精通して、
自分なりの持論を持つことから始めるといいと思います。

持論の理想=(歴史に精通する+持論での逆算)

自分の決断

次に、「自分の決断」です。
言わずもがな、自分の決断(=やらされ仕事ではない)で仕事をする人は、
やらされ仕事をしている人より楽しいことは想像に易いです。

では、自分の決断で仕事をできるようにするためにはどうすればいいのでしょうか。

それは、

「自分の責任領域を持つこと+信頼残高を貯めること」
が手っ取り早いです。

マネージャーに昇格したり、
特定商材の責任者になったり、
各コンポーネントのテックリーダーになったり。
これは、自分の責任領域を持つことです。

そして、信頼残高を貯めることも、同様に必要です。

どういう状況かというと、
信頼残高をためておけば、「やり方まで口を出されない」ということです。
ウザい上司にやいのやいの言われていては、仕事はつまらないですよね。

これらは、
「自分の役割の期待値を毎回1-2割超える」ということを繰り返すことで、
どちらも得られるチャンスがでてきます。

しかし、責任者になったりすることは、
成果が出たタイミングと一致するものではないから難しい。

それでも、信頼残高貯金を地道に積むことでしか、
いつか来るチャンスをものにすることはできないのです。

やりたいことがやれないと嘆く前に、
信頼残高貯金を始めましょう。

自分の決断=自分の責任領域を持つ+信頼残高貯金

時間コントロール

これは、「自分で時間をコントロールしている人」ということです。
人に設定された謎の定例会議や、適当に巻き込まれた仕事に振り回されることなく、自分のスピード感で仕事をしたほうが楽しいですよね。

このためには、
「自分の時間をコントロールすること」でしか達成できません。

は?アホか?って感じですよね。w
でもそうなんです。

自分の時間は、案外社長とかマネージャーとかじゃなくても、
保護できるものです。

でないでいいと感じた会議はでない。
アジェンダを用意してさっさと終わらせる。
重要で緊急なものがでてきたら、謝りながらリスケさせてもらう。
最重要な仕事関連に7割以上の時間を割くと決める。

これを、多少嫌われたとしても、
遠慮せずに、やるしかないのです。

自分の時間は、誰のものでもなく、自分のものです。

大切に、大切に使いましょう。

多くの人は、チャットで済むことをわざわざ会議室を探してmtgを設定して来る人が多いです。

これで何人もの時間を奪っているのでしょうか?

こういう人は僕は許せません。

僕の時間を、移動時間や会議時間に加え、脳内シェアを奪い集中力が復活するまでの時間を奪っていっているのです。

時給払ってほしいもんです。

本当に許せません。

少なくとも、自分が設定する会議の目的をしっかり定義し、
人の時間を奪っているという罪の意識を持って設定しましょう。

これをするだけで自分の時間のコントロールはかなり効くようになります。

達成感

長くなりましたが、最後です。
最後なので、端的に書きます。

成果が出ないと仕事は面白くないです。

マネージャーは、成果を出させましょう。
そして、成果が出なさそうなことに人を適当に巻き込むのはやめましょう。
これをやれば必ず成果が出る!ところまで考え尽くし、その成果の機会を部下に提供しましょう。

任される人は、本当にこれで成果が出るのか?を、
常に疑って仕事をしましょう。

頼りないマネージャーがいたら、遠慮せずに議論しましょう。
ビジョンのない仕事に付き合う必要はありません。

この達成感(成果)がないと、
上記の3つは空虚と化し、机上の空論で終わるのです。

この成果を出させるということに真摯に向き合う責任があります。
マネージャー陣も役員も、とにかくここに集中しましょう。

まとめ


楽しい=(持論の理想+自分の決断+時間コントロール)✕ 達成感
   = {(歴史に精通する+持論での逆算)+(自分の責任領域を持つ+信頼残高貯金)+時間コントロール}✕ 達成感

皆さんはどこが足りてませんか?
仕事を楽しめてますか?
せっかくなら、楽しめなきゃ意味ない!!

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