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連休の街中を見て思うこと


事実から、その理由を考えるのが好きで、いつも考えている。

しかし内容はとてもくだらなく、誰もが思いつくもので、ここに書くほどのことでもないのだけど、

例えば、近所のスーパーは土日は絶対刺身の盛り合わせが高い。

「多分、手巻き寿司をする家が多いからかな」と思う。

Amazonで先日リストに入れておいた子どもの水泳帽が品切れていた。

「どこの園もプール開きしたからだな」と思うレベルのものである。

他にも沢山あるけど、本当にくだらない。


ダンナがどこかに行って帰ってきたとき、

「楽しかった?」よりも先に

「混んでた?」と必ず聞くので、いつも

「なんでそんなこと聞くの」とウンザリされる。

くだらなくても、気になるものは気になる。


今日は久しぶりに昼間雨が降らなかったので、

子どもを自転車に乗せて、じゃぶじゃぶ池(子ども用の水遊び場)のある公園まで遠征した。

街中をキョロキョロしながらサイクリングするのが好きだ。

三軒茶屋も駒澤大学も、駅前は混んでいた。

でも、以前住んでいた時から土日昼時は座れないでお馴染みの駒澤大学駅前のマックは意外に空いていた。食べながらレジの列を見ていると、並ぶタイミングもあるが、すぐにおさまる。また街中に多いヘアサロンや歯医者も空席が目立つ。

「三連休唯一雨が降らなさそうな日だから皆出かけてるんだろうな」と思う。

別に行く予定はないのに、休みの日に良くやる渋滞情報のチェックと、近場の宿の検索。今日は道路が真っ赤だったし、箱根の宿も全然空いてなかった。三連休、街の外は想像通りの混み具合だった。(あくまで想像)

そんな中、一軒、席埋まってる!と見て取れる歯医者があった。

三軒茶屋と駒澤大学の間の、決して交通の便が良いとは言えないところ。

半地下だから、店の奥まで見やすいその歯医者は周りの店たちと明らかに人口密度が違った。と同時に手前の施術の様子を見て、びっくりした。

(電動自転車で通り過ぎているのでこの間3秒くらい)



えっ・・・肩もみしてるーーー!!!!



歯医者で、肩もみしてました。

患者は、マッサージ店にある丸いクッションに頭を沈め、(なぜ歯医者にあるのか)

やや前傾姿勢になりながら、その後ろに制服を着たスタッフさん(歯科衛生士さんかは謎)が肩を強めのポーズで揉んでました。

もちろん、そこの歯医者さんは歯科治療としての評判も悪くない(むしろ良い)のでしょう。

でも、「歯の治療」だけでなく、身体の不調・ともすればリラクゼーションにまで気を配ってくれるなら、なんか自分がそこに行く意味というか、いまいち一般人にはわかりにくい(から怖い)歯医者さんに対する信頼がグンと上がる気がします。

そういう意味で言うと、ベースの処置+αの提案=あなたのQOL上げます、は今やどこでもそうだなと、今更ながら思いました。

ヘアサロンも、究極にはシンプルに「髪を切る」と言う行為だけで良いものが、カット技術・ヘアカラー・パーマなどトレンドに応じたデザイン性がプラスされ、リラクゼーションや爪やまつ毛などの末端美容も合わせて提案するようになって、その技術や提案力によって店の差別化が生まれている。

今日行った駒沢公園のじゃぶじゃぶ池も、リニューアル前と比べてすごく綺麗になって、芝生が整備され、近くにちょっとした丘っぽいものもできて「水遊び」+チルアウトな空間に。じゃぶじゃぶ池で水遊びするような幼児は必ず大人連れでくるので、その大人達ものんびりできる場になってました。

上の二つは別に驚きませんが、歯医者で肩もみは初めて見たもので、今日一番印象に残った出来事でした。


カテゴリーの垣根がなくなって、それぞれがお客様を取り合う時代、まさに今言われている「可処分所得ではなく、可処分時間の取り合い」を実感しました。

コンテンツやエンタメを提供する側として、意識しなくてはと。


それではみなさま良い連休を・・!




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