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ジャズピアノ初心者は、12keyの練習を必ずやるべきなのか?


 こんにちは。ほいさです。

 今回はジャズピアノの練習について、私が思っている事を書きたいと思います。

「ジャズ初心者は、12keyの練習をやりましょう!」

 とよく言われます。
 まぁこれは正しいです。ど正論ですよね。

 でも、12keyの練習って挫折する初心者さんも多いのではないでしょうか?

「自分、そんな苦行の様なこと出来ないっす!」

 と思った人もいるでしょう。私もその1人です。


 なので12keyの練習に抵抗ある人は、最初やらなくていいと思うんですね。

(マイナーkeyも含めると24keyですし。)

 こう書くと、ジャズ警察の人に批判を喰らうかもですが・・・。


 でも、成功していく過程なんて人それぞれ違います。

 Aという方法で成功した人もいれば、B、C、という方法でしか成功出来ない人もいます。

 でも「ジャズはAという方法でやるべきだ!」っていう人がいます。まぁ過去の私もそうでした。恥ずかしい・・・。

 いわゆる「成功者バイアス」ってやつですね。

 でも、ジャズピアノを始める人は色んな人がいます。

・クラシックをやってた人
・ロックをやってた人
・他の楽器をやってた人
・楽器にさわった事すらない人
・理論的なのが理解しやすい人
・抽象的なのが理解しやすい人
・学生
・ご年配の人

 なので、その人に合った練習方法ってあると思うんですよね。

初心者さんは当分の間、1つのkeyだけ練習しよう!


 私が思うに、初心者さんは当分は1つのkeyだけ練習した方がいいと思います。

 12keyの練習って、それを実際の曲で活かせないとすごく勿体ないからです。

(勿論やらないよりいいし、後々かなり役には立ちますが)

 例えば、練習で「枯葉」だけやっているという人は、B♭メジャースケールしか、実際の曲で練習出来ていないという事になります。

  なので「枯葉」の練習しているのであれば、B♭メジャースケールだけ練習でいいと思うんですね。最初は。あくまで最初はですよ。

(Gmスケールも使いますが、並行調なのでB♭メジャースケールと同じ)


 そして、次に「酒とバラの日々」に挑戦しようと思ったら、曲で使う新しいスケールを1~2つ覚える。

 ・・・というやり方が、一番ハードルが低いように思えます。

 実際の曲で練習した方が、楽しいですし実践的ですからね。


ジャズピアノ・ガチ勢は、12keyの練習をしましょう。


 とは言っても、ご紹介した方法はあくまで1つの例です。

 人によっては、最初に12keyの練習をした方が効率がいい場合もあります。

 例えばピアノ経験ある人で、あらゆるスタンダード曲のアドリブをすぐに出来るようになりたい、みたいな人ですね。

 それでいて、12keyの練習が苦にならない場合なら、お勧めです。

 まぁ12keyの練習は、ゆくゆくは避けては通れない練習なので、最初からやってしまうのは、やはり正解と言えば正解なので。

 ではまた!

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