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オオゼキ体験記-実際オオゼキってどうなんだ!?-


数ヶ月前からnote界隈の知人から「オオゼキ記事読んだ?」とか「オオゼキ知ってる?」という言葉を耳にするようになりました。最初は「オオゼキ」が何を意味する言葉なのか分からず、新しい経営言葉でも出てきたのかくらいに思っていました。

でもオオゼキがスーパーマーケットを意味すると知った瞬間から、自分の行ってみたい場所ランキングに堂々入ってきました。なぜなら僕はスペキュラティブデザイナーであり建築家でもあり、そして主夫でもあるからです。

買い物は週に4,5回。土日は上の子を連れて買い物に行きます。普段はTOKYU STOREかマルエツでお買い物をしながら成城石井を指を加えながら見ている感じ(笑)。

そんな僕が話題のスーパーマーケットを無視するわけがない。ということでこんなツイートをしてみると、色々な方々から反応がありました。

オオゼキようこさん?そしてついにオオゼキようこさんからも

オオゼキを世に広めたオオゼキようこさんこと、まつしまようこさんとやりとりすることができました。

オオゼキは皆さんご存知の通り、まつしまようこさんのオオゼキへの熱い愛ある記事からnote界隈で話題となりました。

もうすでにオオゼキと共にオオゼキようこさんにはたくさんのファン層がいてとても驚き、オオゼキもまた人気スーパーマーケットとしての地位を確立しようとしていると感じました。

だったら自分の目で確認してみるしかない!!

2019年6月28日金曜日の夜、僕は満を持して妻にこう言いました。

「オオゼキに行きたい」

すると妻と子どもが「私たちも行く!」とまるで戦場で一緒に戦う同士のような会話が成され(笑)、早速土曜日に行ってみることにしました。


オオゼキの場所


まずオオゼキのどの店舗に行くか決めることにしました。僕は世田谷区に住んでいるので上野毛店か野沢店に行ければと考えていたのですが、オオゼキようこさんとのツイッターでのやりとりでやはり上町店にも行ってみたい気持ちが強くなりました。すると妻から「午前中は上野毛店にみんなで行って、午後は一人で上町店に行くのはどう?もし記事を書くことになりそうなら一人で見たいでしょ?」と神のようなお言葉をいただき、そうさせてもらうことにしました。

世田谷区の店舗地図を調べてみると

こんな感じで店舗が配置されていました。この地図を見た時、あることが気になりました。

それは世田谷区に限ったことかもしれませんが、オオゼキは大きな駅から1駅から数駅離れた駅に配置されているということ。さらに閑静な住宅街と言われる場所にあること。そこで大きな駅をプロットしてみました。

上野毛店は二子玉川駅から1駅。上町店も三軒茶屋駅から数駅で行けます。尾山台店も自由が丘から2駅など、土地の値段などが高くTOKYU STOREや百貨店が集まる大きな駅周辺ではなく、大きな駅から少し離れた駅にあります。

そして歩いてすぐに行ける、駅から比較的近い場所にあることも特徴的でした。

しかし、大きな駅から少し離れたと言っても、オオゼキがある場所はまさに閑静な住宅街に存在します。だから質を落とせばお客様は近くの大きな駅に入っているTOKYU STOREや百貨店に行ってしまう恐れもあります。だから質も担保しなければ生存競争に勝っていくことはできないと感じました。

土地の価格が高過ぎず、強豪他者とは違う場所を選択することが、オオゼキようこさんの記事にもある「質が良いのに比較的安い物がある」という状態を可能にしているのかなと地図から感じ取りました。

でもこれも机上の空論です。では実際に行ってみましょう。


オオゼキようこさんの記事の通りのことが起こっていた


まず行ってみたのがオオゼキ上野毛店。

オオゼキようこさん曰く、オオゼキに行く時のドレスコードは赤色だということで、僕は赤い靴、子どもは赤(ピンク)?のレインコートを着ていきました(笑)

上野毛駅を出て2分も歩くとさりげなく見えてくるオオゼキの看板。妻が「あ!あったよ!」と教えてくれ、頭をあげるとそこにはオオゼキの文字が。

看板だけ見ると旧来のスーパーマーケットのように感じますが、全貌が見えた瞬間に感じたことは、看板建築としても格好良い...。僕は普段建築やデザインのお仕事をしているのですが、オオゼキは建築デザインに関してもこだわりを持っているのではないかと感じました。

さて、ここからはオオゼキ店舗内部の写真をみなさんにご紹介したいところなのですが、撮影許可を取っていなかったこと、そしてここでネタバレさせるよりもみなさんに実際に行ってもらいたいと思い、ほとんど内部の写真は掲載しません。最後以外購入した商品だけ掲載いたします。

まず僕を出迎えたのはトマト軍団でした。オオゼキようこさんの記事もあったトマト。オオゼキはトマトにこだわりを持つと言っても過言ではないほどトマトの種類が多く、そして安い。ミニトマトから大きめのトマトまでトマトだけでも楽しめる陳列でした。さらに産地も豊富で選択肢の多さを楽しむことができました。

