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熱海を観光した娘が号泣してしまった理由。これでいいのか、熱海市?

先日、うちの高校生の娘が友達と卒業旅行で、熱海市に遊びに行きました。

バイトを頑張って旅費を稼いで、何日も前から楽しみにしていた娘。
しかし、夜になって地元の最寄りの駅に車で迎えに行くと、号泣している娘がいました。

店はどこも休業中。何のお知らせも無い。態度が悪い店員

娘は旅行で失敗したくないタイプ。
なので予めネットで定休日と営業時間、口コミなどを、しっかり調べていました。(インスタでも最新の情報を確認した)

妻の協力もあり、「これなら無理なく熱海を楽しめるだろう」というスケジュールが完成したようでしたが・・・

しかし行ってみたらどこの店も休業中で、すぐにスケジュールが崩壊。
観光に行った日は平日ではありますが、それを差し引いてもとにかく営業している店が無いとの事。

他の観光客も途方に暮れていたそうです。

娘と友達は仕方なく店を探しまわって、ようやく見付けた営業中の喫茶店では、店に入るなり「今休憩時間だから」と言われ追い返されたらしいのです。

「営業中」という札は、娘達を追い返したのちにひっくり返され「休憩中」にされたようで・・・(たまたま札を返すのを忘れてた可能性もあるが)

臨時休業の可能性も考えて「ここら辺に行けば、絶対どこかはやっている」という事も娘達は予め考えていたそうですが、とにかくどの店も休業中。
娘と友達は、熱海に行ってもやる事がなく途方に暮れてしまったそうです。

コロナもあったし事情があるのだろうけど、何で休業をお知らせしない?

熱海市には色々な事情があると思います。コロナもあったし外国人観光客の恩恵も殆ど無い、個人事業者の高齢化など。

辛く大変な事情もあるんだろうけど、それでもやっぱり娘達のように遠方から来る観光客も大勢いるわけで・・・。

最低限、どの日が休みなのかを知らせて欲しいんですね。全部の店が閉業した訳ではないのなら。

店主の高齢化でホームページやグーグルマップの情報を変更できない可能性もありますが、それだったら熱海市、観光協会、商工会、などがホームページやSNSなどで、観光客に知らせるべきではないでしょうか?

熱海市の平日シャッター街を知らせると、観光客が来なくなる?

それをやらないという事は、平日に観光客が来なくなるのを恐れているのでしょうか?

確かに、熱海の平日シャッター街を観光客に知らせなければ、熱海市の観光業の延命にはなるでしょう。

でもそれでいいのでしょうか?

平日の観光客は切り捨てていいのでしょうか? それって自分達の首絞めている事にならないでしょうか?

昔ながらの観光地、温泉街は平日には行かない方がいい?

この記事を書いている私も自営業。つらい事情もある程度は分かります。

繰り返しますが、色んな大変な事情があるのでしょう。

でもそれでも「お客さんを大事にする」というシンプルな考えは、とても大事だと思います。

平日しか休めない人もいるわけですし、最低限休業のお知らせや、平日の熱海市の状態は旅行客に知らせてもらえると、ありがたいのですが・・・。

娘達のような悲しい目に合う人が、今後増えないように祈るばかりです。


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