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掲げ、示す


こんにちは、こんばんは。

趣味であるサウナにハマり過ぎています。以前までは週1だったのに、最近では週2-3、しかも遠方まで足を運ぶようになってしまいました。完全に趣味活です。


以前まではスーパー銭湯をメインで回っていたのですが、今はホテルにくっついているスパのサウナを開拓しています。値段はちょっとお高めですが、サウナの質と水風呂の温度が絶妙なんですよね。。。


今年のホームはユーラシア舞浜です。どこかでサウナについてnoteでも書こうかと思ってます。興味があったら見てください🧖


組織の目標・目的って何?



「私たちは○○という目標・目的を持って活動しています」


組織が指針を示す時に、ここを目指していきます!という意思表明で目標・目的という言葉が使われます。


先日、スポーツドクターであり執筆活動も行っている辻秀一先生のお話を聞く機会がありました。


辻先生のお話では、目標は外側にあるものだとおっしゃっていました。勝負に勝つ、数字をあげるなど目に見えて達成したと言える事。


対して目的は、目標を達成できる、できないに関わらず取り組み続ける事によって自分自身の中で満足感、充足感を得られるものをいうこと、だという認識を私は持ちました。


そこで私も、自分自身を見つめ直すべく、目標・目的は何だろうかと考えました。その結果、

「目標」
・Jリーグでプレーする


「目的」
・サッカーを上手くなる

・応援してくださる方々に大きな舞台でプレーする姿を見せる


という表現になりました。


ただ、サッカーに関わらず、チームスポーツは単純なものではなく、個人での目標・目的だけで完結するようなスポーツではありません。組織に所属し、他の選手と共にチームの目標・目的を達成するために活動します。


個人としてどれだけ壮大な目標、明確な目的を持っていたとしても、同じ組織の人間の目標・目的と方向性が異なれば組織として大きな力を発揮することはありません。


つまり、組織は目標を掲げて活動する。だけでなく組織としての目的があって、その組織で活動する個々人にも目的があります。更に個々人の目的の方向性が重なれば良い組織、と言えるかもしれません。


個人の目標・目的はその後に付随すると言えます。


現在、私が所属している組織の目標はJFL昇格です。


では、目的は??


「地域のジュニアを原点として世界で活躍できる選手を育成し、周辺地域市民が成長を見守りながら応援できる、地域に愛されるチームを目指す」


・市民に愛される地域総合型クラブとして地域に貢献します。

・ジュニアサッカーを原点に、世界で通用する選手を育成します。

・驚きと感動を与えるワクワクするサッカーを実践します。
(https://briobecca.jp/club/vision/)

上記がクラブが目指すビジョン(目的)になります。


ここで問題なのが、プレーする私たち選手・フロント・スタッフが内容を理解し、活動することが出来ているか、ということです。

掲げる目的の文言自体を理解することも大事ですが、それを通して私たちが何を成し遂げたいのか?と問うことで自ずと成すべき事は明確になります。


地域複合型クラブを目指すためには?

市民に愛されるチームになるためには?

驚きと感動を与えるサッカーを実践するには?


自分が目指している目標・目的について今一度考え、理解する事で見える景色が変わってくるかも知れません。


そして属している組織の目的とは何なのかを今一度認識するべきです。そうすることで、社会人なら脳裏に浮かべたことがあるであろう「私たちは何のために働いているのか?」の答えの末端が見えるきっかけになるでしょう。


ってとこで締めようと思ったのですが、書いてて思った事があったのでちょっと追記。



余談


目標。小さくなってしまったなぁと。


個人の目標・目的の話の時に、ふと昔自分を思い出した。


「日本代表になること!」



確か10歳の時の、2分の1成人式で将来の夢を書こうみたいなコーナーがあった。



小学校の卒業論文にも、同じことが書いてあった。


いつからだろう。将来の夢が日本代表からプロサッカー選手になる事に変わったのは。



一見、言い回しが変わっただけでニュアンスとしては変わってないように見えるけれど、自分の中では大きく違っている。



自分の中で何歳までにこうなりたい!みたいな設定をクリア出来ていないから段々と目標が変わってきてしまっているんだと思う。


U12:小学生で都大会に出る。

U15:中学生でクラブユース全国大会出場する。

U18:高校生で選手権で埼玉スタジアムでプレーし、優秀選手に選ばれる。


U22:大学生でインカレ出場、大学選抜に選ばれる。


多くのプロサッカー選手になった人間のプロセスを見て、この時期にこれを達成出来ていれば最低ラインには載れるはずだと考え、目指してきた。


結果、何一つとして達成する事は出来なかった。


そりゃ運とタイミングもあるし、プロになった人間が全て同じルートを辿っている訳ではない。


けど、自分で課したハードルさえ乗り越えていけないような人間に、何億何千万人が夢見ているステージに辿り着くことは出来るだろうか。


っていう考えすぎな自分もいる。


ただ、だからと言って足を止めるつもりはないし自分の目標を恥じ、口に出さず、心の内に留めて置いてしまってはとても勿体無い。


目標を口に出せなくなった時点でフットボーラーとしての私は死んだ同然である。


「将来の夢は?」



誰に聞かれようとも「プロサッカー選手です」
と答えてきた。



精神論ではないけれど、目標は常に口に出せるくらいでないと達成出来ないし、意識し続け発信することが目標に近づく近道であると信じてる。


志しは高く。同志に失礼だしね。




それでは、また。

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