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CEOアシスタントという仕事

こんにちは。株式会社コルクでCEOアシスタントをしている武田です。

今日は私の名刺の肩書きに記されている「CEOアシスタント」について書こうと思います。

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コルクには2017年10月からジョインしました。

以前は外資系の美容メーカーのマーケティングの部署でヘアケア製品を担当し、日々髪の毛のことやヘアサロンのことばかり考えていました。    (今でも美容業界は大好きです)

コルクにジョインした経緯はまた別の機会に詳しく書きたいと思うのですが、

当初は業種も職種も違う中色々戸惑うこともありつつ、

今はかなりコルクのカルチャーに馴染んでます(笑)。

しかし、以前は自分の職種の説明として「美容メーカーでマーケティング」と言えば良かったものの(*マーケティングも結構広義だとは思いますが・・)、転職してからは「CEOアシスタント」というドラスティックな変わりぶりに友人や前職の人から「CEOアシスタントって何しているの?」「秘書だよね?」と聞かれることも多く、自分の中での整理の意味も含めて、noteにまとめようと思った次第です。


1. コルクにおける「CEOアシスタント」は広義!


コルクのCEOは佐渡島庸平と言います。

私の仕事の大部分は、「佐渡島のパフォーマンスを最大化する」ことに集約されます。

佐渡島はコルクの代表取締役社長という経営者でもあり、編集者でもあります。

そのパフォーマンスを最大化すると同時に、

コルクの「経営企画室」所属として、

コルクの組織づくりや人づくり、カルチャーづくりにも関わっています。

これを%で分類してみると、

・秘書業務 / 40%

・編集サポート業務 / 30%

・経営企画室業務 / 30%

大体このような割合になります。
(*2018年7月現在)

以下にそれぞれの業務内容を書いていきたいと思います。


2. 秘書業務 

秘書業務は主に以下の仕事があります。

・スケジュールマネジメント
・取材 / 登壇の対応、原稿の校正
・会食手配
・出張時のオペレーション手配(宿、チケット、車など)

日々一番時間を割くのが、佐渡島のスケジュールマネジメントになります。

佐渡島は朝から晩まで予定がギッシリ、いつも大体再来月くらいまでは埋まっています。その中でそれぞれのトピックに最適なタイミング、外出や社内、移動のオペレーション等考えつつ、お客様とやりとりしたり、社内メンバーと調整します。ダブルブッキングや、場所や時間の齟齬がないように確認する、丁寧さを要する作業です。

ほぼ毎日会食が入っているため、こちらがお店を予約する場合は、お店の予約を行います。また、必要に応じて、先方に場所のご連絡を差し上げます。

急用や出張・研修が差し込まれることもあるので、その場合は調整をし直し、チケットやホテルの手配を行います。

また、ありがたいことに、色々な対談やイベント登壇、インタビューのオファーをいただきますので、その対応や原稿の校正もやります。


時々、面白い秘書業務もあります。

人間ドックの予約をした時、検便や痰の吐き方の説明をしたり、

先日は前職の強みを生かして、オススメのヘアサロンを紹介・予約、

Newヘアになった佐渡島自身のヘアスタイリングもしました(笑)。

また、佐渡島は「サディ文字」(*勝手に命名)と呼ばれる、かなり独特な文字を書くので、赤字やメモの解析に時間を要する場合もあります。

一例です。お答えはTwitterで待っています(笑)。


3. 編集サポート業務 

次に割合の大きい、編集サポート業務です。

「サポート」と言っても、佐渡島の手伝いというよりは、編集業務を役割分担して、自分の業務範囲のものに関しては、サポートではなく、しっかりとオーナーシップを持って進めている、という点です。

大きい役割分担は、以下のような形です。

作品づくり・戦略 →Sady
コミュニティ運営・マネジメント関係→武田

もちろん、戦略はクリエイターによって違うので、それぞれのフェーズによってコミュニティの優先順位やマネジメントの内容も変わってきます。

例えば、歴史小説家の伊東潤さんでは、現在ファンコミュニティをしっかり作っていこうとしているので、コルクラボのPJTメンバーとも一緒に、定期的な読書会の開催や、メルマガの配信、HPの定期的な更新作業を私の方で担っています。

漫画家の羽賀翔一さんでは、『漫画 君たちはどう生きるか』の出版社であるマガジンハウスさんと一緒に、『君たち〜』のプロモーションプランとして講演・取材のやりとりをしたり、個別にいただいた取材や登壇オファーの対応を中心に行っています。

一方で、Sadyは伊東さんや羽賀さんに対する作品づくりや、もう少し長いスパンでの戦略づくりに関わっています。

私も色々なコンテンツが大好きで、コルクに入って来ているので、直接作家とコミュニケーションが取れる、というのはとてもやりがいがあります。


4. 経営企画室業務

コルクには「経営企画室」があり、現在3名でそれぞれ様々な役割を担っています。主に以下のことをやっています。

人づくり:人事・採用 / トレーニング / ストレスチェック のマネジメントなど
組織づくり:経営戦略 / ファイナンス  など
カルチャーづくり:コルクの文化の型づくり

色々な部分に少しずつ関わっているのですが、

私の現在の役割としては「カルチャーづくり」の型化、の割合が大きいです。

コルクはまだまだ成長過程にある会社なので、

私を含めたコルクメンバーがそれぞれやっていることがまだ暗黙知のままで動いている部分があります。

それを形式知にして、外の人たちに説明しやすくなるように、また、会社のナレッジとしてそれをしっかりと言語化してためていけるようにする、そしてそれがいずれ「コルクカルチャー」として認識されていく、ということをやりたいと思っています。

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以前は、自分のキャリアを育てていく上で、一貫した柱のようなものがあったほうが良い気がしていたので、「美容業界」や「マーケティング」という業種や職種にばかり目が行っていましたが、

思い切って外の世界に出てみることで、もう少し自分の根っこの得意・強みの部分(マルチタスク処理力や、マネジメント力など)に気づくことができました。

今後またコルクが成長していく中で、私の仕事内容やそれぞれの割合もアップデートされていくと思いますが、根っこの部分が自分の中ではっきりとわかっていると、それは不安ではなく、新しいチャレンジとしてワクワクに変わるのです。











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