パリマスターズDAY3

北本さんのコンビ再び。前室でサッカールヴァンカップの延期のニュースが入り北本さんとザワザワしていました。(北本さんはサッカー実況もされる方でサッカーの話題が多い)

ズベレフ v ケツマノビッチ

ズベレフの好調さが強調された試合でした。サービスも素晴らしく、ケツマノビッチも何をすれば打開できるのか?が見えない程でした。そしてリアルフェレール(コーチ)が居た事、セットを取っても拍手をしない程のストイックさを出していて、厳しいコーチなのではないかと想像してしまいました。ズベレフの連勝は続くのではないかと思います。

チョリッチ v トンプソン

ナダルの試合で最後までオンエア出来なかった試合ですが、続きを観ていました。
トンプソンのフォアハンドではスピン、バックハンドはフラット系でのスピン量のコントロールで嫌らしさを出しながらセカンドセットからの逆転劇は素晴らしかったです。

一方のチョリッチはネットにアプローチするものの、トンプソンを追い込まずにネットに出てパスの逆襲を食らうシーンが何度もあり、速い攻めを目指しているのは理解できるのですが試合の流れを変えてしまう危うさがありました。
フォアハンドを中心にプレーを組み立てており、プレースタイルを変更中ですが、同じペースになってしまいがちで、バックハンドのスライスを使う場面が少なく、トンプソンに有利に働いたのではないかと感じます。
データでは試合中におけるバックハンドのスピン/スライスの割合は
トンプソン80%/20%に対して、チョリッチは92%/8%と差が出ました。

今日トンプソンはキャリア勝利数1000を達成したナダルとの対戦。
バックハンドのカウンターがナダルにどう機能するのかがポイントになると思います。

今日も遅い時間の担当です。是非GAORAにてご覧下さい!

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