そして中に入るとすぐに子どもたちを喜ばせたのが、島根県産のスイカでした。なんとこの大きさで税抜き398円。この写真だけ掲載すみません。

スイカってこの1/4のサイズをカットした「カットスイカ」で250円から300円くらいするので本当に驚きました。しかも帰って食べると新鮮で甘くて美味しい。

そして次がこれもオオゼキようこさんの記事にもあった九州産の「どんぐりの恵み豚」。しゃぶしゃぶができそうなくらいの質と共になんと100g148円!分かりますか?質の高い豚肉が100g148円ですよ!本当に驚きました。家では焼きそばと味噌和え料理に変わりました。

さらにお魚の豊富さや質の良さ、値段にも驚きました。北海道産の大きなタラの切り身が2切れで319円。あぁ、良い。

僕はお酒も嗜むのですが、スーパーに置いてあるようなお酒は普通に置いてあります。さらに魔王や三岳の原酒、久保田 雪峰などスーパーではあまり目にしないお酒も置いてあり「おお!」と驚きました。

そんな中僕が買ったお酒はこれ(笑)

カットよっちゃん好きの僕を刺激したカットよっちゃん専用日本酒です(笑)しかしここで問題が!僕が見つけきれなかったのかもしれませんが、オオゼキ上野毛店にはカットよっちゃんが売っていなかったのです!!「一緒に買って」と明記されていたのですが...。どこかにあったのかな...。


さてさて...そしてこれもオオゼキようこさんの記事にもあったレジでの一時。お会計をする時、僕は上の子と手を繋ぎ、妻は下の子を抱っこ紐で抱っこしていました。するとレジスタッフの方が商品のバーコードをレジに通しながら商品を袋詰めし始めたのです!どんなスーパーであっても、大量の商品をレジに持って行った場合袋詰めはしてくれません。僕は普段保育園のお迎えの帰りなどにお買い物をして帰る時もあるのですが、5個くらい商品があるともうカゴと袋だけを渡されます。当たり前のことですが、後ろのお客様のこともあるからです。

すべて袋詰めしてくれて、本当に助かりました。関西出身の方は分かるかもしれませんが、IKARIスーパーのようなサービスでした。

この日、僕は大きめのリュックを持って行ったのですが、パンパン入れても足りず、リュックとオオゼキのビニール袋を1つ手に持って帰ることになりました。金額にして6000円ほど。買い過ぎてしまいました...。

余談ですが、上野毛店の近くにはラーメン二郎もあります(笑)


買い物が終わってから子どもたちにお昼ご飯を作るために一度家に帰り、お昼寝の寝かしつけをしてからこの日2店舗目の上町店へ。

上町店は家から少し離れた場所にあったのですが、僕の代表的note記事でもある「5分でブツ撮り記事」を手伝ってくれた香川芳樹さんが住んでいた家の近くで、打ち合わせで何度も訪れていたので、懐かしさもありながら向かいました。

上町に着くとすぐにこの看板がお出迎えしてくれます。

そしてオオゼキ上町店へ。

上町店は本当に閑静な住宅街の中にある店舗で、落ち着いた雰囲気がありました。

上野毛店よりも大きな店舗で、置かれている商品の種類も多様でした。特にオオゼキようこさんの記事にもあったお寿司にも力を入れていることがすぐに分かりました。貝類からマグロまで5貫くらいで400円など、手軽に買うこともできました。

そして上野毛店同様上町店でも感じたのが、商品の質の良さと質に対する価格の安さでした。例えばこのさつまいも。ちょっと使ってしまった写真ですがこれ1個で198円でした。

他のスーパーマーケットではこのサイズのさつまいもを見ることはあまりありませんし、198円は格安です。時には袋に入ったさつまいもは、買ったばかりなのに先にカビが生えていることもあるくらいです。

そして僕を感動させたのがこの餃子の皮でした。

米粉100%の餃子の皮です。しかも小麦粉を一切使っていない工場で作っているということで、小麦アレルギーのお子様も食べることができます。こういったさりげなく優しい配慮は本当に嬉しいことです。

上町店もお魚が豊富で、初めて見るようなお魚も売られていました。骨切りされた生のハモも初めて見ました。

500円で2尾入りのゴマサバを購入し、その日の夜ご飯にゴマサバの味噌煮込みを作りましたが、魚の臭みも全くなく身厚で本当に美味しいゴマサバでした。


さて、ここまでオオゼキ体験記を書いてきましたが、オオゼキが本当に素敵なスーパーマーケットであることが少しは伝わったかなと思います。近所にないことが本当に悔やまれます...。

もしオオゼキに行ってみたいと思った方はぜひチラシを見てから行ってみてください。

オオゼキの商品はまさに「広告の品」と書かれた商品がその日の目玉商品です。


最後に、1つだけ疑問が残りました。ここだけ店内写真を掲載します。もし問題があれば削除します。

この写真を見て何か疑問が生まれないでしょうか。そう、レジスタッフさんの前に赤い縁のある鏡が置かれているのです。ここで「これはなんですか?」と聞けば良いのに僕のコミュニケーション能力(照れ)のなさが露呈してしまいました。

個人的に考えた答えは「自分の顔を意識するため」かなと思いました。仕事に真剣になっていると怖い顔になっていることがあります。だから鏡を置いて、いつもお客様に良い顔をお見せできるように考えられているのかなと..。こんな素敵なサービス、オオゼキならやりかねませんね...。

誰か、答え合わせを楽しみにしております。


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竹鼻良文/TAKEHANAKE

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