どこまでも行けることに気づいた
コルクに転職して一年が経ちました。
もう一年。まだ一年?
一年前の今頃の私は不安でいっぱいでした。
何せ十何年ぶりの転職で、初体験の職種で。
子どもの関係で時間の制約もある。
そして、前職や前職の業界にも沢山の愛情があり、
色々な方に送別してもらったり、残念がってもらう中で、
「自分の選択は本当にこれで良かったのだろうか?」
と、久しぶりの大きな決断をした後で、
心はとても揺れていました。
でも、一年経って、今、私はあの頃の私に言ってあげたい。
「あなたの決断は間違っていなかったよ」と。
人生の岐路に正解はなくて、どっちに行ってもきっと私は私で生きていた。楽しく日々を過ごしていた。
でもより私が好きな私になる(byコルクラボ)ために、選択したこの道は、私に色々な学びや自信を与えてくれた。
特に、私は自己評価がとても低く、いつも自分に自信がなかったのですが、この転職が、自分の自信に繋がる大きなアクションになりました。
忘れないように、一年後、数年後の自分に向けてここに書いておこうと思います。
1. 「好きなこと」を「好き」と言っていい自信
コルクには自分の好きなことをさらけだせる環境がある。
そしてそれを受け止めて一緒に楽しめる仲間がいる。
それだけで、会社という場所がこんなに居心地の良いものになるとは思いませんでした。
コルクでは、例えば好きなものの数がヨコ、その知識の深さがタテだとすると、ヨコ×タテの面積が一番大きい人こそ尊敬されます。
どんなジャンルでも、皆、その面積を競って話します(笑)。
そして受け止めます。
ちなみに私は前職の関係もあってしょっちゅう髪を赤だの青だのと変えているのですが、それすらも皆「今回は何色?」と楽しんでくれました。
ON / OFFの区別なく、好きなものは好き、と言えるようになりました。
2. 「自分が納得する仕事をしている」という自信
前職は、グローバル展開をしている外資系美容メーカーにいました。
数千万のバジェットの仕事を回すスケール感や、美容業界、美容師さんとお仕事をすることは好きだしやりがいもありましたが、
グローバルレベルでブランディングをするということは、規模感のメリットに対し、ローカライズの限界があるという課題がありました。
例えば一つの製品ローンチに対し、「んー、ここ、もう少し日本のニーズに合わせてこうしたいんだけど・・」というアレンジが難しい、もしくは、それをするためには膨大な時間とリソースをかけなければなりません。プロモーションも然りでした。
コルクでは、アイテムやアプローチ、プロモーションなど、自分たちが本当に良いと思うもの、納得したものしか出しません。また、スタートアップならではのディシジョンの速さで、「これいいね!」となったその日〜次の日にはそれが実現している、もしくは実現するためのチームが組まれています。
私もその中で、この一年で自分の仕事と言えるものを明確にし、コルクメンバーの一人として仕事をしています。それはそのまま自分の自信に繋がっています。
3. 「自分の考えていることを言語化できる」自信
1にも繋がってくるのですが、コルクではとにかく自分の考えていることに対する「言語化」が求められます。
曖昧なことを言うとすぐに「それどういう意味?」とシャチョー( @sadycork )からジャブが飛んできます(笑)。仕事のツッコミも日々もらいます。
準備していない場合はかなり慌てます(笑)。しかし、少し間が空いても、自分が本当に思っていることをなんとか伝えます。伝えられる時もあればうまく伝えられない時もあって落ち込んだりもします。
それは、言いたいことを言わずにやり過ごす会議や、自分の気持ちに蓋をして進めるプロジェクト、クローズドな場で行うネゴシエーションよりも、余程大変で余程気持ちがスッキリするのです。
自分の意見を口に出して、否定されることは怖い。でも、コルクには、「否定=仕事ができない」と捉えるメンバーはいません。
最後に、私は基本あまりついている、という人生ではないのですが、
仕事運だけはありまして、仕事や周りに恵まれて、ここまで来てしまった感があります。
今までの職場でも人生の師と仰ぐ人や、生涯の親友に出会って来ました。
コルクメンバーとの出会いも、かけがえのないものだと思っています。
感謝とLOVE・・・!
2年目も宜しくお願いします。
2018.9 コルク合宿(館山)
*シャチョー(@sadycork)が集合写真を撮っている最中突然「じゃ、次はジャンプして撮ろう!」と言い出し、皆戸惑いながらもなんとかジャンプを表現しようとしている図。
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