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母の風邪と『てのひらモッチ』

妹から昼頃電話がありました。

なんでも午前中母から妹に電話があり、
「風邪気味だから、今日は洗い物を取りに来なくていいと歩に伝えて」
と言われたそうです。

午前中は私に電話をしたらだめ(起きるのが遅いから)、
と妹に言われていることを、母は律儀に守っています(^_^;)

他のことは忘れるのに、これは不思議と忘れないようですね。

ちょうどいいタイミングだったので、母の外出計画を妹に伝えました。
ただ、母が風邪気味なので、できるかどうか怪しいところです。


すると14時頃、母から電話がかかってきました。
「妹から(風邪のこと)聞いた?」
「うん、聞いたよ。熱はどれくらいあるの?」
「えっと・・・39度?37度9?」
「お母さん、39度もあるときつくて動けないわよ」
「あ、じゃあ37度9分かな」

確かにちょっと熱があるようです。

「スタッフさんには言ったの?」
「もちろん言ったわよ。コロナの検査もしてくれて陰性だって」

喉も痛いと言っていたので感染も考えたのですが、ほっとしました。
さっと対応していただけるので本当にありがたいです。


その後母はエアコンのことをあれこれしゃべっていましたが、
やがて
「何日か前から、エアコンの温度を上げてもあまり暖かくないの」
と言い出しました。

どうやらそれが風邪の原因のようです。
考えてみたら、寒がりの両親は石油ストーブをずっと使っていました。

「分かった、お母さん。あのね、暖かい空気は上にいくから、
 天井のところが一番暖かくなっているの。
 だからベッドのところはあまり暖かくないんだと思うよ。
 あとでサーキュレーター買っていくから。
 それで部屋の空気をかき混ぜたらいいと思うよ」
「あら、そうなのねえ」
「エアコンに向かってサーキュレーターを置くといいんだけど、
 どこか置ける?」
「あ、ちょっと待って・・・」

どうやらスタッフさんがちょうど来られたみたいで、
母はその方にサーキュレーターの置き場所を相談しているようでした。

「あのね、今、ちょうど来られたから聞いてみたの。
 置くところが決まったわ」
「そりゃあ、良かったね。後で買っていくね」

電話を切った後、コンセントが気になったので再び電話をしました。

「お母さん、聞き忘れたけど、コンセントさすところはある?」
「ああ、それはあるわ」
「延長コードはいらない?」
「それも大丈夫よ」

サーキュレーターだけ買っていけば大丈夫のようです。

母と相談して、月曜日に叔母のところへ行くかどうかは
明日の様子を見て判断することにしました。


それから準備をしてケーズデンキへ。
お店の人に聞いて、上下左右動いて掃除が簡単な物を教えてもらいました。

いくつかありましたが、とにかく操作が分かりやすいものでないと
母は使えません。
そこで、ボタンに「電源」など文字が書いてあるタイプにしました。

これだとたぶん・・・大丈夫でしょう・・・。

施設の方になるべく手数をかけたくないので、
車の中で箱から引っ張り出しました。

母は来なくていいと言ったけれど、結局、
洗濯物とサーキュレーターを抱えて施設へ・・・(^_^;)

スタッフさんに事情を話し、サーキュレーターを適当な場所に
置いていただくようお願いしました。


帰ろうとしたところ、別のスタッフさんに呼び止められました。

先日母から、友だちが持っているものと同じような
握力をつけるためにニギニギするものが欲しいと頼まれたので、
どのようなものかお聞きしていたのです。
早速それを聞いて下さったようでした。

名前は『てのひらモッチ』というもので、
『りぶはあと』というところが作っているようです。

Amazonで調べたところ、いろいろありました。
めっちゃかわいい!!

どれにするか悩みますが、母からはもう一人のお友達の分も欲しいと
言われているので、いくつか購入しようと思います。


それにしても・・・
母の風邪がよくなって5日に外出できればいいのですが・・・。

だめなときは、叔母たちには申し訳ないけれど、
また別の日にずらしてもらおうと思います。

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