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「エースになる」  前に進めた1年

2024年4月に公開したBマガEP37では
アイシンウィングスに所属する
野口さくら選手にフォーカスしました🎥

「彼女に話を聞きたい」

そう思ったキッカケは2月のOQTのこと。

国際大会の代表デビューとなったカナダ戦、
彼女の出場はわずか「34秒」でした。

パリ五輪出場の歓喜に沸くミックスゾーンで、
少しだけメディアの目を避けるように
その場を通り過ぎようとした彼女を呼び止め、
「デビュー戦の感想」を聞きました。

限られた時間の中ですし
他の活躍した選手に聞く選択肢もありましたが、
OQT初戦のスペイン戦前にも
デビューへの想いを聞いていただけに
「34秒というデビューを
　経験した今だからこそ彼女に聞かないと」。

もはや反射で声をかけました。

恐らく、
あの瞬間は誰とも話をしたくないほど
「悔しさ」が込み上げていたはずです。

それでも、
野口選手は少しも嫌な顔することなく
素直な内側の気持ちを
振り絞るように語ってくれました。

その時に聞けた質問は2つだけ。

彼女の本心を届けるにあたって
軽い伝達になってしまうのが嫌だったので、
「少し時間が経ってからまた改めて聞こう」

ハンガリーの地で追加取材することを決めました。

🖊️

それから1ヶ月後、
リーグ戦の最終戦を4日後に控える中、
アイシンの練習場を訪ねました。

野口選手も
「OQTで話しかけてきた奴の存在」は
少しばかり覚えていてくれたようで、
あの場を共有した者同士という共通項も手伝って
代表合宿で得たものから
OQTでベンチが続くなか考えていた事まで
色々と話を聞くことができました。

すると分かってきたのは
あのOQTも
新天地で再出発を切った今シーズンも、
彼女にとっては
「前に進むための大きな一歩だった」ということ。

それが今回のタイトルにも込めた
「前に進めた1年」というワードです。

今季を振り返る意味でも見てほしいですし、
これからの彼女の成長を楽しむ上でも見てほしい、
そんな特集になっていると思います。

🖊️

そして！

練習場で聞いた
編集前のNocutインタビューには
Bマガ本編で紹介しきれなかった言葉も
実はたくさん入っています。

というわけでこの記事は余すとこなく
野口選手を知りたい方にオススメです💁‍♀️

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何年後かにこの記事が
皆さんにとって貴重な"お宝"となる事を願って
引き続き、取材を続けたいと思います。

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