【バーチャルLT】NETFLIXの最強人事戦略~自由と責任の文化を築く~を読みました【VTuber】

NETFLIXの最強人事戦略という本を読んだ感想です。
タイトルの通り自由と責任を各社員に与えることによって、各自の能力を最大限に引き出すという戦略がどのような過程で生まれ、実践されていったのかが分かりました。

チャンネル登録してもらえると、その度にニヤリと喜びます。
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以下、台本

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これ読み終わったのが二か月前ぐらいなので、メモを頼りに感想を書いています。
内容を忘れないように、するための読書感想動画なのに、本末転倒感ありますがせっかく読んだのでやっていきましょう。
NETFLIXのちょっと変わった人事制度がなぜ生まれたのかという本です。
おきて破りと言われるような人事制度にもきちんとした根拠があり、理由があるという話です。

この本を買ったきっかけですが…
買ったきっかけというか、ちょっと間違って買ったんですよねこれ。
似たような表紙とタイトルの方を買おうと思ったんですけど、ぼんやりしすぎですね。

力を存分に発揮できる環境を整えるのが、会社の務めだ。
これは性善説じゃないけど、社員を管理するのではなく各自の能力を存分に発揮できる状態をつくるのが大事ということだと理解しました。
社員もセルフマネジメントができるようなハイレベルなことが前提だけれども、非常に合理的ですね。

インセンティブによる動機付けは今の時代にはそぐわなくなっている
何か目標を達成したらインセンティブを与えるというのは、なぜその会社を選び、働いているのかというのを考えるとちょっと違うよねという話。
自分の意志において会社への貢献、難しい課題を自分の技術力によって解決することの達成感が本来のモチベーションなのでそれで十分ということらしいです。
今、私が勤めている会社はインセンティブによる動機付けが上手いなぁと思ってたんだけど、
確かにどこかで自分ごとじゃないような、何かに操られてるような気がしているのも事実なんですよね。

従業員に会社の経営状況を教える
経営状況はMBA保持者が扱うもので、いち従業員にはわからないから話してもしょうがいない。
でも、社員全員が経営状態を知るということは非常に重要という話。
普通の社員にも経営状況を知りたい人はいるし、活用できる人もいる。
組織変更とか、サービスの方向転換もしやすくなるのでメリットはありそうだと思いました。

人への批判はその人に言う
確かに他人の不平不満を上司に言うことがあるけど、本人に言ったほうが早いですよね。
伝え方はよく考えないといけないとは思いますが。

スタートストップコンティニュー
誰か一人の同僚に始めてほしいこと、やめてほしいこと、素晴らしいので続けてほしいことをひとつずつあげるというもの
KPTを毎週やってるんですけれども、結構形骸化というか本来の効果を生んでないような気もしていて
ちょっと変化をつけるためにやってみるのもいいかなぁと思いました

透明性、オープンな共有
問題に対して率直な意見を言う。それを握りつぶさない。
またオープンな共有は歴史の書き換えを難しくするという話。
プライベートのslackチャンネルは良くないと力説する人がいて、
どっちでもええやんと思ってたんだけど、確かにこの観点から見ると明らかにプライベートチャンネルは良くないとおもえます。

スポーツチームを手本にしよう
常に年俸契約のように自分の価値を意識しようという話。
自身の市場価値を高めるようなキャリアを歩もうということなんですかね。
いつまでも会社に合わない社員に在籍してもらうよりは、素直に伝えて次のキャリアにすぐ進んでもらった方がそれが互いの利益になる。
優秀な人を採用するからこそ成り立つやり方だと思います。

NETFLIXの冷たくて変わってる人事政策はよくよく話を聞くと合理的で、いくつもの前提がクリアされた時に限りなく効率的になる、考え抜かれたやり方だと感じました。
これをそのまんま真似するのは無駄だと思うんですが、冒頭にもある通り何回も試してよく議論して、より良くしていく当たり前の営みは、このような競争力を生むのだなぁと感じました。

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